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『バイオニック忍者』(1986)【忍者映画】
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“バイオニック忍者”とは何か?
改造人間?それとも人造人間?
←←←気になるだろ!?(笑)
犯罪アクションの素体作品に、機密フィルムを巡るCIA対KGBの
忍者バトルを新撮合体させた、フィルマーク社ニコイチ劇場。
BGMは例によって、ウルQやスカイライダー。
素体パートでキャラがやり取りする中、逐一ニコイチ忍者隊が
ササッ!と現れ、物陰から監視してるのがオモロ過ぎる。(笑)
素体部の出演役者を新撮部にも登場させて忍者と闘わせたり、
シームレス化を図ってるけど…
髪型に大きな違いがあったりで(パーマ⇔ストレート)、失笑。
機密フィルム奪還のため、香港に来たCIAエージェントの主人公は、
KGBの忍者に襲われ、対抗手段を講じる必要に迫られた。
「忍者の弟子になればいいさ」
「香港に忍者はいるのか…?」
―――居るぞッ!!(笑)
怪しさ満載の、インチキくさいニンジャが多数な…!フハハ☆
探し当てた香港在住のニンジャマスターを訪ねる主人公。
「私は弟子を取らん主義だ。その代わり、これを貸そう」
と言って、門外不出の秘伝書を手渡される。
黄色い表紙いっぱいにドデカく「忍」の文字が描かれた書物。
もう見るからにインチキ臭い。☆
早速、単身修行に励む主人公。TACのテーマ(笑)に乗せて、
わずか40秒で忍術をマスターするのだった!!
消える!
手裏剣を撃つ!
遂には、敵のボス忍者を倒してしまう!
凄い。凄すぎるぜ…!
こんな敷居の低さ見せられたら、そりゃあ外人の皆さんの
入門者、殺到するわ。
フィルムを取り戻してニヤリ♪な主人公。
「一見落着だ。これで世界中が安心して眠れる」
…
カッコイイ。カッコ良過ぎるぜ、バイオニック忍者!!☆(笑)