#0 【令和版】沼らせ
過去に恋愛で裏切られたり、好きな男性に振られたりした経験がある女性は、再び同じような痛みを避けたいという思いが強くなります。
「冷められないという確信が欲しい」
「好きな人に依存されて安心したい」
そんな気持ちを満たすための手段の一つが”相手を沼らせる”です。
僕は昔から沼らせに関して持論を持っていましたが、今まで記事のトピックにすることはありませんでした。
理由は、「沼らせは本質的な解決策ではない」と思っていたからです。
というのも、いつもメンズに沼ってしまう女子が幸せになるには、自己肯定感やバウンダリーを身につけることや現場に基づいた恋愛のノウハウを知ることがベストであると考えていました。
沼らせのような操作的なアプローチは短期的な解決策であり、幸せになるためにはむしろ遠回りですらあると考えていました。
ところが、今回は沼らせについて記事を書くことになりました。
きっかけは、世の中の沼らせに関する記事が間違っていると感じたからです。
具体的に説明すると、僕は昔からリアルで女性の恋愛相談に乗ることが多く、女友達が体の関係から彼女になったことをきっかけにXを始め、合計2万件の恋愛相談に乗ってきました。
そこで得たサンプルと照らし合わせても、「世の中で売れている沼らせの記事は現場では役に立っていない」という”現実とのズレ”が沢山あることに気づきました。
不安を解消するために藁にもすがる思い出沼らせの記事を読んでいるのに、フワフワな説明で逆に不安が大きくなってしまう。
そんな人達の悩みを解決するために、今回は「沼らせ」について徹底的に解説していこうと思います。(全文無料です)
ちなみに、よく飲みに行っているモテる男女や遊び人、アゲマンの方々にこの記事を読んでもらったところ、「君の説明が一番詳しいし面白い」とのコメントをいただきました。
目次は以下の通りです。
また、本題に入る前に注意点を2つお伝えしておきます。
1つ目に、この記事は沼らせを推奨するものではありません。この記事の本当の目的は、ネットの沼らせ記事を読んで更にモヤモヤしてしまう読者をスッキリさせることです。
2つ目に、沼らせではなく根本的な解決策に関しては連載を通してじっくり説明していくので、今回の記事が参考になった方はLike、シェア、フォローをお願いします。
イントロは以上になります。この記事を読んで皆さんのモヤモヤが解消されることを願っています。
沼らせの定義
「沼らせ」とは、沼にハマったように抜け出せないほど好きな状態を指します。通常の「好き」という好意とは違って、依存的な意味を含みます。
具体的な特徴は以下の通りです。
常に会いたい、連絡を取りたいと思う
その人がいないと不安になる
その人のことばかり考えてしまう
相手の反応に一喜一憂する
他のことに集中できない
自分の生活よりも相手を優先してしまう
相手の欠点が気にならない
周りからの忠告を聞けない
相手と他の異性を客観的に比較できない
依存しすぎて仕事や勉強に支障が出てしまう
沼らせの条件
そんな”沼らせ”の構造ですが、基本的にはギャンブルの仕組みと同じです。
強い報酬がある
報酬はランダムである
多くの人がハマってしまうギャンブルにはこういった特徴があります。
これを恋愛に持ってくると、
強い報酬
性的魅力や一緒に過ごす時間の充実度などがこれにあたります。注意点がひとつ。ギャンブルはお金という明確な報酬がありますが、恋愛は性的魅力や居心地、言葉など報酬のレパートリーが多いです。そのため、最初に相手に報酬を提示して具体的なイメージを植え付ける必要があります。
報酬はランダムである
会っている時は満たされていて、離れている時は「もう会えないかも」「冷められそう」という強い不安感がある。LINEで連絡が来た時は舞い上がり、返信が遅い時は「いつ来るのか」とソワソワしてしまい、報酬のタイミングが読めない。
このように対応しています。
沼らせに関するよくある誤解
男はサンクコストをかければ沼る
あんまり効果ないです。
というのも、女性の良くある悩みとして「グイグイ来てくれた男性が、付き合った/体の関係を持った途端に冷めてしまった」というものがあります。
もしサンクコストが有効なら、一線を超えるまで時間や気遣いなどコストをかけていた男性は冷めないはず。
他にも、「n年付き合った彼氏が結婚してくれなかった」というケースがあります。
これも、もしサンクコストが機能していれば、男は今まで投下したコストを回収するために結婚するはずです。
つまり、男性側にサンクコストは有効ではありません。
