AirPods Pro のイヤーチップを交換したらノイキャン性能が元に戻った話
「最近、AirPods Proのノイキャン性能が悪い気がする」
結論からいうと、AirPods Proのノイキャン性能が悪くなってきたかな? と感じている方は「イヤーチップ」を交換してみてください。それはノイキャン性能が悪くなったのではなく、実はイヤーチップが劣化しているのが原因かもしれません。
ある日、AirPods Pro(第一世代)のノイキャン性能が、昔より悪くなっていることに気が付きました。「経年劣化かな」「仕方ないのかな」なんて思っていたのですが、その原因は意外にもAirPods Proの「イヤーチップ」にありました。
よく見ると右のイヤーチップの根本のほうが千切れています。普段まじまじと見ることがなかったので気が付きませんでしたが、装着を繰り返すたびに劣化していたのでしょう。
さっそく換えのイヤーチップを探してみたものの、Amazonや楽天ではApple純正のイヤーチップは見つからず。どうやらAirPods Proの純正イヤーチップは、Appleの公式オンラインストアからしか買えないようです。
Amazonや楽天では、AirPods Proで使える互換品のイヤーチップがたくさん売っています。調べてみると「互換品のほうが安くて性能が良い」というような記述も見かけましたが、結局、純正品の安心感を採ることにし、Appleの公式オンラインストアからAirPods Pro(第一世代)用Lサイズのイヤーチップを購入しました。
2セット入りで1,250円。2セット入っているあたり、Appleはイヤーチップを消耗品と認識しているのでしょう。
注文から二日ほどしてAppleからイヤーチップが到着しました。
さっそく新しいイヤーチップをAirPods Proに取り付けて驚きました。ノイキャン性能が新品購入時に戻りました。耳に入れた瞬間、あたりの音がスーッと消え去って静寂になるあの感覚。何年も使っている間に徐々にイヤーチップが劣化し、ノイキャン性能まで悪くなってしまったと錯覚してしまっていました。
私と同じようにAirPods Proのノイキャン性能が悪くなったように感じている人は、イヤーチップを交換してみてください。新品購入時のあの静寂感が戻ってくるかもしれませんから。