未来の司法書士事務所の開業に向けて⑤(研修編その1)
司法書士試験合格後の研修(その1)について、記載したいと思います。
私は、最初の投稿①の中で記載しているとおり、すぐには現在の仕事を辞める予定がないため、合格後の研修を受講するかどうか相当悩みました。
司法書士試験の合格後の新人研修には、①日本司法書士連合会主催の中央新人研修、②地域毎の新人ブロック研修、③東京司法書士会の新人研修、④認定司法書士の資格取得のための特別研修の4つがあります。
費用は、それぞれ①44,000円、②33,000円、③33,000円、④約150,000円くらいかかります。
悩んだ理由は、今、新人研修を受けたとしても、今の仕事を辞めるときには法律や制度が変わっているかもしれないので、受講する意味があるのだろうかと疑問に思ったことと費用が結構かかるためです。
悩んだ結果、①中央新人研修と②関東ブロック新人研修の2つだけは今回受講することにしました。
受講することを決めた理由としては、司法書士試験に合格して間もない今であれば、知識の抜けも少なく、そのタイミングで受講した方が、研修の中での話をより多く吸収できると思ったからです。例えば、実務上の視点や司法書士の業務範囲や注意点などです。
また、研修で聞いたことや資料をもとに勉強していければ、実践経験は積むことはできませんが、勉強する際に業務などのイメージを持つことができますし(実務とは懸け離れているかもしれませんが)、将来の開業へのモチベーションの維持にも繋がると思ったからです。
実務経験は積めないのは非常に悔しいところですが、研修の資料などを参考に書籍を買って、知識量をたくさん増やして、実務についたときにその知識を活かせるよう勉強していきたいと思っています。(頭でっかちにはなりすぎないようには気をつけたいと思っています。)
なお、④の特別研修は仕事の都合上、その時期に休暇取得が困難なため、研修の受講を諦める予定です。
しかし、伊藤塾の坂本先生の認定考査講義を10月から受講し、来年以降に特別研修を受講できるタイミングまで、じっくり準備することにしました。なお、先月の12月中旬までには受講可能な動画はすべて受講が完了したため、通勤電車内で復習をしています。
要件事実はなかなか難しく苦戦中ですが、繰り返しテキストをまわして、マスターできれば認定試験はもちろん将来の訟務関係の業務で役立つと思っています。
なお、司法書士試験は独学でしたが、認定考査の勉強に当たっては、初めて伊藤塾で模試以外を受講しています。坂本先生がポイントを絞って説明してくれますので、とてもわかりやすいです。
やはり伊藤塾はすごいと思いました。
③東京司法書士会の研修は、2025年に受講することにしました。一つの時期に集中して受講するよりも、約1年間タイミングをズラして受講することで、吸収できる視点が変わるかもしれないと考えたからです。
(約1年間の独学でどこまで理解できていたかの指標になると思っています。)
①と②の研修の感想などについて、また記載したいと思います。