現実として、モテる男性にはサンクコストが効きません。投入したコストとリターンが見合わなければ損切りして他の人に行くケースが多いです。
そのため、長期的な関係を築きたいなら小手先のテクニックではなく実力が大事です。
※ちなみに、市場を見る限り女性に対してはサンクコストが有効です
夜職の人が語る沼らせ
夜職の住人が「男を沼らせる方法」について語っているのを良く目にするが、オススメできません。
なぜなら、夜の店では基本的に客が席についてから関係性が始まるので、一般的な恋愛とスタート地点が違います。加えて、コミュニケーションのゴールも異なります。夜のお店では「相手に「関係持てるかも」という期待感を与えながらどれだけお金を引き出せるか」という方向性で関係作りを行う。一方、恋愛では交際や結婚などお金以外のゴールを設定しています。そのため、夜職のテクニックは現場ではあまり役に立ちません。
夜職の女性のプライベートの恋愛スタイルは一般層とは別物なので、「夜職の恋愛テクニックは極めて限定的なシチュエーションで効果を発揮するもの」と考えた方が良いでしょう。
沼のメカニズム
先ほど整理した沼らせの条件を再確認しましょうか。
強い報酬がある
報酬はランダムである
これを考慮すると、「会っている時に強い報酬を与える」と「強い報酬は不定期に与える」という条件を満たせてば沼らせることができます
感情が揺れる様をメトロノームに例えるとわかりやすいかもしれません。
メトロノーム理論
針は感情の座標を指している
右はプラスな感情
左はマイナスな感情
真ん中はフラット、ゼロ地点
プラスな感情になると針は右に行く
マイナスな感情になると針は左に行く
その途中で針がゼロ地点を通り過ぎると「カチッ」と音が鳴る(メトロノームなので)
それを脳は「トキメキ」と認識する
プラスの感情とマイナスな感情を交互に繰り返すことで感情の針が右左に振れる、針が中央のゼロ地点を通る度カチカチと音が鳴り相手にハマってしまう
プラスな感情はどんなもの?
プラスな感情とは、先のセクションで出てきた”強い報酬”と同義です。感情の揺れ幅のイメージとして「プラス」と「マイナス」という言葉を使った方がいいのでそう表現しました。
物質的な欲求?
物は弱いです。モノに気持ちを動かされることはあっても、それによって相手に恋愛感情を抱くことは少ないからです。
精神的な欲求?
そっちの方が良さそうです。精神的な欲求は物質的なものに比べて満たすのが難しいので。
しかし、テンプレートな褒め言葉や異性にウケる仕草では不十分です。
なぜなら、誰にでもできてしまうからです。
プラスな感情を与えるには「相手がまだ自覚していない精神的な欲求を満たす」のが良いでしょう。
プラスな感情を与える方法
やり方は三つあります。
①高いホスピタリティを発揮する
相手の欲しいタイミングで欲しいことを欲しい量あげる(相手の話したいことを話させる、連絡も相手の欲しいタイミングで)
ホテルマンのような気遣いをイメージするとわかりやすいです。
異性に対してスムーズに違和感なくコミュニケーションを取るには経験値が必要なので習得するのに時間がかかります。
②自己実現欲求を満たしてあげる
自己実現欲求とは、一言で言えば「理想の自分に近づきたい」ということです。
理想の自分で入れる人は少ない、みんなどこかしら物足りなさを感じているわけです。
それを自覚している人は少ないので、相手のなりたい姿を代わりに実現してあげると、「自分はこの人と一緒にいる時だけなりたい自分になれる」という状況になって沼りやすくなります。
具体的には、「大人の女性だと扱われたい」「性的な魅力だけでなく人間的な魅力のある人として扱われたい」「頭の良い人だと思われたい」
③身の丈以上のヨイショ
一般的な傾向として、「この人といる時は自分がいい男/女になれている」と思うと人は沼ってしまいます。
そのため、相手を「世界一良い男/女」として扱うと、相手に強い報酬を与えられて、かつ身の丈以上の待遇を与えることで他の異性で代替できなくなるので沼りやすくなります。
例えば、そこそこカッコいいくらいの男性がある女性から「あなたは世界一良い男だよ!!」というスタンスで扱われると、自意識が上がるわけです。しかし、客観的にはそこそこカッコいい程度なので他の女の子と話しても違和感が生まれるようになります。そこでまた例の女性と会うと「俺はこの子といる時に世界一良い男になれている」と学習するので依存してしまうという流れが起きます。
自己実現欲求とやや被りますが、自己実現欲求が「理想の自分」と方向性を限定していないのに対して、こちらのヨイショは「相手を世界一良い男/女として扱う」と方向性を限定している点で異なります。
