本を読む〜ゆるく考えよう
(2021.8.2)
おはようございます。sizukukoboです。
月曜日のテーマは「本を読む」です。
「願望達成のために少しでも前進している実感が欲しい」と思い、曜日ごとにテーマを設けました。実際は読めていない週の方が多いですが、もう少しだけ続けてみようと思います。
ちきりんさんの『ゆるく考えよう』という本を読んでいます。図書館で見つけて借りてきました。あと少しで読み終わるというところで、予約が入っていたためやむなく返却となりました。返却した後で、この本は購入して手元に置いてもいいな、と思いました。
とても面白い本でした。この本の魅力を私の拙い文章で伝えるのは本当に難しいです。
私は少し前までちきさんを知りませんでした。voicyで西野亮廣さんがおすすめしていたので「試しに聞いてみよう」くらいの軽い気持ちで放送を聞き始めました。途端にその魅力にハマり、ちきりんさんの放送は欠かさず聞くようになりました。それでも書籍やブログに手を伸ばすことはせず、ながら聞きをして楽しむ毎日でした。
そんなある日、図書館に行った時目の前の棚に偶然ちきりんさんの『世界を歩いて考えよう!』という本を見つけました。試しに借りたのですが、こちらは途中で断念。最後まで読まずに返却しました。借りている時に「そういえばちきりんさんの本の中でロングセラーの本があったな」と思い出し、検索をして本を借りました。それが『ゆるく考えよう』でした。
私はタイトルを見て甘く考えていました。「ゆるく」という言葉に反応して、お気楽に構えていました。よく考えれば分かることでしたが、普段から自分の頭で考えることをサボっている私にとっては、「うーん」とうなってしまうテーマばかり。特にインプットとアウトプットの話は耳が痛すぎて、読んでいてドキドキしてしまいました。「インプットは何のためにあるのか」なんてちゃんと考えたこともなかった気がします。そもそも疑問を持って考えることが習慣ではないので、考えようとすると脳が疲れてすぐに他の事をやろうとして、考えることを放棄していました。「面倒くさい」がどうしても先に立ちます。そのくせ、起こってもいない未来に対しては、不安や焦りばかりでネガティブなことだけはどんどんと想像を膨らませ、考えることをやめられません。同じ考えるならもっと生産的なことに脳を使いたい 、と思わせてくれる本でした。本を読んだことでますますちきりんさんの放送が楽しみになりました。
これまで人から勧められたものをここまで素直にことはあまりなかったように思います。情報を得ても「へぇ、そうなんだ」くらいに思い、実際に行動に移すことはほとんどありませんでした。そのうちに教えてもらったことを忘れてその情報は無かったことになっていました。なんてもったいないことをしていたんだ、ととても反省しています。「とりあえず試してみる」これは本当に大切なことだと痛感しています。
もし今、私がちきりんさんという存在を知らなかったら。考えただけですごく人生損した、と思ってしまいます。 それくらいちきりんさんを知っことは私には魅力的な情報でした。あの時「試しに聞いてみよう」と行動してよかった。その行動が『ゆるく考えよう』という本に繋がりました。
『ゆるく考えよう』のどこに惹かれたのか。それはわかりやすい表現で、ストレートに物事をズバッと切り込んでいく、 そのちきりんさんのお人柄かもしれません。何ヶ月も毎日のようにちきりんさんの声を聞き続けてきたおかげで、勝手なイメージが出来上がっていました。そのイメージ通りの表現が本の中にたくさんあったことが嬉しくて「面白い!」という感想につながったのだと思います。
本を読みながら「声ってすごい!」と思いました。自分が思っている以上にその人のことが伝わります。ということは、この音声配信をしている私のことも、自分が思っている以上にいろんなことが伝わっている。考えたら緊張してきました。
これからも、得た情報はご縁だと思って、できるだけ試していこうと思います。