英語で論文を読む重要性(苦手な時は…)
私が最近書いている論文を探す方法は英語論文についてです。
日本語の論文もありますし、外国語の論文でも日本語の解説記事があることもありますが、やはり論文は英語で読めた方がいいです。
理由は簡単で、その方が情報収集のスピードが圧倒的に速いからです。
また最新の情報の大半は、最初は英語でしか出てきません。
でも英語が苦手という方はいると思います。
私も英語は苦手です。
そういったときの対策を書きます。
目次
1. 英語を勉強する
2. 英語を読まない
1. 英語を勉強する
英語でそのまま読めると圧倒的に楽だし早いです。
1.1 単語を調べる
正道です。
文章を読んでいきながら、分からない単語を調べていきましょう。
最近(?)はポップアップで見れる辞書機能があって手早く調べられます(例: MacOSで単語を調べる、Weblioポップアップ英和辞書)。
ライフサイエンス系に特化するならライフサイエンス辞書もおすすめです。コーパスも充実していて英作文にも使えます。
1.2 勉強する
教科書を買ったり、授業を受けたりして英語の勉強をしましょう。
英作文を勉強すると、読む力も上がります。
おすすめの教材です(English for Writing Research papers Useful Phasesは無料PDF)。
English for Writing Research Papers Useful Phrases
The Elements of Style
On Writing Well
Science Research Writing for Non-Native Speakers of English
2. 英語を読まない
英語が苦手なら英語で読まないという裏技があることはあります。
2.1 翻訳サイトを使う
最近の翻訳サイトは精度が非常に良くなってきています。
それらを使って作っと翻訳して読んでもいいでしょう。
Google翻訳や、最近だとDeepL Translatorの精度がすごいと話題になりました。
2.2 日本語解説を読む
素晴らしい研究者の方々が論文の解説記事やスライドなどを書いてくれている場合があります。
論文タイトルで検索して、「解説」、「要約」、「は」といった言葉を足したり、日本語に限定したりすると探すことができます。
有名科学雑誌のNatureなどは日本語版も出しています。
2.3 図を読む
論文についている解説図やグラフを追っていくだけでも論文の内容はある程度理解できます。
慣れ親しんだ分野の論文であればなおさらです。
図を見ただけではわからないところは、図の説明文や本文を読んで補完していけばいいですね。
2.4 拾い読み
ページ内単語検索を使って調べたいキーワードの周辺を拾い読みすることで、読む量を減らしながら必要な情報を探すことができます。
日本人にとって英語は難敵ですが、上手に攻略していきましょう。
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