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ブリスタイムネクストスター笠松優勝!

シザリガーです!
ブリスタイムがやってくれました!今も余韻凄くて最高に気分がいいです
現地で見れなかったのは残念ですが、その分冷静に回顧する落ち着きができたのでnoteに書き記します

今回はレース回顧と今後のローテを考察するnoteになります
笠松(東海)クラシックは去年もクリスタライズで経験していますし、それきっかけでかなり詳しくなれたので、それなりに情報量のありnoteになると思います


レース回顧

楽にハナを奪取


スタートを決めて楽にハナに立てました 個人的に素晴らしいと思ったのがスタート後ブリスタイムがハミをとって行きたがる姿を見せている点です!
最初多少ハミを動かしただけで素晴らしい前進気勢を見せて楽に先頭に立ち、すぐに藤原Jが抑えにかかっています
個人的にこの時点で勝てるかもと思ったぐらい震えましたし、何よりあの問題児ブリスタイムが鞍上の指示を聞いてる事実に興奮しました

笠松に来てからこんなに簡単に先頭を取れてるのは門別の経験のお陰なのは間違いないと思います。2歳門別の猛者とハナを奪い合った経験が無ければこんなに簡単に行く事はなかったと確信してます
改めて色々試してくれた小野厩舎には感謝しかない

その横である程度好位置を求めていたはずの1枠1番単勝1.3倍のスターサンドビーチはスタート若干遅れた後に重いラチ沿いの馬場に押し込まれて大苦戦していました
これが今回この馬が着外になった原因の8割ぐらいだと思っています
インに閉じ込めれれてから懸命に鞍上が外に出していますがそのロスで今回はゲームセットです。この馬とまた対戦する機会はすぐ来るでしょうが、間違いなく今回のパフォーマンスより強いので引き続き要警戒ですね


そんな中ブリスタイムは悠々とハナを奪う理想的な展開してだったのですが、なんと残り700メートルぐらいで鞍上が促し始めました

上のブリスタイムだけ見てました。終わったと思いました

700メートルで藤原Jのケツが動いた時点で甘くないか、。とか正直思ってしまってました。ですがブリスタイムは止まりません!
残り500mまでは隣の9番センゴクブショウの手ごたえの方がよく見えたし、残り300mには4番ゴーゴーバースデイが強烈に追い込んで来てます
しかし、それでもブリスタイムは止まらず進み続け残り100mの鞭にも反応する余力もあり最後までハナを譲らず先頭でゴールしました!!

最後まで止まってないの本当凄い
現地民の情熱あふれる歓声も最高でした


素晴らしい動きを見せた能検で走ると確信しウキウキで臨んだ新馬戦は乗り役をバカにして返し馬もごねて行こうとせずに惨敗。
その後も陣営は色々試してくれましたが2コーナーでパカ着いたり、ブリンカー付きのパシュファイヤーを装着しても意味は無く、追い出すと止まろうとするとかいう競走馬として最悪な癖を発揮したりして能力を出してくれず惨敗を繰り返す日々、、、
門別時代は掲示板すら乗れませんでした

そんな癖強馬が笠松転入3連勝で重賞制覇です 
そら脳焼かれますよね
信じ続けて良かったなと心から思います

陣営に感謝

この勝利をもたらしてくれたのは陣営の神采配のお陰です
苦労しながら色々試して下さった小野厩舎の方々
笠松最強ながら受け入れてくれて覚醒させてくれた笹野厩舎
ブリスタイムに調教から乗って能力を引き出してくれた藤原騎手
そして、笠松に移動させる好判断をしたクラブ
関係者様全ての尽力が無ければこの勝利は無かったと思います!感謝しかないです


レースの収穫

今回のブリスタイムのポジ要素をまとめると

・ハナに楽に行ける脚力
・鞍上の扶助に真面目に従っている
・持ち時計2秒更新!
・最後までバテテない

こんなところだと思います

あのブリスタイムが鞍上の扶助に合わせてる事実は震えるぐらい嬉しいですが、個人的にすごいと思うのは最後まで足の回転が変わってない所です
つまりバテテないということなんですが、自分的にまだこの仔はギアを隠し持っているんじゃないかと期待してます
最初から最後まで1馬身近くの差をキープしたままゴールした今回のレースでしたが、もっと強い馬がいてもその分だけペース上げて勝ち切るんじゃないかと夢想するだけのレース内容でした。着差は1馬身だけど完勝と言っていいと思います

勝ち時計


勝ち時計1.30.8は客観的にみると普通です
2歳のこの時期と考えると水準以上で素晴らしいタイムですが、世代1を決めるネクストスター戦と考えると普通です。去年のワラシベチョウジャも1.30.9とほぼ同じようなタイムで古馬の時計的に馬場もほとんど変わらないとみているのワラシベと比較してもほぼ同等のパフォーマンスだと思います

2歳馬なので、この先の成長力でまた勢力図、レベルは大きく変わって来ると思います。が、個人的にブリスタイムの成長力には自信ありますし、現にこの短期間で持ち時計を2秒短縮して底を魅せてない今のブリスタイムは名実ともに現笠松2歳世代トップ層だとの自分は認識してます!

