あれから環境が変わり③

ゆったり過ごせる土地で、家の中にハイテク機器を隠してて、姿形じゃ何してるか分からない人間。これが知られざる私の理想でした。


きっと六本木ヒルズのお空の上に住む事を思い浮かべる方や、北極で釣りしながら暮らす方、色々居るんだろうと思うと、すごく面白い質問ですよね!


紹介した質問以外にも、荒れた土地にグレネードを投げ込んで土地を耕すが如く、たくさんの質問をあきやさんから投げかけられて、文字通り痺れるほどお話ししました…!
これから受講される方は、どうぞ呼吸を忘れないようにされて下さい。

不思議と、この講座は終わってからも続きます。むしろ終わってからが本番です。
あの時はああ言ったけど、ゆっくり考えてみるとどう?でもあの質問の答えは絶対変わらなくておもしろいな…などなど。
数時間でここまでその後の人生に影響を与える講座、かつて出会ったことがない!


さて、私なりの自問自答の結果は、意外と自分でもう知ってた気がします。

私の愛する金田一耕助(演:石坂浩二さん)の映画「獄門島」の中で、生まれてから一度も島を出たことのない女性に、金田一さんはどこにでも行けて羨ましい。と言われるシーンがあります。

それに対する彼の返事は、「どこに行ってもあまり変わりませんよ。」です。

私にとっても、「どこに行っても私は私」が答えなのかなと思っています。


まあまあを目指してPC(パーソナルカラー)やPD(パーソナルデザイン)を受診しても、まともに言うこと聞けないし、分かってるけどこれが好きなんですよね〜!って黒い服買っちゃう。
そういう自分が、面倒だけど、めちゃくちゃおもしろいと思っていたのに、どうして変わろうとしちゃってたのか?どうして素直におもしろいからいいじゃん!って思えなくなってしまったか?
それはやっぱり社会に出て、誰かと比べたり、自分を出したくない、目立ちたくないって瞬間が多くなったからかなと思います。


言うて、クセ強服(太陰太極図が背中にバーンとか、いけない言葉をたくさん使って歌う人たちのバンドTとか)を着て出社してるくせにこの言い草ですよ。


きっと鏡の前に立って、私はこういう人間だ!と思う時間も、社会人になってからの私には足りてなかった。
私ダサいので…と思ってた服も、着て見てみると、面白くて私らしいじゃん??と思うものはたくさんありました。(着合わせの問題かも?と気付くこともありました。)


さて、今のクローゼットの状態は、自問自答服しかない!と言うには程遠いのですが、このご時世で中々服を買いに行けない代わりに、あ〜これは私ではないな…という服とはさようならする時間は沢山あります。大変危険な状態です。
しかしお陰で毎朝、「これが私なので…」がまあまあできている日々です。


実は、講座を受けて半年近くになります。

本当は講座を受けてすぐ、興奮をそのままレポにするつもりでいたのですが、いっぱい書きたいことがあってまとまらなかったのと、正気を保っているとどうも完璧を目指しすぎて、推敲に推敲を重ねて何度も下書きが真っ白になるという作業を繰り返していました。

色々あってあれから環境が変わり、仕事に時間を奪われながら、今ぼんやりした頭でこれを書いています。

これは、私の場合、少し考えないくらいが、ブログをアップできるコツかもね。という自答のブログです。


おわり