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【忍者映画】レビュー

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闇を駆け抜ける東洋の神秘。玉石混淆の作品群。 シビれろッ!あこがれろッ!ついて来いッ!!☆ 「Only a Ninja can stop a Ninja…!」
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#ゴッドフリー・ホー

『Ninja Champion』(1986)【忍者映画】

素体パートはレイプリベンジ物。 しかし、例によってどうでも良い。(笑) そしてコレもいつもの事だが…、本作は何時にも増して、 新撮パートとの噛み合いが悪い。☆ コレはもう、 「忍者バトルを楽しむ事に専念しろ!」 という事以外の何物でも無かろう。(笑) 今回の主役はブルース・バロン。 リチャード・ハリソン先生は、ブルースに ガーフィールド電話で指示を出すのみだ。 …ていうかリチャードは、過去作の流用? ブルースが始末を請け負ったのは、4人。 だが彼らもまた、ブルースを待

『忍者ターミネーター』(1986)【忍者映画】

JAPANの忍者帝国!(笑) 支配者は、合体黄金像からパワーを得て、 自らの肉体を、鋼の強度と化す事に成功した。 しかし!3人の裏切者が、 3つに分離した黄金像を奪い去って逃亡!! ここに、熾烈なる戦いが幕を開けたのだった…! ―――あの(笑)、『ゴールデン忍者』の前作! 『ゴールデン忍者』がワケ解らなかったという輩は、 本作の鑑賞が、絶対不可避の至上命題だッ!!☆ …繋がりは全く無いけどな!(笑) 冒頭の新撮忍者パートが、7~8分もある。 一連の作品群の中では、多い方

『必殺!ムーンウォーク拳/キョンシーマン』(1988)【忍者映画】

謎のヒーロー・キョンシーマン 参上!! 倒せ!闇のキョンシー軍団!! ☆☆☆☆☆☆☆☆ “キョンシーマン” とは何か? ☆☆☆☆☆☆☆☆ ギンギラギンのコスチュームと ヘルメットのカンフー戦士。 香港の平和を守る正義の味方。 子供達の人気者。カッコイイ! “キョンシー”と冠してるけど、 ビジュアル的には特撮ヒーロー そのもの。(但し、60年代風の) 『ギャンブル・キョンシー』で 忍者となりキョンシーと戦った ソン・コクミンが瞬時に変身! …彼は一体、何者なのか? な

『ギャンブル・キョンシー/霊幻襲撃』(1988)【忍者映画】

素体のギャンブル映画に、 新撮のキョンシーvs忍者を 悪魔合体させた、ゴッドフリー・ホー 監督ニコイチ映画。 素体のギャンブル場面で勝っていた悪者、 実は法力を駆使するキョンシーの妖術によって イカサマ勝ちしていた!という設定に 魔改造されている。(笑) 新撮では敗北者の“弟”が登場、 相棒と2人で忍者に変身して、 キョンシーと闘うのだ!!☆ だがキョンシーは鋼の様に硬く 刀による攻撃が全く通じない! ―――どうする!? …いや、どうにでもしてくれと いった感じだが。

『仁義なきニンジャ/香港代理戦争』(1987)【忍者映画】

東映感満載の詐欺ジャケ! 内容と、見事に関係無い…。(笑) “キラー・カップル”の復讐劇に、 マフィア忍者バトルの新撮を悪魔合体させたニコイチ作品。 「次はキラー・カップルの出番だな♪」 ニンジャパートからのシームレスな移行をセルフで促す。(笑) 取引で渡した重要地図を、後で忍者軍団を使って 奪い返そうとする、卑劣なマフィア! 襲われた連中の一人も白忍者に変身して戦うが、敗走。 奪われてしまった地図を再び取り戻す決意をするのだった。 「スター・ウォーズ戦略地図を渡せ

『地獄のニンジャ戦線・アマゾニア』(1987)【忍者映画】

ベトナム帰還兵の戦友である、麻薬組織ボスと忍者刑事の戦いが、 素体作品であるベトナムのアクション映画の中で繰り広げられる!(笑) アマゾニアってのは、素体側のアクション担当の積木くずしみたいな 女刑事の事だと思う。 素体側に登場する顔白塗り眉太の怪しげな男は、 刀を振るって手裏剣も撃つので、忍者という設定にされている。 白塗り男がアクション頑張っている分、新撮に登場する忍者は イマイチ精彩を欠いてる感じ。 敵のやっつけ方が、文字通りやっつけ感。(笑) 手裏剣は“撃つ”

『地獄のニンジャソルジャー』(1987)【忍者映画】

台湾の復讐劇映画『女王蜂』を素体に、共産圏に組する 赤いブラック・ニンジャ(え?)と、 正義のホワイト・ニンジャが火花を散らすニコイチ忍者片。 姉夫婦を殺された主人公女性は復讐を誓い、 ニンジャマスターの元で忍術の修行を開始! ▼胸に刺青(忍者の証) ▼体捌きの特訓(これはマトモ) ▼壷振りサイコロ積み(←?) →ここまでのわずか3分弱で、めでたく免許皆伝!!(笑) 授かったニンジャ・ネームは… ―――“狂った蜜蜂”!!☆ さらに、なぜか幽霊を操る術も身に付けたぞ!

