YGG2次募集 回収率的おすすめ馬
シザリガーです 今回はYGG2次募集馬の回収率的おすすめ馬を紹介していきます
今回のYGG2次募集はドラフト制ということで、楽しそうなシステムでワクワクしてます
個人的に少なくともドラフト1位(最初に指名する馬)の抽選は流石にないと思ってるのですがどうでしょう?もしこのやり方で最初から抽選が頻発するようならYGGさんも大手クラブのように出資票の読みあいとかが始まるんですかね
まあ、まだ大丈夫っしょ(震)
改めて自分の出資基準は「出資馬が募集価格100%以上を回収する」です
出資理由は馬それぞれですが、募集額に合わせて目標を定めて足りると判断した馬のみ出資します
例→1000万円募集なら勝ち上がり、5000万ならOP勝ち以上1億なら重賞馬
基本スタイルは血統(牝系最優先)でポテンシャル判断をしてそこから馬体、歩様、厩舎等で減点加点を繰り返し総合的に決めるスタイルです
このnoteはこのスタイルで自分なりに厳選してこれだと思った馬の紹介をします
今回の2次募集でおすすめする馬は1頭のみです
気になる馬は数頭いますが、先行で即出資したい馬は一頭でした!他の子は様子見も出来るかもですし
自分みたいな予算が限られている零細一口勢は厳選に厳選を重ねて回収率を重視しないとその後苦労するので、いつも出資前までは辛く見て出資するか判断します
YGGさんのようなコスパ抜群のクラブでも結局は勝ち上がるだけの能力がないと回収率的には厳しくなりますし、本当の総合収支を求めるなら2.3勝クラレベルの能力を求める必要があります
今回紹介する子はOP馬になれる素質があると思って出資しました
まあ、出資したらそんな目標はあまり考えずにただ応援するだけなんですが、その分出資前にこうして分析して納得するだけの根拠を持って出資するのが自分のやり方です
その根拠をこれから書くので見ていただけると嬉しいです!
コマノスクアーロ2023
基本情報 牝 父ダノンスマッシュ 母父ゼンノロブロイ 育成森本ステーブル
栗東 西園翔厩舎所属予定
募集価格1320万 1口33000円
推奨理由
母の繁殖能力と未知の種馬
超ざっくりでこんな感じです
牝系から見るスタイルの自分的に今回の2次募集馬の中でこの仔の母の繁殖成績は1番だと考えており
その優秀な母から父に新種牡馬ダノンスマッシュを迎えて生まれたこの馬の魅力を語っていきたいと思います
コマノスクアーロの繁殖実績
先程も申し上げた通り、単純な母の繁殖実績だとこの馬が抜けていると考えています
代表産駒メイドイットマムは南関牝馬クラシックの頂点の一角だった馬で獲得賞金8千万超。その他の産駒も5/7で勝ち上がっており堅実です
何より、個人的に気に入っているのは勝ち上がり率が平均より低い種馬が多い中でこれだけの結果を出しているという点です(AEI/CPIの結果論での話なのでこの種馬はしょぼいとかいうつもりはないです)
メイドイットマムはノヴェリスト牝馬最多賞金の産駒なんですが、シンプルにノヴェリスト牝馬で砂厚が深く馬場が重い地方ダートバチバチに走るとかちょっと考えられないぐらいすごいです、。中央芝G3クイーンCでも上がり2位だった時もこの馬のすごさ感じました
なんでコマノスクアーロの子が1声600万円で落札されたのかわかりません(笑)
代表はマジシャンなんか?
新種牡馬ダノンスマッシュはどうなのか
ダノン系種牡馬が最近増えすぎてこのダノンどんな馬だっけ?って現象起こりませんか?
