【Macau】マカオの世界遺産を歩く
マカオの2日目はここから始まった。
「澳門葡京酒店(ホテル リスボア)」
マカオでは、古くからあるカジノホテルなのだそう。
さらに、
金ピカなゴージャスな建物がありました。ものすごいシンボル感が漂っている
そこから、多くの人たちが集まっている開けた場所へ。
「Senado Square(セナド広場)」という場所のようだ。カラフル!!
マカオは「マカオ歴史市街地区」として世界文化遺産に登録されている。22の歴史的建築物と8カ所の広場を含む日常生活地域となっているよう。
ということは、セナド広場へ足を踏み入れた時点で、ぼくは世界遺産の中へお邪魔させていただいているということになります。
グイグイと歩を進めましょう。
セナド広場の足元と同じ様相のタイル路の道を行くと、「St. Dominic's Church(聖ドミニコ教会)」が見えてきた。
見上げてみた
途中、こんな雰囲気の通りにも遭遇する。
雰囲気が違いすぎて、一瞬自分がどこにいるのか分からなるくらいだ。
アジアや中国のテイスト、ヨーロッパ、特にポルトガルの雰囲気もしっかりと、いやガッツリと入り混じっている。どちらの雰囲気も感じることができるし、それらがひとまとめになっている“マカオ”という地を堪能することができる。
歩を進めて行くほどに人が増えていく。
皆、目指している場所は一緒なのだろう。
そして、ぼくらも友人オススメの世界遺産の一つ、「大三巴牌坊(Ruins of St. Paul's=聖ポール天主堂跡)」にたどり着いた。
すごい、、、人でいっぱいだ・・・。
教会の跡地なのだという。人びとが固まっている所まで行き、そのゲートをくぐる。奥がどのようになっているのかとても気になったのだ。
開けた場所になっており、立っていたゲートの裏側も見てみた。ズッシリと一枚で立っているのだなとここに来て気づく。こんなにも迫力のある一枚があるだろうか。
「この教会が健在だった当時はどうのような感じだったのだろうか」「どのような街並みだったのだろうか」、想像するとワクワクしてくる。
“一枚”から醸し出される独特なパワーに当てられ、足取りも軽くなる。
*
街中を散策してみる
集合住宅の様子もとても趣を感じる
歩いていると、隙間から先程の「聖ポール天主堂跡」がチラリ。
存在感ある
公園に着いた。
「白鴿巢公園(Camoes Garden)」だ。ここも世界遺産に登録されている場所の一つだそう。
将棋のようなゲームだろうか。プレイヤーの周りを大勢の見学者が囲む。戦況を見守る。プレイヤーたちもおちおちゲームに集中していられないんじゃないだろうかと思ってしまう。
しかも、このような人だかりがポツポツとある。皆、このゲーム好きなんだなということに加え、周りを巻き込むほどのゲームなのかプレイヤーであるおっちゃんたちの魅力が光っているのかは定かではないが、熱狂的な盛り上がりは確実に感じ取れた。
面白い街だった。
もっとゆっくり、じっくりと街歩きしてみたいと思いました。
***
カジノだけじゃない!
こんなにも東西の文化がミックスした街を歩くことができるとは! 華やかな場所だけでなく、ちょっとしたその辺の道端にもワクワクするようなことがあるのかもしれないし、現在進行形で起こっているのかもしれない。
帰り道、最初に訪れた「セナド広場」から「聖ドミニコ教会」までの道に人だかりができている。
「何事かと?!」
人を掻き分けて、のぞいてみると、
教会独自のものなのか、キリスト教においてなのか分からないが、イベントの日だったのだろう。
鐘の音が響きわたり、白煙は行進する人びとを纏い、祈りが高らかに辺りを包み込んでいた。