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『ヨシワラ』(1936)【海外映画の中の“日本”】

オフュルス版『蝶々夫人』は、オリジナル要素が興味深い。
原作で骨子となる、二股要素が無いのもその一つ。

それどころか、男達が熱い!!
まさに、命を懸けるのだ。☆
ジュッテーム!ジュッテーム!!

基本は勿論メロドラマだけど、国家の機密書類を巡っての
サスペンスな展開が、本作の大きな特徴。

そして、主要キャラには日本人キャスト。
日本が世界に誇る、我等が早川雪洲田中路子。♪

舞台は明治元年
ロシア将校に身受けされた路子に横恋慕する雪州が、
スパイの汚名を着せられる彼女を救うため奔走するが…。

何と言っても最大の特筆点は、
人力車、船漕ぎ、パルクールと、体力勝負のアスリート雪州!☆
諸肌脱いでの勇姿を見逃すな!!
…え?何だか死にかけてる?気のせいだッ!(笑)

『ミカド』でもそうだったけど、ガイジンが用意する扇子って
何であんなジュリアナみたいにデカイんだろね?

黒髪をスケベっぽくビッチリと固めた日本の警察連中
笑えるが、本当にこんなんだったのかな(笑)

ていうか、雪州のポスターでの扱い!何なんコレ?☆
ゴメン雪州、笑わずにおれんかった!(笑)
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