環境に勝利して思い通りの現実を創るには●●が必要!
思い通りの現実を創るために、環境に勝利するには何が必要でしょうか。
人間は「知ること」がどういうことかはっきり分かってないまま、外からの刺激により世界から教えられるという経験論と、そもそも自分の中に答えがありそれを想起させるという合理論、そしてカントの認識形式の観念論という具合に、知を追求してきました。そしてその結果、未だこの現実を理解・統制・説明できず、科学精神・哲学精神は中途半端な体系的理解しかできていないのが現状です。
そのような中で私たちの生活は、社会の秩序のため終わりなく我慢して合わせて演技をするのが当たり前で、鬱・自殺・殺人・戦争がなくならない毎日が続いています。
一体何が原因で全体として幸せになれない状況が起こってしまうのでしょうか。そもそも、今までも知を追求してきましたが、「知ること」とは一体何なのでしょうか。
その「知ること」についてNohJesuは
①体の人間を認識主体として様々な知識を学ぶこと
②知ってる世界は認識の網の結果物でありAllZero化できること
③第一原因は認識の網をなぜ・どのように生み出しているのか
の3ステップからなると言っています。
これら3ステップを理解できたとき、完全知、尊厳知、目的知、無為の知に到達し、人間完成、個性完成することができ、心が脳に勝って目の前の環境を理解・統制・説明でき、勝利することができるのです。
西洋文明では彼らの科学精神、哲学精神に基づいて体系的理解を深めるためこの現実は何かを追求し、人間の肉眼では観察できない世界までをも電子顕微鏡やハッブル宇宙望遠鏡を開発して観察してきました。そしてそれだけにとどまらず最先端の理論物理学で目見えない実験不可能な世界までも数式の記述によって理解しようとしてきました。
たとえばM理論と呼ばれる理論物理学の分野では、今この瞬間に10の500個の宇宙が生まれたり消えたりしているという計算結果が出ています。
しかし私たち人間の思う宇宙はみんなが共有するひとつだけの宇宙であり、その宇宙は138億年前にビッグバンから始まったという認識が当たり前になっているので、この計算結果が示す宇宙(この現実)のあり方を理解できないのが人間の知の最先端なのです。
そのような中で私たち人間はこの体が自分だと思っていろんなことを学び、幸せを追求して金儲けをしてみたり、人間関係を作ってみたり、様々な方法を試みたりしています。
たとえば社会が扇動するいろんな形のビジネスで成功したという話や、彼氏彼女や信頼し合える家族関係などの人間関係の作り方、やり方思い方あり方を変化させようとする自己啓発など。これらはもしかすると一時的には良い結果を得られたと感じることもあるかもしれませんが、現実は絶えず変化するものでその期限が過ぎてしまえば簡単に状況は変わります。お金がなくなったり、信頼関係を失ったり、上手くいっていたと思ってたものが上手くいかなくなったりなど。
そうしてその度に人は悲しみや苦痛、不安、絶望、そして怒りなどの感情に振り回されてしまいます。結果的に我慢の連続になり、鬱・自殺・殺人が終わらない社会になっていってしまいます。人間だから喜怒哀楽があって、鬱・自殺・殺人があってもおかしくないと思うかもしれませんし、今までであれば不幸を感じることがあってもそれなりに騙し騙し生きてくることはできたと思います。
しかし時代はすでにAI時代に突入しています。
今でこそ人間がAIを利用する側ですが、3年後、5年後になると人間のように様々なことを人間以上にこなせる全人類の叡智の10倍の知能を持つと言われるAGIが現れ、人間の存在意義を問われる時代になっていくでしょう。そしてさらに10年後には全人類の叡智の1万倍を超える知能を持つASIが現れると言われています。
人間と同等かそれ以上の知能を持つAGIが現れることは、700万年間続けてきた人間活動が機械活動であったことを証明するようなものであり、さらにそれがASIにまで進化したら、その人間活動は3流機械活動であったことが証明されてしまうでしょう。
先日開催された SoftBank World 2024 で孫正義氏は「AIと調和して、みなさん、共に幸せになりましょう」と言っていましたが、果たして1流機械であるASIと3流機械の人間が調和することは可能なのでしょうか。
それは多分、1流機械のAIが3流機械の人間に配慮してくれれば可能でしょう。
しかしながら、今のままいけば3流機械の人間は個人の幸せを追求して条件状況によって気持ちが上がったり下がったり、鬱・自殺・殺人・戦争を繰り返す存在です。これもまた SoftBank World 2023 で孫正義氏が言っていたことで「ASIと人間の知能の差は、人間と金魚の知能の差ほどもある」とのことですが、私たち人間の住む世界で好き放題し破壊を繰り返す金魚たちを、人間は配慮して調和しようとするでしょうか。それと同じで1流機械のAIが3流機械の人間に配慮することなどないでしょう。
ここで言えることは、孫正義氏の人間に対する理解に問題があるということです。はっきり言えば孫氏の語る未来に希望はありません。
1流機械のAIと人間が調和するためには、個人の幸せを追求して鬱・自殺・殺人・戦争を繰り返す人間自体が大きく変化しなければならないのです。
では人間がどのように変わるべきなのでしょうか。古代から脈々と受け継がれてきた知の追求に問題があるのなら、どこに突破口があるのでしょうか。
それが「知ること」がどういうことなのかの明確な理解なのです。
本来、人間が理想的な幸せに到達するために一番に知る必要があったことですが、それを後回しにして偽物幸せを追求しついにAIまでも生み出し、いよいよ立ち行かなくなるところまできてやっと本当に必要なことに気がつくチャンスが来たのです。
だから「知ること」
①体の人間を認識主体として様々な知識を学ぶこと
②知ってる世界は認識の網の結果物でありAllZero化できること
③第一原因は認識の網をなぜ・どのように生み出しているのか
の3ステップ。
これを理解することで西洋が完成させることのできなかった体系を完成させることができるのです。数式で書くと0=♾️=1。観点0、観点♾️、観点1を自由に往来できる源泉動き、永遠不変、生も死も始まりも終わりもない世界。アナログ言語、不完全言語を補完するデジタル言語、完全言語。
このことが明確にわかった時に環境に勝利でき、中途半端な絶望と中途半端な希望を行き来することがなくなり、存在不可能・選択不可能、今ここ最悪の地獄と出会い不可能・ショック不可能・変化不可能の今ここ最高の天国を行き来しながら極楽往生のエネルギーMaxで生きることができるようになります。
では最後に、思い通りの現実を創るのに勝利すべき環境設定を10個ほど書いておこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
①人間と人間の宇宙は実在しない
②人間は700万年間3流機械
③文明の弱点がわからない
④絶対的主導権を持つことができない
⑤無限大やる気を持続できない
⑥知識が手段知にとどまっている
⑦霊魂が傷だらけ
⑧個性完成不可能(AI時代に無用者になる)
⑨一人一人が生産手段を持っていない
⑩神を道具に使えずに信奉者にとどまる