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秋の郡上と白川郷【岐阜編】

秋になると紅葉をどこか見に行こうと考える。ただ、見慣れた場所以外に1つでいいから違う景色が見たいと思うわがままがある。

そんなことを滋賀に住んでいる友人と話していたら、お隣の岐阜がいいのでは?そういえば行ったことないという話になり行き先は岐阜に決定。

なんとなく飛騨高山は人が多い印象なので、別ルートとして郡上方面を散策することにした。

滋賀から車で岐阜市に前入り

当初一泊二日を予定していたが、友人と金曜夜に移動できそうだったので、前入りして行動をすることに。

草津から車で1時間ほど、滋賀と岐阜の距離が思ったよりも近く驚いた。高速道路から見える新しい工場が多く見え、岐阜の意外な側面を見た気がした。

下からチラッと見える岐阜城(友人撮影)

岐阜市内の宿に到着し、とりあえず岐阜タンメンを食べて初日は就寝。岐阜城が少しだけ見えていたので明日はそこから行くことだけ決めた。

肉と海苔を追加した岐阜タンメン

旅の支度をサウナで済ませる

本格的に1日目の始動と行きたいところだが、まずはサウナで旅の準備を完ぺきにする。

訪れたのは「湯どころみのり」。入館料が850円だと言うことにも驚いたが、ドライサウナ、フィンランドサウナ、天然水水風呂、足湯外気浴と満足度がとても高かった。(東京だと3倍くらい値段しそう)

みのりさんコスパのとてもよちサウナ

整い後、珈琲を朝の珈琲を飲みたくなり、「SHERPA COFFEE ROASTERS」さんに訪問。ブレンドの種類が多くあり、シェアができる形で提供してくれるので自分の好きな珈琲を見つけることができる。

SHERPA COFFEE ROASTERS 深めのブレンドが美味しかった

思いの外好スタートをきれた岐阜旅、岐阜市内でも1つは観光をしようと岐阜城へ向かうことにした。

岐阜城を目指して山登り

岐阜城のふもとにある岐阜公園に向かい、公園の紅葉を楽しんでいた。せっかくなので城まで上がろうという話になったが、友人が体力お化けなのに合わせようとしたことが間違いだった。

岐阜城は山頂にあり、親切なことにロープーウェイが整備されている。ただ、山だし登ろうという安易な提案を受けてしまい、1番距離が短いルートを選び登ることに。

序盤は緩やかな山道が続いていたが、途中から様相は一変。見るからに急斜面で歩く場所もまともにない険しい道が続く。そしてサウナのおかげで代謝が抜群だ。

登らされた険しい山道

カメラバックを持った状態でこの道か、、と思いながら、登りどうにか山頂へ。

山登りの果てに見た岐阜城

山の上にあるお城は迫力があった、中で織田信長を拝み帰りはロープーウェイで下ることに。下りるまで汗が止まらなかったが、お城を見れた満足感を得て郡上に向かう。

郡上でジビエを楽しむ

郡上方面に到着し、市内よりも色づいた木々が散見できて期待が高まってきた。ただもう宿泊する「交流宿 星降る家 いこい」に到着した時には暗くなっていた。

その日はいこいで予約していただいたジビエ料理をいただき、温泉に入って疲れを癒す。「Gu-ni」さんは猟師さんが営んでおり、ジビエのプレートが人気のお店。サルやシカのお肉をいただくことができた。

Gu-niさんのジビエプレート

ジビエをいただき、朝から活動するために初日を早めに終えることに。夕方暗い中でも少し色付きが見えていたので、撮るのが楽しみだった。

郡上から紅葉探し

移動しながら色づく山々を撮る

岐阜旅2日目、目的地を白川郷に決め、道中で紅葉を探しながら向かうことに。天気はあいにくの曇りだったが、山の方は少し霧が出ていた。

ゲストハウスから撮った最初の紅葉

ゲストハウスを出発し、直接向かうと30分強くらいの道のりを1時間半かけて移動した。それくらい紅葉と霧の雰囲気が良かった。

郡上の街中から離れると周りは山に囲まれるが、色づく木が多いのか山の斜面がどこを見ても赤や黄色に染まっていた。

道中の紅葉

ダムの色付きと霧が目を奪う

ここが圧倒的に綺麗だった。道中の湖を囲む山々に霧がかかり、幻想的な雰囲気を作り出していた。

湖を囲む山、色付きと霧の雰囲気が良かった

色づく山々に囲まれ、色付きも良くずっと撮り続けていた。どの方面を見ても赤い山々で湖とも相まって旅の中で1番の景色を見ることができた。

湖を囲う色づく山々

この湖が移動時間を3倍にした原因なのだが、見応えがありすぎて満足度はとても高かった。

世界遺産 白川郷へ

ふんだんに寄り道をしながらようやく白川郷へ到着。まだ早い時間ながら多くの観光客が来ていた。

山の色も綺麗な白川郷の家のひとつ

とりあえず入って街を練り歩いてみる。合掌造りの建物が並び、世界遺産の味を噛み締める。背景の山々の色が綺麗で、いい空気感だった。

朝早くまだお店などは空いていなかった。蕎麦屋やカフェが立ち並び、気づいたら海外からの観光客が溢れかえっていた。(行かれる方は10時より前に行くことをおすすめします)

合掌造りの形がよくわかる

人も増えてきたところで退散することにした。飛騨高山の方には行かない予定だったが、どうしても最後に飛騨牛が食べたかったので、それだけいただいて滋賀に帰ることに。

しめは贅沢に飛騨牛すき焼き

写真ギャラリー

道中の山に霧がかかる
白川郷のいちょうの木
道中の木がつよい
岐阜城に登る山道の木々
急に現れたやぎ
霧が雰囲気を作っていたまである
紅葉の色付きもタイミングがよかった

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shoji | 写真家
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