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林業興味ゼロ → フォレスターになるまで

自己紹介記事です。
ドラマチックな人生は送っておらず、平凡に育ちました。
人となりを知っていただいた方が読者様との距離が近くなると思うので、需要はあまりないと思いますが記します。
(被る属性の方に親近感を持ってほしいので、時々詳細に記します。)

結論

先ずは結論。
林業大学生時代は興味ゼロ。
そこから林業に携わり10年目でフォレスターの資格を取得しました。
取得の大きな理由はフォレスターになることで、(客観的に)発言に一定程度の説得力があると考えたから。
フォレスターを志した理由はいくつかありますが、この理由が第一に来ます。
私は、仕事においては説得力や納得感が大切だと考えています。
説明することが多い立場上、相手に説得力を与え、納得感を持ってもらえる林業マンになるための手段の一つと考え、資格取得に至りました。
そこまでの流れをずらーっと書き記していきます。

基本情報

名       前:北川 聖司(きたがわ せいじ)
生年月日:1992年10月20日
出        身:長野県上田市
最終学歴:長野県林業大学校(33期生)
職       歴:地元森林組合(2013年4月 ~ 2024年1月)
                 株式会社 小山林産(2024年2月 ~ 現在)
保有資格:森林施業プランナー
(抜粋)    林業普及指導員・森林総合監理士
家族構成:妻・男の子2人

幼少期~林業大学校入学まで

6歳ごろから母子家庭で育ち、多くの時間を近所の祖父母の家で過ごしました。
小・中学校は野球をやっていて、高校では陸上部に所属していました。
森林との関りはじいちゃんとカブトムシ採りに行った程度。
長野県出身ということもあり、山や森が特別なものという印象はなかった。
将来の夢はなく、林業への興味関心は皆無でした。
そんな私が現在、林業に携わるきっかけとなったのは【長野県林業大学校】への入学です。

長野県林業大学校入学のきっかけと就職

先に言っておきます。
大した理由はない、本当にない。

理由は、「学費が超安かったから!」です。
県立ということもあり、基本的な学費が安いことに加え、全寮制で特別な家賃他生活費はかからず。
正直に申して将来のことは何も考えず、面接でもそれっぽいことを言って入学しました。
反省の意味を込めて、林業大学校の紹介を思い出も交えながらまたの機会に絶対します。
怒られますが在学中も林業への興味関心はそんなになかったです。
不真面目な学生でしたが、一応寮長(生徒会長的な)でした。
同期のみんな、こんな奴について来てくれたことに感謝します。
そして、林業大学校で過ごした時間・できた仲間は人生でとても大切なものであったことは、先に記しておきます。
2年生の秋ごろ、地元の森林組合に求人があったので応募し、採用していただきました。
応募のきっかけも不純。
「公務員っぽくて安定してそう!」
ほんとにろくでもないですね、自分は。

林業への興味の芽生え

よく「好きを仕事に」と言いますが、私の場合は先述のとおり成り行きで林業に就きました。
林業が好きかと言われると即答はできませんが面白いとは即答できます。
面白いと思えるまでの心の変容はこんな感じです。
①.仕事だからやる
②.やるからにはうまくやる
③.うまくやるには知識がいる
④.知識がついたらうまくやれるようになる
⑤.うまくやれると面白い
この段階までは就職して5年くらいかかりました。
その間は楽しかったり、落ち込んだり、やめたかったりを行ったり来たり。
職場の仲間に恵まれたので、トータルでは楽しい思い出が沢山ありました。
余談ですが、あえて”うまく”と表現しています。
”上手”ではなく”うまく”。
理由は、仕事は白でも黒でもないグレーな領域でどう”うまく”立ち回るかが大事だと思うからです。
この辺の仕事の考え方も記事にしていきます。
とにかくこれから就職する人が読んでくれていたら、仕事は”うまく”やりましょう。
面白いと感じるようになってからは、もっとうまくやりたいと思えるようになりました。
この頃から林業への関心は高まっていきました。
まとめると、仕事をうまくやるために林業を知る必要があると思い始めたのが、就職から概ね5年目のことです。

フォレスターを志すに至る

私の中で【仕事ができる人=相手を納得させられる人】です。
中堅社員(入社5年目~)になるにしたがって、もっと仕事ができるようになってかっこいい大人になりたいと思い始めました。
この頃から、相手に納得してもらうためにはどう伝えたらいいか考えるようになりました。
良い仕事をするには関わる全ての人に納得感を与える大切と考えます。
説得力があると言い換えてもいいでしょう。
私はプランナーでしたので、森林所有者と作業をしてくれる現場技能者が納得する説明を心掛けておりました。
納得感は私の人生においてもキーワードです。
誰が何を言うか。
この”誰が”というところに注目した時、客観的な肩書もあるに越したことが無いなと感じました。
そこでたどり着いた答え。
そうだ、フォレスターになろう(これが就職して10年目)
フォレスターになることで、自分には一定程度の経験と能力があることを証明できると考えました。
もちろん、さすがにそれだけの理由ではなく、フォレスターになることには他にもいくつか理由があります。
それはも別記事で記載していきます。
何を言うかはこれからもっと自分が成長し続けていく必要がありますが、”誰が”という点においては、”フォレスターが言っている”というのは一定の説得力がある。
発言には責任が伴います。
この責任を果たすに相応しい能力がある人材になることを意識して、今は林業に携わっています。
今後も独りよがりの発信にならないよう、林業界に有益な発信を模索していきます。
長々書きましたが、最後は駆け足で〜。

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