絵本を読む〜『おおきいツリーちいさいツリー』『ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス』
(2021.12.6)
こんばんは。sizukukoboです。
朝が起きられなくなって、夜の配信が定着しつつあります。できるだけ同じ時間にしたいのですが、まだ定まりません。とにかく毎日配信をコツコツと続けることを目標としたいと思います。
月曜は「絵本を読む」というテーマでおすすめ絵本を紹介しています。
12月はクリスマス前の3週間はクリスマスの絵本を紹介しようと思います。
最初の一冊目は『おおきいツリー ちいさいツリー』です。ロバート・バリーさく、光吉夏弥やく、です。2000年に出版されたこの絵本は、 読み物として1980年に出版されています。 装丁も私が紹介している絵本より一回り小さいです。
絵本としても既に20年以上読み継がれているロングセラーの絵本です。
内容を簡単にご紹介します。
ウィロビーさんのお屋敷に見たこともない大きなツリーが届きました。あまりに大きくて天井につっかえて、弓なりに曲がっています。そこで執事のバクスターが ツリーの先を斧でバッサリと切りました。そのツリーの先は小間使いのアデレードに贈られました。喜んだアデレードはツリーの飾り付けに取り掛かりました。ところがツリーの先っぽが長くて曲がっています。アデレードもツリーの先を切りました。切られたツリーの先は、その後お屋敷の外に行ってまた次の人の手に渡ります。少しずつツリーの先を切っては他の所へ運ばれて行く様子が何とも微笑ましいです。そして最後の最後に小さくなったツリーの先が、ある動物の家にたどり着くのですが、さてその動物とは? そしてその場所とは?
最後のオチは読んでからのお楽しみとして是非手にとって楽しんでほしいと思います。 文章量が多いので小学生でも十分楽しめる絵本だと思います。
2冊目は『ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス』です。
2006年に出版されたこの絵本は、ジャネット&アラン・アルバーグ作、佐野洋子訳です。佐野洋子さんは『100万回生きたねこ』の作者と同じ方です。
実はこの絵本、クリスマスを知る前に、私が子どもだった頃に『ゆかいなゆうびんやさん』という絵本に出会っていました。だいぶ昔でタイトルもうろ覚えでしたが、その絵本の絵本のその表紙の可愛さと、絵本の中に入っているたくさんのお手紙がとても魅力的で何度も何度も手にしていたの記憶していました。
そして大人になり、『ゆかいなゆうびんやさん』のクリスマス絵本が出ていることを知り、思わず買ってしまった絵本です。
内容を簡単にご紹介すると、タイトルから想像できる通り、郵便屋さんがクリスマスのお手紙をそれぞれのお家に配達に行くお話です。届けに行く家が、赤ずきんちゃんやオオカミ、ハンプティーダンプティー、しょうがパン坊やなど、お話に出てくる登場人物がたくさん出てくるんです。手紙の送り主がまたユニークで、手紙もまた特別なものばかり。パズルだったりすごろくだったり、本の中に本があったり、とにかくめくるたびに手紙を取り出して読むのが楽しい絵本です。
ストーリーを追うだけなら幼児さんでも楽しめると思います。というか、この絵本は年齢を問わず大人でも十分楽しい仕掛け絵本です。図書館においてあることもあります。手にとってその仕掛けを楽しんでみて欲しいと思います。
年末が近づくにつれてなんとなく気ぜわしいけれど、街のイルミネーションを眺めているだけで心がウキウキする季節になりました。
寒い季節、外出はあまり多くありませんが、そんな時こそ家でゆったりのんびりと絵本を眺めている時間をとりたいと思っています。そんなゆったりした時間を取るためにも、日々の掃除は本当に大切だと痛感しているこの頃です。
自分の生活の色々なことを見直す時です。
終わり良ければ全てよし
となるよう頑張りたいです。