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卓球の魅力!

こんにちは はじめまして
近年は日本の卓球が非常に強くなってきまして、TVなどでも取り上げられる事が多くなってきました。
このnoteでは「卓球とはどんなスポーツなのか??」
その魅力と奥深さについて未経験者の方に向けて簡単に解説したいと思います。

目次
1.卓球とはどんなスポーツ?
2.卓球のルール

1.卓球とはどんなスポーツ?

まず、みなさんは「卓球」についてどんなイメージを持たれてるでしょうか?
おそらく多くの方は「ラリーが速い!」と言うことや「上手くコースをついて得点する」と言ったイメージがあると思います。
これら自体は全く間違ってはいません。ですが、実は卓球の本質 重要なポイントは「回転」にあるんです。

最近はTVの解説でもそのスピードだけでなく、ボールが物凄く「曲がる」様子が語られる事が増えてきたのでピンと来た方もいるかもしれませんね。
卓球にとって「回転」とはプレイの中に奥深さを与える重要な要素の一つです。
実際に回転によってどんな事が起きているかと言いますと
①安定して台に入る様になる
②回転によってコースが変わる
③回転をかける時とかけない時で強弱をつけられる

主に「回転」の力によって、こう言った事が出来るようになります。

順番に少し詳しく説明します。
①安定して台に入る様になる
これはそのままの意味なんですが、まず回転には種類があります。
種類と言っても主に3つで、前進回転(いわゆるドライブ)横回転、後進回転(いわゆる下回転)の3つです。
それぞれ具体的にどんな理屈によって台に入り易くなっているかと言いますと、前進回転は「飛び過ぎない」様にコントロール出来る技術です。
卓球のボールは無回転で打った場合、非常に直線的に飛んでいきます。例えば、ネットより低い位置でボールを打った場合 無回転であれば100%ネットに引っ掛かりますよね(真っ直ぐ飛ぶので)ですが前進回転(ドライブ)を掛けるとボールは放物線を描く様な軌道で飛びます。これによって安定して台に入る様になると言う事です。(余談ですがニュースなどで「凄いスマッシュでしたね~」とキャスターさんが言っている打球は大抵ドライブです)

※前提として、すくいあげる様に打てば無回転でも放物線を描きますがその場合 相手がスマッシュを打ち易い甘~いボールになるので勝負の場では意味がありません

次に横回転ですが、これも飛び過ぎない様に出来る技術ですが それよりも、安定して台に入られる事が出来る技術だと言えます。大抵の場合、横と前進回転の2つが混ざった打球がされる事が多い訳ですがこれは台の横の方に打たれたボールを返す場合に有用です。前進回転(ドライブ)の放物線と横回転の力によって安定して台へ入れられるのです。

※ここで少し解説しますが、卓球の台は長方形にできていますがストレートコース(真っ直ぐのコース)よりもクロスコース(斜めのコース)の方が距離が少し長いのでクロスに打つ方が台に入る確率が高いのです

最後に後進回転(下回転)ですが、これは前進回転、横回転と比べると安定して台に入る様な力が強い訳ではありません。後進回転の意義は「相手のミスを誘う」ことにあります。後進回転(下回転)の掛かったボールを無回転のボールに接するように触れればすぐさま下に落ちてしまいます。また、後進回転(下回転)を他の回転で返す場合は通常(無回転のボールを打つとき)よりも強い力を加えなければならないで非常に体力を消費させられる訳です。

②回転によってコースが変わる
回転には①で説明した3つの別の回転を使うことでコースを自在に変え、相手の読みを外す働きがあります。
前進回転(ドライブ)であればボールが台についた後に「加速」するので相手は回転を読み違えた場合、詰まったりボールを見失うことになります。
そして、コースを変える力が最もあるのが横回転です。非常に強い横回転であればボールが真横に飛ぶこともある程です。

③回転をかける時とかけない時で強弱をつけられる
さらに、②で説明した回転の「量」をコントロールすることで強弱をつける事が出来るのです。
強い前進回転(ドライブ)をかければ加速する力が強くなり、弱い回転なら「思ったよりボールが伸びない」と言う感覚を与えられます。
横回転においても前述した様な「変化」する力もありますが「横回転」自体には前に進む力があるわけではないんですね。つまり、強い横回転をかけながら短く(ネット際に)返す事が出来る訳です。
こうした強弱を自在につけられる点が回転の醍醐味になってくる訳です。

以上の様な「回転」の力はもちろん、スピードとコースをついた広い戦術の数々が卓球の魅力だと言えます。

2.卓球のルール

ここで基本に戻って卓球の基本的なルールを説明したいとおもいます。なんとなくご存知の方も多いと思いますが卓球のルールはおおざっぱに言うと「11点取ると勝ち」ですね。
まぁ、そのくらいは誰でも知ってるわ!と思われるでしょうが順番に説明しますね。
まず、「11点取ると勝ち」と言いましたが、厳密には「1ゲーム11点」と言うルールです。これもご存知の方は多いかと思いますが、この「ゲーム」を先に3つ取った方が勝ちであることが多いです。
と言いますのも、大会によって勝ちになるゲーム数が違ったりするんですよね。大抵の場合は3ゲームですが「5ゲーム先取」の大会もあります。
そして、点数が10-10になった場合はデュース(ジュース)と言うルールがありまして、この場合「先に2点差をつけた方が勝ち」になります。
因みに1ゲーム毎にコートをチェンジしまして、フルセット(取ったゲーム数が2-2の場合など)で最後のゲーム中に5点をどちらが取った時にもコートチェンジがあります。

サーブは2本交代(ここはテニスと違うところ)でトスはオープンハンド(手を開いた状態)で16cm以上上げなければなりません。
トスが短い場合、あるいはトスでボールに回転を掛けてる様な場合、審判から注意が入り やり直しになります。そして、3回目の注意が入るとやり直しでなくうむを言わさず相手に点数が入ります。
また、サーブはネットインの場合やり直しになります。(ラリー中のネットインはプレイが続行される)
デュース(ジュース)の時にはサーブが1本交代になります。

卓球のルールはおおまかにこんなところです。細かいところで言うとタイムアウトはその試合中お互いに1度ずつまでと言う事やラケットを持ってない方の手は台に触れてはいけない、などがありますね。

今回の卓球の魅力はここまでにしようと思います。次回は卓球の用具についてや、プレイスタイルについて説明してみたいと思うので興味を持たれた方は是非、読んでみて下さい。

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