なるなるはぴなる〜〜

取り留めのない話になってしまいそうだけど、書いておかなければならない気がして、荒くてもこの衝動をログとして残しておこうと思います。

「誰かを触媒にしてもいいんです。」とは、このほど参加した、あきやあさみ「一年3セットの服で生きる」ためのPDCA実践術〔幻冬舎大学〕内での、あきやさんの言葉です。

「誰かになりたくていい。」
「一つずつ地層を積み重ねて、憧れに近づきましょう。」

とっても素敵な言葉です。
丁寧に自分の心を紐解く作業を続ければ、憧れに手が届くんだという希望が溢れていますよね。
なんでしょうか。会場では、皆さん熱心にメモを取られていましたが、その瞬間はフワッと空気が和らいだ気さえしました。

一方私は、こう考えていました。
【私は、私になりたい。】

誰かや何かを「触媒」と呼べるくらい、自分というものがなければならないのだ、と。

こんな事はあきやさんの本意ではないのは百も承知ですが、私は、はっきりと苦しさを感じていました。

急に問いますが、あなたには、なりたい何かが心に在りますか?

私は、素晴らしいと思うもの、この人のように生きられたらどんなに目の前が輝くだろうか。と思う事が、生きていて無数にあります。
生まれ変わったら、こんな風になりたい。

(それ、今世でやりましょう!)
あきやさんの声が聞こえてきそうですね。

違うんです。これは結局、本当になりたいわけじゃないんです。なんとなく他人になってみたいというだけの、いわば非営利プライベートアクトレス欲求なのです。

そもそも、私は真似をするのもされるのも少し苦手と思うところがあるんです。
その辺も少し深掘りしてみました。

たとえば、私には自問自答ファッションを通して、出会った友がいます。
めちゃくちゃ才能があるし、芯があって、ガールズに「あなたが自問自答と出会わせてくれました!」と言われているのを何度見たことか……!
キラキラしていて、私には「憧れの対象」です。

でも、私が彼女になれる訳ではないと思っています。

正確には、同じ髪色で同じ服を着て、同じメイクをして、同じアクセサリーを着けても、私が好きだと思うものは再現されない。偽物です。(偽物をかわいいと思う心が、この世にはある事も存じております!!あくまで自問の自答、私による私だけの感覚です!!!)

な〜んでか?
それはね。
おそらく、私が本当に1番尊く感じているのは、見た目やアイテムのセンスではなく、積み重ねてきた地層そのものだからです。

……重ねるしかないのか。地層を。

ぐるっと回ってそこに帰結する訳ですが……
そもそもなんで辛い気持ちになるのかと言えば、考え方のアプローチや性格だと思うのですが、私は効率的な事が大好きで、待てない人間なので、自分が自分になるまでの積み重ね、道のりを考えて、元気をなくしたのだと思います。いや、がんばれや〜ぃ🍷🍷

それにしても、難しいものだなって思っていて。
私は自分になりたい、自分で居たいと散々言って回ってますが、結局人って、「他人が何者かにしてくれる」と感じるんですよね。

というわけで、今日も私は、私とは違うから大好きで仕方ない人の事を考えながら、地層を重寝ようと思います。

おやすみなさい!