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鹿児島あるき(ⅱ)

前回の続きから。


ラーメン屋さんを出た後は、ぶらぶらと散策に出た。

鹿児島駅が中心になっているのか、路面電車の活躍がひと目で分かる。もちろん車もバスも走っているのだが、路面電車が行き来している様子や道路の中央に設置された駅を見つけられた。

街の人たちにとって一つの大きな手段となっているのだ。違いない。

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また、アーケード街が充実しているのだ! 鹿児島は!
「スバラシイ!!!」

アーケードを歩くのがとても好きだ。なぜだか分からないのだが、ああいう一つの所にいくつもの商店やショップがひしめき合っている感じが好きなのだ。

見ているだけでも十分楽しめるし、店頭販売しているお店の人たちとほんの少しの世間話をするのも楽しい。もちろんショッピングもだ。

そうした意味では商店街も好きなのだが、ぼくの中で理由を明確にできていない感はある。「なぜなのだろうか?」ーー。きっと何か惹きつけられるモノがアーケードや商店街にはある!と思ってる。


さて、歩き疲れてきたのでどこかで休憩をば!

そう言えば、一つ教えていただいた所があった。かの西郷隆盛の子孫の方が営んでいるカフェがあるのだとか。

「K10カフェ」

カフェの名前なのだそうだ。

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・・・着いた。

このビルの5階で営業しているらしいが、訪れた日は定休日だった。なので、その階下の「鹿児島まち歩き観光ステーション」でオススメのカフェを尋ねてみようと入ってみた。

どうせならWi-Fiがある方が良いと思ったので、「Wi-Fiがつながるカフェが、どこか近くにありますか?」、そう聞こうと思っていたのだ(この質問がちょっとしたドタバタ劇を生むことになろうとは・・・)。

入ると、所長のような男性と事務のお姉さんの2人がおられた。すぐさま、先ほどの問いを2人に投げかけた。

すると、所長は首を傾げ、どこがあるかなあ〜と考えを巡らせている様子。お姉さんは心当たりが一件あったようでそこに電話をかけて確認してくれた。結果、その場所にはWi-Fiはなかったのだが、電話をかけて確認してくれるという、その行為自体に大変なうれしさを感じた。

ここで何のスイッチが入ったのか、所長が「天文館」「図書館」「観光センター」と続けざまにWi-Fiがありそうなスポットを出してくれ、お姉さんに電話して確認するように言う。さらに、所長自らも知り合いの所へ電話をかけ聞いてもらった。

その間、ぼくは間髪入れない出来事に「『あう、あうう』しながら、もう大丈夫です」と伝えることができなかった・・・。


そして、線路沿いのタリーズカフェにWi-Fiがあるというではないか!
その瞬間は、所長もお姉さんもホッとしておられ、ぼくはカフェも見つかり、電話をかけ続けてくれた2人への有難さでいっぱいになった(所長とお姉さん! その節は本当にありがとうございました! また、面倒くさい質問をしてしまい、ごめんなさい。いろいろな所へ電話をかけてくださったご親切は忘れません! 感謝でいっぱいになったし、とっても温かかったです。ありがとうございました!)。

今回、泊まったゲストハウスは「イルカゲストハウス」という所でした。とても元気でお茶目なおばちゃんがオーナーをされています。

さらに、ゲストハウスの一階部分を居酒屋用のスペースとして利用していて、夜だけ営業中の「夜イルカ」として、オーナーの娘さんが切り盛りされていました。あまり出回らない焼酎も多数そろえられているようです。

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棚一面に、さまざまな焼酎が並べられている


一番最初にいただいたのは「うみ」と名付けられた焼酎。とてもスッキリしていて、独特の匂いも少なかったような気がします。おいしかったです!!

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ゲストハウスの宿泊者も利用できることに加え、一般での利用も可能とのこと。ぜひまた行きたいお店になりました。


さて、次の日のフェリーで4年ぶりの屋久島です!

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