株自動売買ソフトの作り方(ソース完全版)
私が作成した株自動売買ソフト(SBI証券への注文用PythonのAPI)のソースを貼ります(ちょっと見ずらいのですが他に方法がいい思いつかないので勘弁してくださいm(_ _)m)。
対象はSBI証券、動作環境はPython2.7(他バージョンは未確認)、外部ライブラリとしてBeautiful Soupがインストール済みであることです。
使っている技術はこのシリーズ(マガジンでまとめています)で解説しています。
使い方としてはまず
import trading_on_sbi
tUI = trading_on_sbi.trading_on_sbi(ログインID,パスワード)
でログインします。tUIの部分は自分でわかりやすい変数名を付けてください。またimport trading_on_sbiもファイル名をtrading_on_sbiした場合なので適当な名前に変更可能です。
注文は以下の操作ができます。
tUI.stock_buy(証券番号,株数) #現物買い
tUI.stock_sell(証券番号,株数) #現物売り
tUI.margin_sell(証券番号,株数) #信用新規売り (空売り)
tUI.margin_pay(証券番号,株数) #信用返済買い
デフォルトでは成行の当日取引ですが、それぞれ以下の変数を渡すことで指値、逆指値注文も行えます。
指値
price= '値段' #指値
sasinari_kbn='' #注文方法の選択
種類 - ' ':指値 無条件, 'N':成行 無条件,
逆指値
isStopOrder=True #逆指値を有効化
trigger_price = '値段' #逆指値
使用例
tUI.stock_buy(stock_code=0000, quantity=100, quantity,sasinari_kbn='N', price='300', isStopOrder=True, trigger_price = '310')
(証券番号0000の株価が310円以下になったら、指値300円で100の現物買い注文を入れる)
また特定の銘柄の注文のキャンセルも行えます。
tUI.cancel_order(証券番号,注文の種類)
注文の種類 - 'stock_buy': 現物買, 'stock_sell': 現物売, 'margin_sell': 信用新規売, 'margin_pay': 信用返済
同じ銘柄で複数の注文があるときエラーが出る場合がありますがご容赦ください。必要であれば修正します。
現在の買付余力、現物・信用所有銘柄一覧を取得できます。
tUI.purchase_amount()
tUI.stock_list()
tUI.margin_list()
特定の銘柄の現在の株価を取得できます。
tUI.get_current_stock_price(証券番号)
またBSI証券による各ランキングも参照できます。
tUI.get_ranking(ランキング,マーケット)
ランキング - 'pct_gain':値上がり率, 'pct_loss':値下がり率, 'net_gain':値上がり幅, 'net_loss':値下がり幅,'volume':出来高上位, 'turnover':売買代金上位, 'increase_volume':出来高急増, 'increase_turnover':売買代金急増
マーケット - 'TSE1':東証1部, 'TSE2':東証2部, 'JAS':JASDAQ, 'NSE':名証, 'FES':福証, 'SAP':札証, 'MOT':マザーズ
また1ティックの値幅と、当日の制限値幅を取得できます。
tUI.ticksize(株価) #1ティックの値幅
tUI.limitsize(株価) #当日の制限値幅
では以下に貼ります。最高額で売ってみます。
ここから先は
¥ 10,000
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