以上の三つを初回か二回目のデートが終わるまでに実行できると「相手に強い報酬」を与えることができるので沼に近づきます。
メンズに沼ってしまうパターン
①滅多に出会えない格上の相手
会うだけで非日常になる。
存在そのものが相手の周りにいる異性と差別化できているので替えが効かない。
②顔が性癖にブッ刺さってる
性癖に刺さるので会っているだけで満たされる。
③フツメンのグイグイ男子
特段魅力があるわけではないが、強引に距離を詰めてくる。
気遣いは荒削りだが積極性だけは一丁前なので受け身な人はハマってしまう。
グイグイ行って距離を詰めてメロニケーション(メロいコミュニケーション)をとった後に引く(実態は、飽きているか同時並行している別の人に行っている)
④モテる男にハマる
存在そのものが刺激になるわけではないが、女慣れしているので初対面の数時間で確実に楽しませてくる。(人には愛着という感情があるので、例え相手が自分の周りの異性の中で一位でなくとも、思い出ができれば勝てたりする)
明らかにモテているので会っていない間は不安になる。
モテる男は大きく分けて4タイプいる。タイプによってアプローチ方法や本命に求めることが変わりますが、話が脱線してしまうので詳細は別記事で解説します。
モテるメンズの4タイプ
モテ男は男性脳or女性脳、外交的or内向的で大きく4パターンに分けられます。
また、参考程度に性格タイプを記載してあります。
①性欲ドリブンな「男性脳×外交的」の火属性のモテ男(ET型。ESTP,ENTP,ESTJ,ENTJ)
男性脳なので「仲良くなりたい」よりも目的重視で人と関わる。
外交的なので出会いが多い
男性脳なので察する力は高くないが何かと強気な態度なのでライオン的な格好良さがある
リーダーシップがあり、操作的なコミュニケーションが得意
最初に「ヤリたい」や「付き合いたい」と思われてグイグイ来られると、自発性が低く「誰かに引っ張ってほしい」と思っている女性はハマってしまう(会っている時は感情の針が大きく右に振れる、会っていない間は緩やかに針が左に振れる、また男の魅力が強い場合は女性側も「ヤリ目かも?他にも女の子を同時並行している?」と疑いを持つため針が大きく左に振れる。しかし、会うと刺激があるので針は再び右に振れる)
「体の関係を持つ」「付き合う」など目的が達成されると飽きて離れていく。時々タイミングが会って会えそうな時が来たり、会って致すだけなど簡素な関わり方になる(相手の熱が冷めているので寂しくなって感情の針が大きく左に振れる。LINEの返信が来たり会う予定が決まった時は期待感で針が大きく右に振れる。出会った初期と比べて針が中央よりも左のマイナスの領域にいることが多く、私生活に支障が出るほど病む可能性あり)
冷たい対応なので関係を続けていても楽しいことがないが、頭で分かっていても関係を切れない。一因として、この火属性にハマる女の子はメンヘラや意志の弱い人が多いので決断自体が苦手。友達に相談してアドバイスされても結局関係を切らないので友達からもめんどくさいキャラ認定されているかも。
②爽やかさNo.1「女性脳×外交的」の風属性のモテ男(EF型。ESFP,ENFP,ENFJ,ESFJ)
女性脳なので「仲良くなりたい」という理由で人と関わる。目的は決めていない。
外交的なので出会いが多い
共感力があり人と関わることに積極的なのでインバウンドアウトバウンド問わず出会いが多い。
コミュ力が高く人が好きなので誰と一緒にいてもその場を楽しめるし、相手にもサービスするので総合的にモテる。
初対面でモテてそうな雰囲気が伝わってくる。気遣いにも長けており「違和感のない会話をするコミュ力」「こちらの欲しい言葉や行動をピンポイントで当ててくる洞察力」を持っているので多くの女性が好きになる。特に察してちゃんに刺さる(針が右に振れる)
会っている時にはとにかく優しいが他の女の子からも人気なので不安になる。加えて、本人のキャパシティを超えた人数に優しくするので距離感にムラがある(針が左に振れる)
こちらから誘っても交わされたり、一緒にいる時に付き合うためのジャブを打っても上手くかわされるので困惑する(針が左に振れる)
とはいえ会っている時は異常に優しいので再燃する(針が右に振れる)
③とにかく甘い「女性脳×陰キャ」の水属性のモテ男(IF型。ISFP,INFP,INFJ,ISFJ)
女性脳なので「仲良くなりたい」という理由で人と関わる。目的は決めていない。
