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【忍者映画】レビュー

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闇を駆け抜ける東洋の神秘。玉石混淆の作品群。 シビれろッ!あこがれろッ!ついて来いッ!!☆ 「Only a Ninja can stop a Ninja…!」
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#マコ岩松

『The Last Ninja』(1983)【忍者映画】【海外映画の中の“日本”】

TVシリーズのパイロット版として製作されるも、 残念ながら本作限りでポシャってしまった模様。 この後、TVシリーズの忍者アクションとしては 『The Master』が人気を博する事になるんだけど、 もしこの『The Last Ninja』が成功していたら、 忍者アクションの流れは大きく変わっていたかも? それほど、未だ根強いファンが存在する本作。 まずこの主人公、忍装束は纏っているけど、 手裏剣や忍者刀、撒き菱といった、 定番の忍者ガジェットをやたらと使わない。 ―――

『サイドキックス』(1993)【忍者映画】

師匠はマコ岩松!そして、 親友はチャック・ノリス! 『ベスト・キッド』に劣らず 面白かった。いや、ある意味 こっちの方がツボに来た。☆ 主人公の少年には、 『ネバーエンディング・ストーリー 第2章』 のジョナサン・ブランディス。 若くして、残念でした…。 【あらすじ】 呼吸器が手放せない虚弱体質の少年バリーは、 憧れのチャック・ノリスとの共闘を夢に見て、 所構わず妄想に耽る毎日。 父親の勧めで空手を習う事に。 担任の女先生の叔父であるリー(マコ)の元で、 日に日に強く

『ロボコップ3』(1993)【忍者映画】

観るつもりの無い三作目だったけど、 “世界のマコ岩松”が差し向けたサイボーグ忍者たちと、 我等のマーフィが死闘を演じるとなれば、観ておかねば!☆ 日系企業・カネミツ商事に乗っ取られたオムニ社は、 ニュータウン建設のため、私設部隊を投入して、 古い街の住民を強制退去。逆らう者は皆殺し! 住民はレジスタンスとなり、バッヂを捨てたデトロイト市警の 面々と共に、私設部隊&雇われヒャッハー共と戦う! (←バカみたいにおっ立てた髪のせいで、支給されたヘルメットが 被れないヒャッハー。

『武士道ブレード』(1981)【忍者映画】【海外映画の中の“日本”】

ペリー提督(リチャード・ブーン)と 江戸幕府特命全権大使・林復斎(三船敏郎)の両陣営が、 困難を乗り越え、絆を深める。 日米和親条約締結に際し、アメリカへ贈呈するはずの 国宝の日本刀が、 尊皇攘夷派の大名・丹波哲郎の命により奪われた! 「天の怒りじゃ!フハハハ!」 コレを奪還するため、千葉真一、マコ岩松らと 共同戦線を張る、3人のアメリカ水兵。 女忍者のローラ・ジムスラー。 日本人女性と愛し合ったり、無理矢理サムライにされたり、 相撲で友情を分かち合ったり、 日本名物

『キラー・エリート』(1975)【忍者映画】

俺達のマコが!世界のマコ岩松が! 忍者軍団を迎え討つ!!☆ 「―――忍者が出る」 …観る理由は、ただそれだけでいい。 それ以外は、何ひとつとして必要無し! 本編は2時間。忍者の出番はいつか…? マコを送り届けるのが主人公の仕事らしいが、 んなこたぁ全くどうでもイイ。 主人公の属する組織、“コムテグ”とは? なぜ親友である相棒に撃たれたのか? 再起と復讐を懸けたリハビリや、 本当の黒幕は誰なのか? とか、……まっっったく、どうでもイイ。 ―――早 よ 忍 者 出 せ 

『梟の城』(1999)【忍者映画】

全編通して紛れも無いシリアス路線なのだが、 どこか風景画の様な透明感があって、 なぜか笑いが込み上げてくる。そんな不思議な作品。 伏見城の屋根での、重蔵(中井貴一)と五平(上川隆也)の 談笑シーンとか、 忍び込んだ秀吉(世界のマコ岩松)の寝室での やり取りのシーンが、もう可笑しい。☆ (←市川雷蔵主演の『新・忍びの者』そのまんまっぽい) 個人的にクローズUPしたいのは、摩利支天洞玄(永澤俊矢)。 怪しげな幻術を使ったり、天井に貼り付いて 「ハッハッハッハッ…!」とか、“い