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【30代後半】スケボーがやめられない現実と熱量の変化

20歳の大学生の時に友達の誘いでスケボーを始めた。
最初は軽い気持ちで始めたんだけど、やっていくうちにスケボーの魅力にハマっていった。

スケボーにハマった20代前半の頃は、

「20代後半や30代になったら仕事をしてスケボーは多分続けないかもな〜。楽しいけど。。。。」

「若いうちにしかできないから今を思いっきり楽しもう」

なんて思っていた。

30代後半に入った今、スケボーを続けているなんて当時の僕は思ってもいなかった。



20歳の時に会った36歳のスケーターの言葉

20歳の頃に36歳のスケーターの人とスポットで出会った。

当時の僕は、その人のことを

「30歳過ぎてもスケボーやっているんだ、、、おじさんなのに」

なんて思っていた。

というのも、自分はたぶん30代後半になったら続けていないだろうと思っていたから。

大学生だったし、仕事をしながら滑るというのは考えていなかったから。
スケボーは大好きで楽しいけど、心の奥底にどうしても「若者文化」という言葉が刻み込まれていたと思う。

ただ、、、、、
今現在そのおじさんと同じ歳になっておじさんの気持ちがめちゃめちゃよくわかる。
共感できる。

スケボーはやめられない!!!!!

その出会った36歳のおじさんが言っていた。

「スケボーだけはやめられない。一生スケーターだね。」

当時は全く共感できなかったし、
何言ってるんだこの人。。。。
なんて思っていたんだけど、、、、、、

今は痛いほどよくわかる!!!!!
心に刺さる!!!

20歳から現在までスケボーしなかった期間もあるんだけど、、、
けっきょくスケボーを超えるものってないなって思う。

やめられないのである。
ごめんね、おじさん。


スケボーへの熱量と楽しさの変化

今現在、20歳から24歳くらいまでの当時の熱量が今の自分にあるかというと正直ない。。。。。
仕事、体力、一緒に滑る人も年々減ってきているからというのもある。

20歳前半の頃は、スケボー仲間と集まって、

「あ〜でもない、こうでもない」
「絶対メイクする」
「上手くなろうぜ」

なんて夜な夜な集まってワイワイやっていたのが懐かしい。
熱量が高かった。
何になるわけでもないのに、、、
みんなスケボーが好きで好きで上手くなりたかったんだ。

僕は、今もスケボーが好きだけど、あの当時の熱狂があるかというとそれはない。

パークやスポットでワイワイやっている若い子たちを見ると、羨ましいし、たくさんの同年代の仲間もいて本当に楽しそうだなって思う。
熱量も高い。
勢いがやっぱり違う。

「自分にもそんな時期があったな〜」

なんて昔のことを思い出す。

あの20歳くらいの熱量が今の自分にはない。
ましては、熱量の高い若者たちの中におじさんが混ざるのも少し違う感じもするし、やっぱり勢いも違う。

そんな中でたまにスケボーと葛藤する。

熱量の高いスケーターへの羨ましさ、懐かしさ、若者とのギャップ

たまに本当に楽しそうにワイワイ滑っている若者グループがいて、僕一人で滑っていると、

「羨ましい。。。。」

って本気で思う。

本当に楽しそうって。

僕は今もスケボーが好きだし、楽しいんだけど、、、、

あの20代前半のみんなでワイワイやっていた熱狂を超えることはできないなぁなんて思う。

そこに葛藤してしまう。
ただスケボーはやめられない。


36歳でのスケボーの楽しみ方

それなりにスケボーを続けているといろんな人に出会い、いろんなスケーターを見てきた。

いろんなスケーターと出会う中で、感じたのは、スケーターにも以下のタイプがいるということ。

・仲間と滑るのが好きなタイプ
・1人でもコツコツ練習タイプ

この2タイプに分かれる。
そんで、けっこう仲間と滑るのが好きなタイプの人は、年齢を重ねて滑る人が周りにいなくなるとやめていく傾向がある。

1人で滑るのは、しんどいというか、、、、
仲間と喜びを共有することにスケボーの楽しさがあると思うからなんだと思うんだけど。
ワイワイやるのが楽しいし、それが少なくなったり無くなってしまうのがスケボーから離れてしまう要因かなと。
まぁ、これは仕事などがあるからしょうがない。

ちなみに僕は、両方のタイプ。
先ほどの若い頃の熱狂のように、仲間と一緒に滑るのも最高に好きだけど、
1人で目標を決めて、練習するのも好き。

研究したり、どうやったらできるようになるのか1人で考えながら滑るのも好きだ。

話を楽しみ方に戻すが、、、

僕は現在、1人でもコツコツ練習タイプの楽しみ方でスケボーを楽しんでいる。
やりたいトリックのHOW TO見て、練習に取り組んだり、
メイク率を上げることを考えて滑ったり、
新しいトリックに挑戦してみたり。

こうしてスケボーしているだけでも、

「やっぱりスケボー楽しいわ!好きだわ!」

って感じる。

年齢と共に仲間と滑るのが減って、仲間と同じ時間を共有することが以前より減ってしまい、スケボーをより楽しむという部分は半減してしまっているけれども、やはりスケボーはやめられないかなって思う。

こんなに難しくて、奥深くて、終わりのないようなものに出会わせてくれたことに感謝しているし、いつやめる時が来るのかなとも思う。

スケボーを超えるような熱狂できることが新しく見つかったら、やめるときなのかもしれないけど。
今はそれが来る気配がない。
だからまだスケボーを楽しもうと思う。

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