iPhoneで撮るアメリカの古都・ボストン〜⓸ 2021年後半-2023年、私たちはパンデミックをどう生きたか?

画像1 ハーバード大学・ジョン・ハーバード像(2022年2月11日)観光客が戻り、左足の先は擦られ、光は健在だ。
画像2 ケンブリッジ市ケンダールスクウエア(2021年11月30日)ワクチンが相当充足し、接種が進んだので、公共の場所に入るにはワクチン証明がないとダメというケースが多くなる。この月、オミクロン株も発見されている。医療機関では、ワクチン接種を拒んでいる従業員を解雇する動きが進んでいた。マサチューセッツ最大の病院システムでは、7万5000人ほどの従業員のうち430人余りが解雇され、全国的にも解雇が進んだ。
画像3 ケンブリッジ市Hマート(2021年12月23日)パンデミックになり、貨幣の流通が悪くなり、国全体でコインが不足し、レジではお釣りのないように依頼がある。アメリカはクレジットカードが発達しているが、カードを持っていない貧しい人は現金で買い物するケースが多い(30%はカードを持ってないと言われる)。
画像4 ボストン地下鉄チャールズ駅(2021年12月24日)オミクロン株の感染が急激に増す中、ブースターを勧める掲示。ワクチンが3種類あり、混ぜて使って大丈夫という注意書き。医療従事者や、会社でワクチン接種による解雇は不当として訴訟も起こされていたが、多くの法廷でそれらの訴えは退けられていくことになる。
画像5 TDガーデン バスケットボールのボストンセルティックスのゲーム(2022年1月21日)フェーズ4になり、プロスポーツの観戦が始まったが、オミクロンの拡散もあり、マスク、ワクチンは必須。2022年の1月15日から、ボストンではレストランなどの入り口でワクチン接種証明の提示が必須となっている。だた、オミクロン株は、重症化は少なく、2022年3月5日、感染の減少を受け、室内でのマスクは必要なくなる。ただし、病院や公共交通機関でのマスクや感染予防はまだ長く続く。
画像6 2022年12月コロナもある程度の流行はあるものの、死亡率は少なく、インフルエンザなどの他の呼吸器感染症が流行り解熱剤、咳止めなど薬不足になる。
画像7 ボストン地下鉄内(2022年12月)ワクチン接種率は前年に比べて相当低いが、死亡率などもグッと減り、終わりが見えてきた。
画像8 チャールズストリート(2023年5月19日)2023年5月11日、ついにコロナの緊急事態宣言が終わり、5月12日から病院でもマスクがなくなる。これに関連するすべての規制が撤廃され長かったパンデミックが完全に終わる。この週、今まで念の為取り払われていなかったアクリル板を捨てるビジネス、オフィスやレストランなどが多く、ゴミの日に合わせて捨てられている。
画像9 ニューベリーストリート(2023年9月4日)日曜のニューベリーストリートの歩行者天国も帰ってきた。5月に緊急事態宣言が終わり、すべての規制が終了。マスクをしている人も1人もいない。
画像10 ボストン地下鉄(2023年9月6日)コロナも活動がまだ見られるものの、それ以上にインフルエンザなど他の呼吸器感染症が増える。ただ、マスクは、強制ではなく「勧める」になっている。
画像11 2023年11月ワクチン接種率は12%に止まっている。CVS(ドラッグストら)では、インフルエンザとコロナワクチンが無料で薬局にて接種されているが、もはや注目は集めていない。

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