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おいしいですよね!

 「ナトリウム(食塩相当量)について、成人の目標量を0.5 g/日引き下げるとともに、高血圧及び慢性腎臓病(CKD)の重症化予防を目的とした量として、新たに6g/日未満と設定。」

 これは、厚労省の「日本人の食事摂取基準」策定検討会の報告書の一部抜粋です。

 この前ハンバーガーショップのナゲットを食べました。久しぶりでしたので、すごいおいしくて、6つ食べてしまいました。その後なんとなくインターネットで調べたら、1つあたりの塩分が0.3gとのことでしたので、6つで1.8gですね。親が食べてましたが、パテのほかにベーコンが挟んであるハンバーガーの塩分は1つあたり2.7g。フライドポテトのSサイズは0.5g。ということは、セットで食べたりしてしまうと、それだけで1日の摂取量の上限に近づいてしまうのですよね。

 いま家にある袋ラーメンの表示を見たら、塩分5.8gでした。スープを飲んでしまうと、これもほぼ1日分の塩分となってしまいます。

 いわゆるジャンクフードだけではなく、日本ならではの醤油や味噌を使った料理もまた、意識しないと塩分摂り過ぎになってしまっているようです。これは、たまに行っている洋食屋さんのマスターから指摘されたことですが。さらにそのマスターは「脳は塩をおいしいと感じるようにできている」とも言っていました。慣れてしまうとどんどん濃い味を求めるようになってしまうとのこと。

 このお店ではパスタを茹でるときは塩は入れないそうです。パスタ以外の料理も極力塩分は控えるようにして、スパイスで味の豊かさを表現していると教えてくれました。サービス精神豊かなマスターなので、行く度に「これも食べてみて」と頼んでいない料理も食べさせてくれます。直接聞いたわけではないのですが、いろんな料理を頼んでもらいたいから塩分を控えて調理しているのかなーと想像してみたり。

 一番上の画像は、お店で食べさせてもらったナスのそぼろ餡かけです。餡が優しい口当たりでとてもおいしかったです。塩分のとげとげしさがない分、ナスの甘さが感じられるような組み合わせでした。

 コロナのせいでほとんどお家で食べる生活になっていますので、塩分を控えたプロの味を真似して作ってみたいなーと思ったまるがおでした。

(でも、たまにはラーメンとかハンバーガー食べたいですよね)

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