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決算書を読めない中堅|2024/07/26配信分
猿樂です
(このnoteについて)
決算書を読めない若手、は
よく言われてきたことですが、
その若手も中堅になり…
結果、未だに読めない
という事象があるようです
もちろん、
所要運転資金や債務償還年数
などはパッと計算できますし
実態債務超過かどうかは分かるでしょう
そうした意味合いではなく
決算書を通して過去の企業活動を
正しく理解する
という意味です
こうした事は、
支店内でのコミュニケーションで
自然と身に付くものでしたが
薄れてきています
その現れが、粉飾倒産の増加です
決算書の数字合わせは合っていても、
「このビジネスモデルでそんなに売上が伸び続けるものか?」
といった観点が欠けているのです
表面的になぞるだけの仕事を繰り返しても
決算書が読めるようにはなりません
一社の財務担当役員になったつもりで
深く関わることが重要です