執着は自分がしんどくなる。
19歳で専門学校卒業してから、洋菓子店で
正社員として働いていた。
先輩からのむちゃぶりや暴言なんて
当たり前で、なんで社会人になってまで
いじめられなあかんねん。
それから無理くり働いていて辞めたくなった。
辞めたいなと思っていたら、
小、中、高校までいじめてきた輩が店にきて
妨害してきた。
それで居づらいし洋菓子店やめようって思って
辞めた。
本当はその後店舗から工場製造部に
移動を上司からいわれていて、
辞めなくてよかったのだけど耐えて慣れる
とか、
その当時はうまいことやってく術がなかった。
辞めようと決心してから、学生時代の恩師に
声かけてもらってなんとか食いつないだ。
幼少期から友達が少ない私は一人で
何でもしていかなきゃいけないが、
要領が悪かった。
考えも浅く、自分が思って
いるより、社会人は大変だった。
自分は病気ではないと思っていたが、
だんだん経済的にも体力も弱くなっていく日々。
そこそこに低所得で働いていた。
飲食店で働くなら正社員がいいが、
家事との両立を考えるとパートやアルバイト
が、懸命だった。
知らないうちに契約社員になっている時も。
めっちゃ働いて、休みの日は体力温存して。
趣味や習い事まで一生懸命になれなくて。
経済的に会社が危うくなったら、まっさきに
クビになりかねない位置にいたから
いつも不安定だったのだけど、とうとう
もう無理だって思った時、精神科医の先生の
所へ助けを求めた。
全てから逃げたかった。
何のために働いているかもわからなくなって、
楽しみを感じなくなった。
自分の時間を削って、朝から晩まで
働きながらつないで来たものは
老化促進でしかない。
技術をもっていても、発揮できず
自分の思った事をできるまでの
修行の時間は効率が悪かった。
時間だけが過ぎていく感じが不安で
経済的にも不安だった。
さらに、追い打ちをかけて、
お前は他の職業はできない。と、いう人達は、
たくさんいて、それがさも当たり前のように
洗脳されていたのが、ほんとに時間の無駄だった。
職にしがみついていたのは、事実でも
転職してすぐに切り替えていくのも吉。
留まらせるやり方は脅迫的でしかなかった。
無理だって思ったらすぐに引き返す。
働かなきゃ食べていけないから、
妥協してまで経済的に不安定な職場に執着するのを辞めて、離れる事を選んだら、本当の自分に逢えた。
なんか前より生きやすい。
趣味も勉強もしながら将来のために
働くようになった。
自分で選んで、楽しみながら生きている
感じがした。
コロナ渦で近い状況にいる方や、
いじめが社会人になってからも続いてる人
いるかもしれない。
なんでもすぐに周りから受け入れられて出来た人と、選ばれずに来た人と二通りあると思う。
それは、勝者と敗者じゃない。
人にとやかく言われても、やり抜く力が
原動力だった。
私は周りに頼ることが出来ない状況に
いたので、遠回りしていますが、
大変な時は、福祉に頼ったり、行政に頼ったり
親しい人や自助団体に聞いてもらって
1つずつ解決していけるからね。
きっと大丈夫。