内向的なので出会いは比較的少ない。顔がいい人はインバウンド、あざといタイプは仲良くなりたい人にピンポイントで絡みに行く(本当にあざといね)。tinderをやりがち。
寂しがり屋なのである程度好感度をキープしようとする。社交性が高いわけではないし人疲れするタイプだが、相手の欲しい言葉を的確に突いてくるので女性側が「心が通じ合ってる?運命?」と錯覚する(針が右に振れる)
末っ子系の人たらしが多いので母性を刺激される。寂しがり屋なので距離感を詰めてきて気づいたら日常の一部に入り込んでいる。危険。(針が右に振れる)
仲良くなる時のスムーズさと比べて、人間的なだらしなさや受け身過ぎる部分が目立つ(針が左に振れる)
男性側が飽きたり新規の人に気を囚われるタイミングで女性側の期待値も上がっていくため不満や不安が溜まりやすい。
④クール系「男性脳×陰キャ」の土属性のモテ男(IT型。ISTP,INTP,ISTJ,INTJ)
男性脳なので「仲良くなりたい」よりも目的重視で人と関わる。
内向的なので出会いが少ない。リアルの繋がりか、スペックの高さを利用してアプリで出会いを確保している。大学生や社会人デビューが多い。
正直クセの強いタイプなので他のタイプと比べるとモテの総数は多くない。
いわゆる寡黙なクール陰キャなで、そういうのが好きな女の人か、顔がタイプな女の人、スペックが刺さってる人が一方的に好きになる(針が右に振れる)
知性が高い人が多いのでサピオセクシャルだったり高学歴が好きな女性は話すと楽しい(針が右に振れる)
連絡無精で人と関わる意欲が低いので女性側から誘わない限り会うことが難しい傾向があり、「脈ナシなのか?」という不安が生まれやすい(針が左に振れる)
メンズに沼りやすい女の子
率直に言うと、人間関係が希薄で受け身に生きている場合は沼りやすいです。
①恋愛に関して受け身
出会いが少ない
出会いの質が悪い
こういったライフスタイルを送っている人は刺激を与えてくれるメンズに出会うと執着しやすい
②自分の理想のキャラと現実のキャラに大きな乖離がある(こう扱われたいと実際にどう扱われているかという待遇の差)
人に優しくされてないけど優しくされたい
自分の個人的な話をうんうん聞いて欲しいけど聞いてくれる人がいない
自分に甘い言葉をかけてくれる人がいないけどそういう人が欲しい
③察してちゃん
下記の特徴に当てはまる人
自分が言われたい言葉やして欲しいことを言語化できない人
自分の要求をストレートには言わずに相手に気を遣わせる人
まとめると、人間関係に対して不満を抱えている人はカモになりやすい。加えて、身の丈に合わないものを与えられた際も他の人間で代替できなくなるため沼りやすい。裏を返せば、誰かを沼らせたい場合、人間関係に大きな不満を抱えているコミュ障の人が最適になってしまいます。
逆に沼らないようにするには?
対策は3つあります。
質の良い出会いを増やして執着する必要のない状況を作る
自分の刺激を自分で確保する(例えば「自分の話を聞いて欲しい」という欲求は恋愛以外でも発散できる)
自分の理想と現実のギャップを作らない(付け入る隙をなくすことができる)
沼や依存、執着は「他人がいないと理想の自分になれない、理想の生活ができない」という自分の問題を放置することで起きるとも言えます。要するに自分が抱えている不満を、自分で解決するのではなく誰かに解消してもらおうとするメンタリティ(精神性)が「沼る」という状況を招くということです。
モテる人間は、相手の欲求を叶えることができる。モテない人間は、自分の欲求を人に叶えてもらおうとする。自分の欲望を優先する人と相手の欲望を優先する人、そういう根本的な精神性があなたの人間関係全てに反映されていて、恋愛では答え合わせとして自分に跳ね返ってくる、という考え方もできます。
メンズに沼った時の対処法(短期的)
①まず余裕を取り戻す
相手と同格以上の人物を投入して別の刺激を確保する。同格以上の相手に出会えない、似たような刺激が確保できないならライフスタイルごと変えた方が良いです。
②ゲロを吐く、転んで擦り傷を作る
クレイジーですが、そういう事例があったので紹介しておきます、ハプニングを起こして相手に世話をさせることで、相手の情緒に大きなインパクトを与えます。それで男性の食いつきが上がった事例があります。自己責任。
③第三者に相談する
詳しい人に相談して適切な戦略を立てて実行すれば挽回できるかもしれない。実際に自分が相談に乗った結果告白されて付き合ったり、最終的にプロポーズされたという事例はある。
④この記事を読む
メカニズムを理解することで少し楽になるかも?
