旅行最終日|DAY56
今日で1週間の旅も最終日!そろそろヘルシンキが恋しくなってきたから、終わっちゃう寂しさと帰れる嬉しさ半分半分の気持ち。(笑)
スタンステッド空港
スタンステッド空港はヒースロー空港、ガトウィック空港に次いで乗降客数の多いロンドンの空港。スタンステッド空港に比べるとかなり中心部からは離れていることと、今回はEU内外を超える移動があるから念の為早く着いておきたいこともあって、かなり早朝に寮を出ることに。
まだ暗い時間帯、バスに乗ってる人も移民らしい人が多くてちょっと不安だったんだけど、私が知らずに優先席に座っちゃってたらしくて、そこを譲ってほしいって言われたのが分からずに困ってたら、近くにいたその移民らしき人が優しく教えてくれて助けられた。コペンハーゲンやアムステルダムでもすごく強く感じたことだけど、なんとなく移民が多い=治安が悪い、みたいなステレオタイプを勝手に持ってしまっているのは本当に反省しなきゃなって思わされた瞬間でした。
途中でNational Expressが運行する空港直行のバスに乗って無事にスタンステッド空港に到着。で、チェックインカウンターの方に進むと激混み!!
手荷物しかないから並ぶ必要がないはずなのに、今回はMobileチケットが発行できていないせいで並ぶはめに。。。早めに着いておいて良かった!
Ryanairは手荷物のサイズ・重量のチェックが厳しいっていう噂を聞いてたからちょっとビクビクしてたけど、全くもって何も確認されませんでした。
最終経由地タリン
というわけど、無事定時に最後の経由地タリンに到着!
飛行機を降りると、この懐かしいピリッと冷たくて澄んだ空気!!!!やっと帰ってきた!って、まだヘルシンキについてないのに嬉しくなってしまった(笑)
今回はEU圏外から入国するので、入国審査を通って進み、約5時間の買い出しツアーへレッツゴー!
今回は冬用の帽子とカーディガン、食料品類をゲットして帰りました。
後日談としては、正直衣料品や食料品はそこまでヘルシンキと値段変わらないってことですね。頑張って重たい食材たくさん担いで歩いたのに残念^^でもスーパーが巨大だから、普段買えないものに巡り会えたので行った甲斐はありました。
フェリー乗り場に着くと、巨大なフェリーが泊まっていたのだけど、そのおじさんによると「ウクライナからの難民がそのフェリーで生活していて、今は運行していない」らしい。私はウクライナ人を見分けることはできなかったけど、一緒に歩いていたら「あの人もウクライナ人だよ」っておじさんが教えてくれて、本当にここで難民が生活しているんだっていうのをものすごくリアルに感じた。正直フィンランドで生活していてもほとんどウクライナ情勢の影響を感じることはないから、ここで海外に逃れざるを得ない人がこんなに巨大なフェリーで生活するくらい(もちろんこれはその一部に過ぎない)いるんだっていうことを痛感させられました。
帰りのフェリーは行きのストックホルム行きとは別のViking Lineという会社が運行するフェリー。上述のように私は知らずに高いチケットを予約しちゃったみたいなので、2時間の旅だけど綺麗なキャビンがついてました。おじさんに「キャビンはないよ」って言われてたからずっとデッキにいたんだけど、着く15分くらい前に行ってみたらキャビンあってちょっと損下気分(笑)でもおじさんが色々教えてくれたから、こういう旅の不思議な出会いって良いな〜って思いました。
ヘルシンキの港から寮までの帰りのバス乗り場を間違え続けて、タリンで重たい買い物袋を抱えて走り回ることになったけど、無事に寮に着きました。
今回始めて北欧以外の都市を回ってみて、これまで自分が思っていたヨーロッパの概念が覆される経験をたくさんしました。というかより正確に言うと、これまでは日本と対比してのヨーロッパという相当ざっくりした比較軸だったのが、ヨーロッパ内の複数の都市を比較できるようになったことで、都市を見る視点や比較する軸が広がったっていうことだと思う。
同時に旅先で新しい発見をする度に「そういえば、これってヘルシンキではどうなってるんだろう?」って思うことがたくさんあって、1番身近なはずのヘルシンキのことが全然分かってないんだなってことを痛感させられました。11月は比較的授業や他の予定がバラバラと入っていてあまり遠出はできそうにないので、雪が積もって外に出られなくなる前のラストチャンスのこの時期に、今回得た視点を思い出しながらもう一度新しい気持ちでヘルシンキのことを見つめ直したいなって思っています。
行く前は一人で初めて複数の都市を回るのに不安もあったし、忙しい中で移動手段や行程を立てるのは大変だなって思ったこともあったけど、行ってみたらこれまでにないくらい一気に自分の視野が広がる1週間になって、改めて「行って良かったな」って旅の余韻を噛み締めています。
快く寮に泊めてくれて現地の生活についてたくさん教えてくれた友達、旅行の予約や旅先のことなどなど色んなことを教えてくれた彼、タリンのおじさんはじめ旅先で出会った皆さんに心から感謝です!旅は楽しい!!また行くぞ!!
Moi!
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