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会社都合で職を失い、本格的に個人で取り組むことになった2024年を振り返る

2024年関わってくださった方みなさまありがとうございました。働く環境が変わり、関わる人も増えた一年でした。変化が多く大変な面もありましたが、前に進めたのかなと感じる部分も多いです。仕事面、プライベート面、写真面いろいろな点で今年一年を振り返ってみようと思います。


価値観を大きく変えた道東への旅

2024年で写真を撮ることへ大きい影響を与えてくれたのは道東への旅でした。雪が見たいと思い立って訪れた先は、今までまったく見たことがない世界。そこへ至る経緯も含めて、忘れられない体験になりました。

詳細は別記事でまとめているのでよかったらこちらもご覧ください。

急な決断で会社をやめて独立することに

元々は年内目処で環境を変えようと考えていたのですが、そのタイミングは思ったよりも早く訪れました。詳細は省きますが、3月にその方針が決まり、6月に会社をやめることに。その先どうしようかと考えながらも、現状をいろいろな方に相談させていただきました。

福岡に戻って3年ほど、イベントやコミュニティに顔を出して、その中で関わってくださった方々のありがたさを今更ながら感じた時期でした。相談に乗ってもらえるだけでなく、もう少し深く一緒に動きたいなどの言葉がいただけて個人でやっていく決心がつきました。

ちょうど同じ時期に同級生の紹介で新しい出会いもあり、今までとはまったく違うアプローチで仕事もできるようになったことも、それを後押ししてくれたように感じます。

プライベートの広がりも多くあった

プライベートでも輪の繋がりが広がっていったことも、1つ自分の支えであったように感じています。個人で活動し始めて、より家で1人で作業する時間が増えたことで、外との繋がりが希薄になりました。しかし、イベントやカフェなどを通して知り合いが増え、違う場所で顔を合わせて会話できる人が増えたことは状況的にはとてもありがたいことでした。

写真以外の友人が増えたこともいろいろなことを考えるきっかけになったように思います。仕事として何をしていきたいかということ以外にも、イベントを作ることや単純にみんなでどう楽しむかを考えることが、仕事で根詰めて考えやすい自分にはとても良い時間でした。

写真展の成功にも繋がったと思っていますし、(なぜか始めた)モルックでも何気ない会話をしながら、公園で楽しめる気楽な場所があるのも、これらの関係があったからだと思います。

2回の写真展で「写真」をより考える

2024年は東京と福岡で1回ずつ写真展を開催しました。場所もテーマもなにもかも違う形で開催しましたが、どちらもとても価値のある時間になりました。

1つ目は6月に東京で開催した「knot」、東京にいたのももうだいぶ前になりますが、当時会っていたメンバーと再会できたことやまた新しい繋がりが増えたことが日常の楽しみに繋がりました。お互いが東京と福岡を行き来しながら作っていくことが面白かったのが記憶に新しいです。

2つ目は福岡で開催した「yosuga」、フィルム写真で展示がしたいのといろいろな方に足を運んで欲しいという思いで、展示とPOPUPを並行して開催することに。半年前くらいから準備を始めて、メンバー全員の協力のおかげで、1つ形にできたと感じています。達成感も非常にあり、来年さらに良い場所を作りたいなという想いにも繋がりました。

撮るものも変わり、自分の写真についてもよく考えた一年でした。2025年は自身では初めての個展が決まり、yosugaもまだまだ進化させて実施したいと考えています。

2025年も新しいことに取り組む1年に

振り返ってみるといろいろあったなと感じますが、都度周りの方々のおかげで乗り越えてきたように感じます。2025年は繋がりを深めつつ、新しい機会も掴んでいけたらと感じています。

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shoji | 写真家
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