未来の司法書士事務所の開業に向けて④(会社法・商業登記法勉強編)

会社法、商業登記法の勉強方法について記載したいと思います。

学生時代に司法書士試験の勉強をしていたときと会社法の内容が変わり過ぎていたため、会社法・商業登記法の勉強を進めるにあたり、大きな不安がよぎりました。
嫌いや苦手と最初で思ってしまったら、その後になかなか上手く進められないと思いました。

①スタート
用語がよくわからないので、大まかなところをまずやって、そこがある程度理解できてきたら細かい部分を進めていくという方針を決めました。
例えるなら木の幹になるところだけやって、それ以外の枝部分は後回しという感じです。

使用した参考書は、伊藤塾の3300、厳選過去問集、商業登記のひな型、伊藤塾の模試の記述問題、リアリスティックの記述問題基本編です。

9月から12月上旬くらいまでにざっと終わらせました。

伊藤塾の3300の基本知識における最重要の用語や意味、大まかな制度設計、機関設計など本当に基本部分しか最初はやりませんでした。
自分の言葉で何も見なくても説明できるようになるまで繰り返しました。
この時、口に出して1人でしゃべっていたと思います。
また、伊藤塾の過去問向上委員会の会社法・商業登記法のユーチューブを暇な時にひたすら見るということを繰り返しました。

②Sランクとしていた用語
特に重要な用語として覚えたものは、発起設立と募集設立の違い、定款の絶対的記載事項、種類株式、公開会社と非公開会社、発行可能株式総数と発行する各種類の株式の内容と数の違い、特殊決議と特別決議と普通決議の違いなどです。

種類株式を理解するのは特に大変でしたが、各種類株式の特徴や使われる場面を少しずつイメージしながら、理解を進めました。

③新株予約権、合併などの組織再編
新株予約権や合併などの理解は、過去問を解いているときよりも、記述問題を解き始めてから飛躍的に理解が進んだと思います。それまでは添付書類などなかなか覚えられませんでした。

④役員変更や機関設計
伊藤塾の過去問向上委員会のユーチューブを見て、役員変更や機関設計を理解していきました。
役員変更や機関設計も記述問題を解き始めてから飛躍的に理解が進んだと思います。

⑤社団法人と財団法人
伊藤塾の過去問向上委員会のユーチューブを見て、会社法との違いを意識することで理解が進みました。

⑥社債など
過去問を繰り返して覚えていきました。

会社法・商業登記法は自分はすぐには理解ができませんでしたが、ちょっとでも進んだり、忘れずに覚えていたら、自分自身に対して良くやったと褒めていました。

試験日まで自分自身を褒め続けました。
なかなか上手く進められない科目に対しては、プラスの面を意識して進めた方がいいのではないかと思います。

⑦感想
会社法と商業登記法については、数学のイメージを持つといいのかもしれません。公式は理解して覚えて、出てきた問題に対してどの公式を当てはめていくかを考えるイメージです。



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