去年中央を勝ち上がった後3歳2月で笠松に来て東海三冠で好成績を残し地方交流重賞を勝ったキャッシュブリッツみたいにここからまた強い転入馬も来ると思いますし、今日走ったライバル達も更なる成長を見せてくると思います。地方馬に出資して楽しい部分の1つが、同世代の馬は何回も何回も対戦する機会が必ずあるので他の子も覚えていって思い入れが出来るところです
センゴクブショウ、リョウマ、オウジ、モモジロー
同世代の子達は個性的な名前が多くて好きです
この先も同地区の馬達で切磋琢磨して笠松を楽しんでいきます!

この先のローテと強大な名古屋馬

次走は笠松1600の準重賞、ジュニアキングを視野に入れると陣営から発表されました
笠松1600はスタート位置が独特で難しいので、スタートから1F目までが鍵になるかなと思っています

笠松の7割は1400
スタートから1コーナーまでの造りが独特


その後のローテは様々な選択肢があり、東海地区で笠松、名古屋の東海地区で様々な重賞レースが行われます。最近東海地区は売り上げ好調でクラシック世代の重賞レースは一着500万以上を基本超えてきます 最高ですね

今後の目標は笠松で開催される賞金1200万円(去年だからまた賞金上がるかも)のネクストスター中日本になると予想しています
その目標から逆算してライデンリーダー記念などの地元重賞に参戦する形になるのかなと
その先はブリスタイムのパフォーマンス次第ですが、東海3冠に参戦できたら最高です!名古屋2000、2100、笠松1900と普段開催されない条件でスタミナ、総合力を求められる闘いになりますが、少なくとも距離延長は全く問題ないと思っているので楽しみにしています

ネクストスター勝ち馬なので、中央交流地方重賞に参戦しても色々恩恵があるんですが、まだこのレベルのパフォーマンスでは太刀打ちできないので、今の時点ではjan〇の参戦はないと私は思っています

名古屋の怪物たち


暫くは東海地区で重賞を戦うことになると思いますが、今の東海地区交流戦の9割名古屋馬が勝ちます
2歳も歳も古馬も名古屋と笠松、金沢では致命的なレベル差があるっていうのが今の状況です(1部トップは除く)
名古屋競馬のレベルはネクストスターが併設されたりする今のダート改革で1番成長したと考えており、個人的に今年の3歳は高知、南関の次に名古屋が来るんじゃないかなというぐらい強いと思っています

その根拠となるレースがこちらです

JRA交流名古屋馬圧勝事件

3歳未勝利のJRA交流で名古屋馬がJRAを圧倒してます。しかも勝ち馬は名古屋では大して結果を挙げている馬ではないです
知ってる人は知ってると思いますが、強くない地区だと9割方馬券内はJRAに独占されます。名古屋も数年前まではそうでした


キャッシュブリッツ買えませんでした

名古屋3冠のラストで地方全国交流になる秋の鞍でも名古屋馬が勝利しました このレースでは門別牝馬の重賞馬ヴィヴィアンエイトや吉田勝巳さん名義のノーザンファーム出身でトップクラスのタイムで大井3連勝中のマスターオブライフがいました。いつも名古屋競馬をやってる人間としては例年ならこのレベルの馬たちが来たら3馬身ぐらいつけて1.2を決められるぐらいの力関係でした。オッズもそう語っています
しかし今年の東海クラシックを戦った猛者たちは例年とは別格の強さで強い門別勢や南関勢を圧倒。2着に笹野厩舎キャッシュブリッツがいるのは心図良いですが結局勝ったのは名古屋馬です
まだ認識は余りされてないですが、名古屋勢は地方の中でも上位クラスだと確信してます

下の記事は1年前のものですが、ここからこの記録を止めるのにさらに半年かかったはずです、、自分の記憶が正しければ

クリスタライズも何回も名古屋の馬に挑んで2着や着外を経験しています
その後F代表たちと名古屋勢強いっすね、、って喋るのがお決まりのパターンでした
去年の笠松開催のクラシック世代戦もことごとく名古屋、角田厩舎の馬にやられています。あの厩舎だけで4つ取られました
これが現実的な笠松の立ち位置です。ブリスタイムでこれを変えたい

これからブリスタイムは地元勢だけではなく名古屋勢との闘いに入ります
去年キャッシュブリッツが止めるまで全負だった名古屋との東海交流戦、、
そんな強大な壁をわれらがブリスタイムに打ち破ってほしいです!それがかなえば全国地方交流やJ重賞でも戦える。そう自分は考えます
東海代表はもうその段階まで来てると思ってます


まとめ

今回お伝えしたかった事をまとめると

・ネクストスター勝ったぞ!うおおおおおお
・勝ち時計短縮と鞍上と人馬一体になった成長に震えた
・名古屋馬は東海の覇者
・ブリスタイムはまだまだ強くなる

こんな感じです
改めてネクストスターで勝った事実は最高です
この1週間で100回以上レース見直す事になると思います笑
今までの門別の苦労とかを思い出すとまた、格別なんですよね!もう本当嬉しい
本当はもっと東海クラシックの深堀りは出来るんですが、勝利の余韻に浸ってる今の自分には無理でした笑 ここら辺はブリスタイムが東海の強者と対戦する時に書こうと思います!次のネクストスター名古屋を当事者意識で見れるのは本当楽しい

この一戦で馬代金は回収してますし、ここから先は相手がどれだけ強大でも楽しんで挑んでいきたい
馬名の通り最高の幸せと時間でした。また、そんな時間を過ごせたら幸せです
ありがとうブリスタイム


最後までご覧いただきありがとうございました

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