SLUSH2022 ボランティア!|DAY80&81
11/17,18にヘルシンキで開かれた、スタートアップとベンチャー・キャピタルが一堂に集う世界最大規模のイベントにボランティアとして参加してきました!
私はInformationチームだったので会場の配置やイベントの情報を覚えるのに苦労したましたが、その分どのチームよりも多くの参加者と関われてやりがいも大きかったです。
今アールト大学の授業でSustainable Entrepreneurshipという授業を履修しているのですが、ケーススタディを学ぶたびに、企業として経営を保ちつつもそれが社会的な価値にもつながるビジネスをすることの難しさを痛感させられているので、思わず色んなスタートアップの話を聞くたびに「この企業はどうやってそのジレンマを乗り越えているんだろう?」と考えさせられ続けた時間でもありました。授業のグループワークで調べていたSuperGroundという、鶏肉の骨を完全に粉砕して鶏肉加工品に混ぜることで捨てられる部分を減らしつつ栄養価を高める、ということをやっているフィンランドのスタートアップがたまたまSLUSHに参加していて、なんと実際に試食することができた!!レポートを書きながら「実際どんな味なんだろう〜」って思ってたのですが、言われなかったら(というか言われても)全然気づかないクオリティでした。色んな新しい技術を実際に企業の方の話を聞きながら体験できるのも、こういうイベントの魅力ですね!
一方で、どんな社会課題もビジネスという方法によって解決される以上、その先にある社会は今の社会の延長線上にしかないなという思いもあって、自分がこれからどういう立場でこの分野に関わっていけるのかも改めて考えさせられました。
SLUSHに参加された日本人の方ともたくさんお会いすることができ、日本にいたときは全くといっていいほど関心を持ってこなかった日本のスタートアップ戦略について話を聞いたり、SLUSHのために日本から駆けつけてイベント中もめちゃくちゃアクティブに動き回る同世代の仲間に出会うこともできました!SLUSHはワールドワイドと言いつつもアジア本拠地の参加企業はあまり見なかった気がしますが、その中で遠く離れたフィンランドまで来ている日本の方と意気投合できたのもきっとご縁なのだろうなと、新しいつながりにまた次のステップに向けたワクワクを感じています!
SLUSH翌日の昨日からヘルシンキはすっかり雪模様。SLUSHの意味である”泥の混じった雪の中の足跡”が現れ、2日間の締めくくりを演出するかのような光景でした。
SLUSHのボランティアはこっちに来て達成したいことの1つだったので、叶えることができて良かった!
Moi!