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絵本を読む✨『あひるのたまご』『はやくちことばのさんぽみち』
(2022.4.4)
おはようございます。sizukukoboです。
年度始まりの最初の月曜日。そして1週間の始まり。私は雨は好きな方ですが、それでもこの時期の雨は気持ちがめげる時があります。
晴れの日ばかりでは植物も育たない。成長には必要不可欠だと信じて、自分にも恵の雨だと受け止める余裕が欲しいこの頃です。
本題に入ります。
私は曜日ごとにテーマを決めて配信をお届けしています。
月曜日のテーマは「 絵本を読む」です。
今日ご紹介する絵本は『あひるのたまご』と『はやくちことばのさんぽみち』です。
1冊目の『あひるのたまご』はさとうわきこさんが描いた絵本です。こどものとも傑作集になっています。こどものともという月刊誌で紹介されたこのお話は「ばばばあちゃんシリーズ」としても有名です。こどものともの発行が1995年なので、27年ほど前に出された絵本で、長く読み継がれているロングセラーの絵本となりました。
主人公はばばばあちゃん。あるひ、おなかをを抱えて帰ってきたばばばあちゃん。ベッドの中に入るのを見て、こいぬとこねこがみんなに知らせにいきます。「たいへん、たいへん。ばばばあちゃんがびょうきなんだ」するとみんなは「そりゃあ たいへんだ」とおみまいを持ってばばばちゃんのうちへやってきました。みんなが心配していると、そこへドアをどんどん叩く音がします。ドアを開けてみると、、、。
誰がやってきたのか。そしてベッドに入っていたばばばあちゃんは最後にどうなるのか。ラストはぜひ絵本で確認して見て欲しいです。
シリーズを読んだことがある人は知っていますが、主人公のばばばあちゃんはとっても元気なお婆さん。こんな風に歳を取りたいな、と個人的には憧れの人です。
2冊目の絵本は『はやくちことばのさんぽみち』です。この絵本は2020年3月に出版された割と新しい絵本です。平田昌広さん文、広野多珂子さん絵です。広野さんの描く植物や昆虫たちがイラストなのに、とてもリアリティがあって好きです。
内容はタイトルから察しがつく通り、早口言葉で構成された絵本です。表紙に描かれている主人公のおとうさんとふみちゃんが、散歩の途中で見つけた生き物を早口言葉でいいながら歩いていくお話です。春に始まり、見つけた植物や生き物たちを、季節ごとに追っていきます。この絵本があれば、一年中散歩が楽しめそうです。
今の季節だったら「むらさきかたばみ おおきばなかたばみ ただのかたばみ」など、散歩途中で出会えそうな植物や生き物が早口言葉で紹介されています。
この絵本、声に出していいたくなるんですよね。よかったら手にとって見てみてください。
この絵本の出版年は2020年3月。ちょうど緊急事態宣言が出ていた頃で、街中はほとんど人がいなかった時。この時、散歩もなんとなくしずらかった気がします。不要不急の線引きが難しく、できるだけ食材と日用品の買い物以外は家にいた記憶があります。
あれから2年経って、少しずつでも花見を楽しめるようになって、散歩が楽しめるようになってよかったです。1日でも早く日常が取り戻せるように、と願うばかりです。
季節の移り変わりは誰にでも平等です。あまりの速さに追いつけない時もあります。季節を感じる余裕がない時も多いです。
そんな毎日で、絵本で季節を少し先取りしたり、擬似体験したりできることはとてもありがたい。せめて絵本は季節を堪能できる毎日でありたい。心から思うことです。
冒頭が朝の挨拶のまま、配信はだいぶ経ってからになってしまいました。パソコンの不具合でした。申し訳ありません。
今後の配信をどうしていくか、答えのないまま、まだ継続しています。やめるのは、意外と勇気がいるものだな、と感じた次第です。
最後までお読みいただきありがとうございました。