『戦場にかける橋』(1957)【海外映画の中の“日本”】
思ってたよりも、狂ってるヤツだった。
戦争がもたらした、落差の激しい虚無劇場。
『戦メリ』に連なる系譜にある様に見えるけど、
観終えた後に残るものは違ってくる。
橋の建設に当たって、主導権が徐々に日本から
捕虜のイギリス側に移ってゆくの面白かった。
指揮官としての負けを認め、悔し泣きする雪州に萌え。♪
脱走に成功したシアーズの、絵に描いた様なリア充ぶりに
笑える。(笑) この後の難を考えると更に…。
白昼の空を埋め尽くすコウモリの大群が圧巻。
荷物を抱えて険しいジャングルや岩山を同行した、
現地の女子3人のタフさに惚れる。♪
まぁ~コレ以上は無いって程の完璧なタイミングに、
もう唖然呆然しか無いよね。最後…。☆
合掌。