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AWS Cloud Practitioner受験記

どういう資格なのか
AWSに関しての入門資格(Azureで言うAZ-900).
AWSにおける主要なサービスに関する知識やセキュリティ,料金・サポートに関する知識の習得が求められている.
AzureやGCPと共通する項目もあるので他のクラウド系資格の勉強にもなる.

受けた理由
社内のトレーニングを受ければ無料で受験できると聞き,Azureを受けた時と同様に社内でのキャリア形成の一助になるかと思ったから.

動画視聴と確認テストに合格しないと受験用のバウチャーが貰えないので,受験までに少々時間がかかった点が面倒だった.

準備した事
まずは参考書を一通り読んで基本的な知識を得た.
下記参考書がわかりやすく網羅していた.
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー

こちらは本の内容はもう少し解説が欲しいと感じる部分が多かったが,付録として公式LINEのQRコードが記載されており,登録すると毎日練習問題を送ってくれるので登録だけでもしておくと隙間時間に勉強できる.
一夜漬け AWS認定クラウドプラクティショナー 直前対策テキスト

本を読んだら次は問題をひたすら解いた.
使用した問題集は次の2つ

1:Udemyの模擬試験問題集
基礎編と応用編で構成されているが,応用編は難易度が高く試験範囲外の箇所も含まれていたので1回だけやって,後は基礎編を9割以上取れるまで繰り返し解き続けた.
基礎編だけでも本番では見た事ない問題は数問程度だった.

2:Webの無料演習問題
こちらはUdemyと違い無料のため質は劣るが,問題数は多いので基礎固めと出題の仕方を知るには良かった.
しかしながら,既に無くなったサービスなどの問題が含まれている等アップデートが不完全の為,その点は注意が必要である.
今回は時間があまりなかったので一周だけやった.

後は補足として社内で配布されていた対策問題集を直前に解き直して自信をつけた.

受験当日(2022/10)
Azureと同様自宅受験かテストセンター受験が選べた.
新宿西口のテストセンターで受験予約をして開始時刻の30分前に着いたが,実は近くにある別のビルだったと気付き慌てて移動.早目に家を出たので余裕を持って着いたが,会場の位置の把握はしっかりしておくべきだったと反省.
今回も予約時間前に受付してくれて早めにスタートできた.

試験は700/1000点合格の試験時間90分で,問題数は65問(この内15問は情報収集用の問題で採点対象外という情報を耳にしたが真偽は不明)の構成である.

時間としては大体30分ほどで解き終わったが,Azureの試験と比較して英語の問題を機械翻訳しているせいか問題文の日本語が曖昧であったり,回答の選択肢のサービス名が参考書と違っていたりと戸惑う点が多くやりづらさを感じた.

結果
759/1000点で合格.
ちょっと危なかった.

試験の振り返り
教材の量は多いが,質の良し悪しがあるので勉強を始める前にしっかりと情報収集して教材は吟味したほうがいいと思う.

サービスに関しても公式の更新が頻繁に行われている為,参考書の情報が既に古い事も懸念される.その点でUdemyは逐次アップデートが行われており,最新の情報で問題が作成されているので本番でも類似した問題が多く見られた.

個人的にはAZ-900よりも難易度が高く,クラウドに関してさらに詳しくなれた実感がある.しかしながら,Azure同様この資格も取ったから仕事で活かせるというわけではなく,より上位の資格を目指すにあたっては業務経験が求められてくる.

今後について
Azureの基礎資格を取ったついでに無料で受験出来るからという理由で勉強したが,AWSにそれほど興味はないので上位資格の取得は一旦見送る形にしようと考えている.

AWSの勉強の為に中断していたAZ-104を再開して,今年度〜来年度上旬を目処に受験する予定.

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