コーチングってなに?何をするの?
最近コーチングって聞くけど、何か胡散臭いな。
そもそも何なのかわからない。
何をするのかよくわからない。
と疑問を思っている人向けのnoteとなっています。
※このnoteは私がZaPASS養成講座にてコーチングについて学び、コーチングについてまとめたnoteとなります。
私が、初回セッションの際に、
利用しているZaPASSのスライド画像などを
用いてご説明いたします。
私の自己紹介は以下のnoteをご覧ください。
https://note.com/sk100417/n/n0dd3c0a2174c
そもそもコーチングとは
コーチングのコーチという言葉の語源は、
馬車とされています。
15世紀にハンガリーのコチ(Kocs)という町で、
四輪馬車の製造が始まりました。
その四輪馬車のことをコチと読んでいたことに
由来します。
馬車の御者が乗る人を目的地まで
送り届けるという意味から、
コーチがクライアントのゴールや目標の実現を
サポートするという由来だそうです。
じゃあクライアントのゴールをサポートするってコーチは何をするのか?
コーチングで利用する手段としては、
対話になります。
コーチはクライアントと対話をすることで
支援をすることが役割となります。
コーチングとそのほかのコミュケーション手法としては以下のような分類になります。
クライアントへの支援と、
0→+と覚えてもらえばいいかと思います。
※コーチングにおいて、より+に→を向ける際に、トラウマのような-な部分に触れることもあります。
経験学習モデルとは
コーチングを理解するために、
触れておいた方がいいモデルを紹介します。
それがデービッド・コルブに提唱された
経験学習モデルです。
コルブは、一般的な学習モデルが、既に体系化・汎用化された知識を”受動的”に習い覚える「知識付与型」の学習やトレーニングであるのに対し、「経験学習モデル」は、学習者が自らの「経験」から「学び(気づき)」を獲得していくという「プロセス」を体系化した学習モデルとしています。
経験学習モデルは以下4stepで構成されています
経験(具体的経験)
普段の業務や、具体的な経験をする段階です。
省察(省察的観察)
経験から自分の行動を振り返り、
深堀をしていきます。
広い観点から振り返ってみることが必要です。
概念化(抽象概念化)
前のステップでの省察を踏まえて、
広く活用できるよう持論化します。
自分にとって「要は○○だ」というようなまとめ方をします。
施行(能動的実験)
概念化でまとめたものを、
それが自分にとって正しかったのか、
新しい場面で実験をしてみます。
行動と呼ばずに、実験と読んでいることが、
自分は好きです。
間違っても変に自己肯定感が下がらず、
気軽にできる感じがしてます。
コーチの3つの武器とは
ここまでコーチングの概要と
経験学習モデルについて触れてきました。
以下のような感情にはなっていないでしょうか?
「いや、対話で成長、目標達成できてたらすでに達成できてるわ!嘘くさ!」
(あくまで僕がコーチングを知らなかったらこんな捉え方をします。笑)
想像通りの捉え方、ありがとうございます。笑
では、なぜコーチングが目標達成において、
活用できるのか。
それは前に触れた経験学習モデルにおいて触れた
省察をコーチングではより深くできるからです。
自身で振り返りをする際に、
自分が持っている偏見などに気づかず、
振り返ると観点が広がりません。
そこで、コーチとの対話が役に立ちます。
コーチはクライアントとの対話の中で、
主に3つの手段を使います。
それが傾聴、質問、フィードバック(以下FB)です。
傾聴
・うなずき
・あいづち
・エンジェルアイ
・オウム返し(後に出てくるYouメッセージと重複はします。)
などを使います。
心理的安全性を高め、よりクライアントが話してくれる流れを促進するものだと、私は考えています。
質問
基本的に質問では、GROWモデルを用います。
※内容によっては機能しない場合があるので、
その場合は用いません。
GROWモデルとは、
以下要素によって成り立っています。
G:Goal 夢や目標
R:Reality 現状把握
O:Option 選択肢
W:Will 行動計画と目標達成の意志
課題解決型思考とも言ったりする気がします。
以下のような流れでセッションを構成します。
・どんなGoalを自分は目指したいのか?
・そのGoalに対して、Realityはどうなのか?
・GoalとRealityとのギャップはなぜあるのか?
・そのギャップを埋めるために、
どんな選択肢があるのか?
・その選択肢をどう進めるか?
・その決めた選択肢に納得感はあるか?
FB(フィードバック)
皆さんはFBと聞いて、
どんな場面を思い出しますか?
僕は、結果や評価に対してどうだったのか、
先輩or上司or先生からのFBを思い出しやすいです
コーチングにおいてのFBは以下定義です。
相手が周りに向けて伝えていることをその人に返すことをFBと呼ぶ。
FBをする際に、
客観的(事実)と主観的(解釈)を分けます。
事実をFBするのを、Youメッセージといいます
例)オウム返し
オウム返しは相手の使ったキーワードを返すので、事実になります。
仮に言われて痛いような事実でも
受け止めやすかったりします。
解釈をFBするのを、Iメッセージといいます
例)○○さんはかっこいい眼鏡をかけてますね!
かっこいいが自分の解釈になるためです。
相手の自己認識の幅を広げるためには必要ですが、クライアントが受け止めにくい面もあります。
そのため、Youメッセージを伝えたうえで、
Iメッセージをプラスします。
感情を扱う
コーチングにおいて省察をする際に、
無意識の領域を特に扱います。
経験からの気づきに対して、
クライアントが本当はどう思っていたのかの感情の部分です。
コーチングは会社の1on1などとは違い、
正解はクライアント自身の中にしかありません。
クライアント自身の底に眠っている
願い、価値観に触れることで、
自分のありたい姿を明確にします。
僕も好きなコーチングの例えがダイビングです。
(したことがない中、恐縮です。笑)
初めて潜る際は、
深くまで潜れないかもしれません。
継続して潜ることで、
より深くに潜ることができます。
コーチングも何回も省察にトライをすることで、
自身の奥深くに眠っている願い、価値観に
触れることができるかもしれないと考えています。
内省と施行(実験)はセット
ここまでコーチングで省察、概念化をすることに
触れてきました。
ここで経験学習モデルについて触れなおします。
クライアントがコーチングを受ける前に
何かしら経験から気づきを得ています。
コーチングにおいて、省察、概念化をします。
では、施行はいつするのか?
それは、セッション以外にクライアント自身が
施行しかありません。
コーチングは、
セッションでの内省と、日々の実験が
セットになって初めて効果を実感できます。
日々の実験をし、経験をすることで、
次のセッションで前回の概念化がどうだったのかを振り返ることで、サイクルを回します。
そのため、サイクルを回し続けるために、
単発ではなく、継続のコーチングを
私はお勧めしています。
長文お読みいただいてありがとうございます。
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