『シャドー・ウォリアーズ/極悪ニンジャ部隊』(1986)【忍者映画】

衣食つきのニンジャ養成合宿に参加した男女の若者たち。 ニンジャマスターとして登場した、アーミー迷彩の忍び装束に 身を包んだ白人のオヤジ。 「ようこそ友よ!君達はこれから闇の戦士となるのだ…!」 下忍たちが披露する演武に、拍手喝采の参加者たち。♪ …だが、楽しい体験ツアー気分もここまでだった。☆ 下忍が手本を見せたトンボ返りを 「早速実践だ。やってみろ!」 と、いきなり無茶を迫る。 当然の如く、ズデンと無様に失敗。 ―――ここで忍者の態度が豹変! 失敗した者に対し、ムチ

『ニンジャ・ファントムU.S.A.』(1986)【忍者映画】

『あっ!お皿に首が乗っている!』を観た人は、絶対に観よう!!(笑) 本作は忍者パートが面白い!♪ 素体の『ゴッドファーザー』ぽい話は要らない。無視。(笑) ベトナム人への武器密売の罪で労役に服していたグレンに対し、 軍曹は、ある任務遂行を条件に特務機関への復帰を提案する。 彼が持つ特殊能力=忍術を使い、中東に武器を横流しする 忍者のボス、モリスを逮捕する事だ。 かつて戦友であり共犯者だった2人に、因縁の対決の時が迫る…! 『あっ!お皿に首が乗っている!』で、たっくん

『クラッシュof ザ 忍者』(1986)【忍者映画】

シルベスター・スタローン vs エドワード・ノートンの忍者対決!!☆(違) 臓器売買マーケット海外進出を 目論む犯罪組織のボス、 (エドワード・ノートンっぽい) ミスター・ロイ。 実は、ロイは忍者だったのだ…! 邪魔者や脱走者、見限った仲間など、 その忍術を用いて、自らの手で抹殺する! 警官隊に追い詰められ、 拳銃で50発もの集中砲火を 浴びせられても傷ひとつ無し! 人間なのか!?☆(笑) ロイの動きを追う、国際警察の (スタローンっぽい)トニーは、 香港警察と合同捜

『忍者伝説/シナンジュの秘宝』(1986)【忍者映画】

タイ政府軍 vs 反乱軍の戦いに 忍者バトルを悪魔合体させた、 IFD謹製(笑)ニコイチ忍者片。 『ニンジャ・コマンドー/地獄の戦車軍団』 での正義の捜査官、スチュアート・スミスが、 本作では闇堕ちして、反乱軍を陰で操る 忍者マスターとなる! 反乱軍のバックで暗躍する赤い 忍者軍団に対抗する為、政府も アメリカから白い忍者を呼ぶ。 ここに、紅白忍者大戦の火蓋が 切って落とされたのだった!! 素体シーンの合間を縫って時折 挿入される、赤忍者団の演武。 そして忍び寄る、白い

『バイオニック忍者』(1986)【忍者映画】

“バイオニック忍者”とは何か? 改造人間?それとも人造人間? ←←←気になるだろ!?(笑) 犯罪アクションの素体作品に、機密フィルムを巡るCIA対KGBの 忍者バトルを新撮合体させた、フィルマーク社ニコイチ劇場。 BGMは例によって、ウルQやスカイライダー。 素体パートでキャラがやり取りする中、逐一ニコイチ忍者隊が ササッ!と現れ、物陰から監視してるのがオモロ過ぎる。(笑) 素体部の出演役者を新撮部にも登場させて忍者と闘わせたり、 シームレス化を図ってるけど… 髪型に

『ニンジャ・コマンドー/地獄の戦車軍団』(1986)【忍者映画】

戦闘機!ヘリ!戦車! ハイスケールでスペクタクル! (素体作品のお陰で)見応え充分?の ニコイチ忍者地獄変。 暗い部屋で、忍者の頭領と 黒忍者軍団が映画鑑賞… しているのでは無い(笑)。 モニター内(素体作)での悪事を 指示していたのが、この頭領なのだ! そういう設定だ!☆ 事の運びに一喜一憂し、もし しくじれば、手下達に対し 「マヌケらめが!」と罵倒する アタマ悪そうな頭領。 観ててコッチが恥ずかしい…。 悪の香港ニンジャは、KGBか 麻薬組織のどちらかと繋がってい

『特捜指令サンダー・フォックス』(1987)【忍者映画】

香港の私立刑事(←って何?)の マルコ・リッチーが、麻薬密売 組織壊滅の依頼を受け、同時に 命を狙われる。 この時点で色々とオカシイ点が目立つが、 とにかく、戦いの幕は上がったのだ!☆ 麻薬密売組織のボス、おなじみ マイク・アポットが、机上から 出来の悪い部下に檄を飛ばす。 そして言うまでも無いが、彼らは もちろん、忍者だ!(笑) 次々と襲い掛かるザコ刺客を、 忍術でことごとく返り討ちにし ドヤ顔をキメるマルコ。♪ そして、遂に迎える最終決戦! 互いに忍者刀を携えた