メンズを沼らせるような女になるには
①格上や華のあるステータス(CA、芸能等はヤリチンが食いつきやすい。もし本人にとって希少性があればだが)を身につける
②男性にブッ刺さる見た目になる
③自分からグイグイ行ってメロニケーションをする
これに関しては、異性に対してスムーズなコミュニケーションができるだけの経験値と、メロニケーションのセンスが必要
④自己実現欲求を満たせるようになる
学ぶ方法は二つあります。
⑴インタビュー動画を見る。
プロのインタビュアーがインタビューしている動画を観たりインタビュー論について本を読むことで「格上の相手からいかに話を引き出すか」を学ぶ
⑵キャラクターの行動理論を学ぶ
脚本術でキャラクターの作り方を学ぶことも有効です。
「こういうトラウマがある人はこういう行動をとる」という「本音と言動の結びつき」について書かれているので、これをマスターすれば相手を分析する力が養われます。
⑤高いホスピタリティを身につける。
学ぶ方法は二つあります。
⑴一つは、モテる人に個別で教えてもらう。気遣いを学ぶ時に、上手い人を見たり心理学などの本を読む人が多いと思う。しかし、気遣いは非常にハイコンテクストなので独学することは難しく、自分でPDCAを回すことも難しい。よって、モテる人をメンターに置いて、自分の行動について細かくフィードバックをもらうのが近道です。
⑵もう一つは、YouTubeで芸能人の飲み会の動画を見る。
こういう動画をたくさん見ていると、盛り上がる時とそうじゃない時がわかってくるので、そこを「喋る量が多い?」「話の方向がズレてる?」など色々な角度から考察します。
沼らせるような女になる方法は色々な方向性がありますが、要するに強い報酬として使えるだけのカードを用意しないといけません。見た目やステータスなどのカードがなければ経験値から来るコミュ力などが必要です。
沼らせると幸せになるのか?
格下は自動的に沼ってくるので、そのパターンだと特に楽しくありません。
沼らせは、原則格下の男がおバカな男にしか効きません。素敵な男性と恋愛したくないですか?
また、遊び人の男女じゃなくて恋愛を一周した男女になるとこういう小手先のやり取りは効かなくなってくるので、人間性とか本質的な魅力をつけないと戦えません。
男女問わず相手を沼らせてくる人はサゲチン、サゲマンです。本当に魅力的な人間はパワースポットみたいな感じで、出会った人の調子を上げて本人に自信を与えたりしています。
他にも、沼らせのリスクとして過度な束縛やモラハラ等のトラブルに発展しやすい。相手を依存させると「別れの不安」からは解放されるかもしれないが「自分の欲しい愛情表現」は手に入りません。沼らせを卒業して本質的な努力をしましょう。
まとめ
「冷められないという確信が欲しい」「好きな人に依存されて安心したい」といった気持ちを満たすための手段の一つが沼らせ
感情がプラスとマイナスに交互に振れると、脳が感情の振れ幅を「トキメキ」と錯覚する
プラスの感情を起こすやり方は「高いホスピタリティを発揮する」「相手の自己実現欲求を満たす」「身の丈以上のヨイショをする」の三つ
人間関係に対して不満を抱えている人は沼のカモになりやすい
格下のメンズは自動的に沼ってくる
自分が狙っているメンズを沼らせるには、相手からレアキャラ認定されるような強いカードがないといけない
モテるメンズに対しては、沼らせなど操作的なアプローチをするよりも総合力で勝負した方が良い
あとがき
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ネットには乗っていないことが沢山書いてあるので一回で全て理解するのは難しいかと思いますが、読み直したり過去の経験と照らし合わせてみてください。
この連載では二万件の恋愛相談に乗った経験を元に、好きな男性を落とすためのノウハウを語っていきます。トピックの候補は以下の通りです。
読者の反応を元に記事のテイストを調節していきたいので、質問、リクエスト、感想などありましたら以下の質問箱にお願いします。
※どの記事に関するお便りかわかるように、文頭に記事のタイトルを入れてもらえると助かります。
それではまた。