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ついに暖房がついた!|DAY35

最近前が降ったり止んだりの天気が続いていて、数日前からさらに一段階寒くなった気がする。カーテンを開けていると窓から冷気が入ってくるのが寒くてカーテンを締め切ってるから、余計に部屋が暗くなって寂しい(;_;)

ところが!今日始めて寮の暖房がついているのを確認!
日本の暖房のイメージだと「それって自分でスイッチを入れるってことじゃなくて?」って思うかもしれないけど、さすがフィンランド、暖房は日本とは全く違うシステムなんです。というわけで、今日はフィンランドの家の寒さ対策をご紹介します。

①二重窓
これは日本でもよくあるかも。
私の住んでいる寮は結構広い窓があってものすごく開放感はあるんだけど、さっき書いたようにカーテンを開けていると冷気が入ってくるのが難点。だけど二重窓になっているおかげで窓から少し離れれば寒さはそこまで感じないほどになってる!

2枚の間の空間が広いほど断熱効果が高いから「良い窓」らしい(ドイツ人の留学生談)
ちょっと面白いのは、窓を開けるとき内側の窓を開けると外側の窓も連動して開くところ。二重窓が普通だからこその設計なのかな?

②地域暖房(District Heating)
フィンランドの建物に入ると窓の下にだいたいこんな白い板がついているんだけど、ここに温かいお湯が流れてきてじんわりと部屋を暖めてくれる。

左のパイプからお湯が流れてきてこの板を通っていく。
同じく左のねじで3段階に温度の調節ができるようになってる。

名前の通り、このお湯は各家や部屋ごとに温めるのではなくて、特定の地域ごとに設置されているボイラーからお湯が供給されて、それがまた冷たくなったらボイラーに戻っていくという循環システム。個別にボイラーを設置する必要がないから、コスト・スペース・環境の面でメリットがあると言われている。最初はヒーターみたなのを想像してたから、触ったらアチッってなるのかと思ってたけど、調節ネジを全開にしてもほんのり温かい程度。それで寮のシステムを調べてみたら、1日の平均気温が15度〜17度を下回るようになったら暖房が入るとのこと。今は毎日10度前後でとっくに下回ってるから、私が気づいてなかっただけでたぶんだいぶ前から入ってたのかも(^^;)それくらい、じんわりやさしい温かさです。個人的には暖房で空気が乾燥するのが嫌いだから、それがないのが素晴らしい!

日が短くなって、雪が積もって、家で過ごす時間がきっとこれから増えていくから、窓や暖房含め、家で温かく過ごす準備もそろそろ始めたいと思います(他に思いつくのは毛布を買うくらいだけど…(^^;))
Moi!




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