見出し画像

卓球の魅力その2!用具とプレイスタイル

こんにちは 前回の話に続き、今回のnoteでは卓球で使われている用具とプレイスタイルについて簡単に解説したいと思います。
前回のnoteも合わせて読んで頂くと、より面白味が増すと思うので良ければ読んでみて下さい。

目次
1.どんな用具があるのか?
2.どんなプレイスタイルがあるのか?

1.どんな用具があるのか?

卓球の用具はたくさん種類があります。
まず、基本的な用具から説明しますと、ラケットのグリップの種類は主に2種類です。
・握るように持つシェイクハンドラケット
・ペンを持つ様に握るペンホルダーラケット
の2つです。そして、ペンホルダーの中でも2種類あり、片面にしかラバーが貼ってない日本式ペンと両面に貼ってある中国式ペンです。
そして、そのラケットに貼るラバーです。ラバーは良く使われるもので主に3種類あります。
・裏ソフトラバー
・表ソフトラバー
・粒高ラバー
この3つですね。
それぞれの特徴で言うと、裏ソフトラバーは一番回転の掛かるラバーです。最も使用者の多いラバーで種類も豊富です。

表ソフトラバーは表面が平でなく粒状になっているラバーです。前回のnoteでは「卓球は回転を掛けるスポーツです」ということを言ったんですが、このラバーは逆の発想で「回転を掛けない」ラバーなんです。自分で回転をかけない代わりに相手の回転の影響も受けづらいのが特徴です。なので、後進回転(下回転)や横回転に惑わされずに返す事が出来る訳です。

3つ目が粒高ラバーですね。「粒」と言うと「表ソフトラバーと同じじゃないの?」と思われるかも知れませんが大きく違う性能を持っています。相手の回転に対して鈍いことは同じなんですが他のラバーとは違い独特の打球を出すことが出来ます。表ソフトラバーよりも粒が長い形状をしていて、ボールの勢いを消してしまう事が出来ます。また、回転の掛かっていない「ナックル」の打球を出すことも出来て、非常に特殊な打ち心地です。

ラバーには「回転の掛かりやすさ」「硬さ」「弾み」の3つの要素があります。人によって使いやすい硬さや回転の掛かりやすさがあり「とにかく弾めば良い」と言うものでもないので用具選びは大変ですが楽しいものです。また、ラケットの性能も同様の要素があり、「硬いラケットに硬いラバー」や「弾むラケットに回転の掛かるラバー」など自分に合った用具選びが必要になります。

ラケットは何百種類もありラバーも何百種類もあるのでその組み合わせは何千、何万通りもあると言われています。そう言ったラケット、ラバーの組み合わせや自分との相性を考える事も卓球の楽しさであり醍醐味であると思います。

2.どんなプレイスタイルがあるのか?

卓球選手のプレイスタイル(戦型)は主に3つあります。
「ドライブマン」
「カットマン」
「オールラウンダー」

の3つですね。
一つずつ解説していきます。
まず、「ドライブマン」です。それぞれ、名前の通りのスタイルなんですが、ドライブマンは攻撃の技術を主体にしているスタイルです。と一口に言っても「なんとなく分かるけど、攻撃の技術ってどんなものを指してるの?」と思われますよね。「攻撃の技術」とは前進回転(ドライブ)やスピードのある打球を指しています。
もちろん、ラリーの中では全てが攻撃!と言う訳ではなく牽制になる打球や様子見になる打球もありますが「主体」となっているのが攻撃の技術であるプレイスタイルが「ドライブマン」なのです。
(因みにドライブマンは最も人口の多いプレイスタイルです)

2つ目は「カットマン」です。カットマンはドライブマンと対比して存在しているスタイルなのでイメージがしやすいかも知れませんね。
カットマンはご想像の通り、「守備の技術」を主体にしているスタイルです。主に後進回転(下回転)を掛けて粘り強い卓球をすることで得点していきます。カットマンは「粒高ラバー」を使って勢いを消したりラリーのテンポをズラしたりするスタイルが広く使われています。
また、台から距離をとって後ろに下がるスタイルも特徴と言えますね。

3つ目は「オールラウンダー」です。オールラウンダーは主体となっている技術がドライブである場合が多いですが、時にはカットや後ろに下がって返球することでも得点するプレイスタイルです。使っている用具はドライブマンの使うものが多いのでドライブマン寄りなプレイスタイルだと言えます。

卓球にはこの様な3つのプレイスタイルが存在していますが、あくまで大まかな分類です。そのプレイスタイルだからこうしなきゃいけない!と言った事はないし、人によっては型に嵌まらないユニークなプレイをする方もいるので参考にして頂ければと思います。


以上、ここまで読んで頂いた方はありがとうございます。このnoteを読んで卓球をより興味を持って見て貰ったり「自分でもやってみたい!」と思って頂ければ幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?