この気持ち共感してくれる方募集中です
ダノンスマッシュはロードカナロアと2代続けて香港スプリントを連覇したスーパー短距離ホースです
香港短距離勢の強さを考えたらとんでもない偉業だと思います。最近の流れを見ると特に
この馬は2歳からOPを勝っていますが全盛期は5歳冬〜6歳春の香港スプリントと高松宮記念を連勝したパフォーマンスかなと自分は考えています
(5歳秋のスプリンターズSもグランアレグリアねえさまのありえん末脚が無ければ勝ってたので実質短距離G13連勝と言ってもいいと思ってる)
普通に好んで付けたいレベルの素晴らしい現役成績だと自分は感じます!最近流行りのビックアーサーやタワーオブロンドンと遜色ない繁殖成績を出すのではないかと考えていますし、現役実績的にはそれ以上の繁殖成績でも不思議はないです
血統を見ると少しアメリカ色が強い種牡馬で、父ロードカナロアよりも多少ダートによる馬が出やすいのかな?と想像します
この現役成績と血を見ると短距離種牡馬と決めつけてレベルだと思います!と思ってたんですが、、
スピード遺伝子TT型の謎
YGGのデジタルカタログ見て仰天しました。何故TTなんやと
母コマノスクアーロは芝1200mで勝ち鞍を上げており、ダノンスマッシュも芝1200〜1400の馬です
その配合で何故TT?と思ったので自分なりに考察してみました
ダノンスマッシュがCTでコマノスクアーロがCTorTT
これは確定した事実です
何故確定と言えるかというと
•遺伝型TTは両親どちらにもTが入ってないと成立しない
•ダノンスマッシュの父ロードカナロアはCCなので子のダノンスマッシュはCが入る=CT確定
•コマノスクアーロはTは確定でCTかTTのどちらか
こんな感じです
スピード遺伝子についての詳細はこちらを参考に調べました
https://sg-test.lrc.or.jp/sg.php

このスピード遺伝子は本当に奥深くて、ダノンスマッシュは父はもちろん母系や母の産駒から見てもCCだと思ってたのですが結果違いました
母方のTはどこから引っ張ってきたのかなと思うんですが、自分は母系の母父ゼンノロブロイか母系に潜むアメリカ血統どれかじゃないのかなと推測します
今のアメリカ競馬って筋肉ムキムキマッチョマンの集まりのイメージある方多いと思うんですけど、自分の中では2.30年前のアメリカ血統はTの遺伝子が入っている馬が多いイメージなんですよね。実はサンデーもT持ちなんですよ
もし母系からTを引っ張ってきたのならこの遺伝子結果はポジティブに見ていいと自分は感じています
ノヴェリスト、エイシンフッシュ産駒等正直スピードが足らなくなりがちの産駒で活躍している母の産駒なら、TTでもスピード上位になってもおかしくないと思ってます
TTでも短距離で活躍する馬は存在するらしいので、TTだから中、長距離でしか走らないってわけじゃないんですが、データ的には結構露骨に中長距離、晩成傾向にはあるみたいです
まあ、かのディープインパクトもTTなので、能力にそこまで影響を与えるって事はないと思いますが非常に興味深い結果でした
適性と将来のビジョン
これほどどこに適性があるのか読めない馬は珍しいと思っていて血的には両親ともに芝、ダート両方とも適性のある馬を輩出すると思ってます
馬体的には自信ないですが軽さや遺伝子筋力的に芝の方がいいんかなとも思います(専門外ですが)
距離も血と遺伝子が矛盾している(その言い回しが矛盾してねえか?)ので全く読めないのですが、遺伝子型の胸前の深さを見ると短距離しか走れないってことは無いと強く感じています
母系が強く出ていると仮定するならば2000~2400が最適性でもおかしくないと思っています。最高のパターンは1200で走れる脚力があるのに距離も大丈夫ってパターンですね!アーモンドアイになれます
まあここら辺は夢みたいな妄想ですが、デビュー前なんで許してください
もし、母父ゼンノロブロイや2代以上さかのぼったものが出でいるなら2000~2400も現実的に走れると私は考えています
例えば活躍馬のほとんどが1200~1600のグレーターロンドン産駒ナイトインロンドンさんとかはどう見ても母父メジロマックイーンが出ています
そういう産駒もいるので、この馬の両親だけ見て短距離の馬と断言するのは早いかなと自分は思っています。多分少数派ですが(笑)
この血統でオークス走ったら痛快ですよね!オークス大好き人間の自分としてはオークスまで駒を進めてくれないかなとすごく期待してます
まとめ
今回強調したい要素を纏めると
・魅力的な母の繁殖成績
・新種牡馬ダノンスマッシュは投資する価値あり
・適正はわかりません
・血と配合的に能力はOP級だと思って出資する
・栗東、西園翔太厩舎も成績優秀
こんな感じです
この記事で言及してなかったですが、西園厩舎もまだ開業2年目ですが、複勝率約25%の成績を残しています
新規開業厩舎の中では高水準な数字だと私はとらえています
しかも、別のYGG管理馬で素晴らしい外厩チャンピオンヒルズを使用していたので、本馬もチャンピオンヒルズを使える物だと期待してます!
YGG3歳世代では中央、地方含めとんでもなく楽しませて貰ってますし、出資馬4頭すべて募集額100%を超えてお財布にも相当優しくいい思いをさせてもらいました
その時の感謝を忘れず、2023年度産でもいい思いをさせてくれと贅沢にも願っています
また時間できたら復習と当時の考えを言語化して残すという意味で2次募集馬の簡単な所感をまとめたnoteを作ろうかなと思います
YGG2時募集は面白い馬多いなと感じてるんでよかったら覗いてください
最後まで見ていただきありがとうございました!