2024DMMバヌーシー 回収率的おすすめ馬 2

シザリガーです
今回はDMMバヌーシー2024年度一時募集馬の回収率的オススメ馬を紹介していきます

この記事は一応2024DMMバヌーシー 回収率的おすすめ馬  | 記事編集 | note の続きになります
見なくても関係ないですが、この記事が良かったら見てってもらえると嬉しいです!

今回紹介する馬はXのTLを見てると1番人気になるかもしれない気配です
この馬を魅力に感じる方は多いと思いますが、かなり深堀して自分なりに言語化してみました


ランプフィーバー2023

基本情報 父クリソベリル 母父Ghostzapper
生産育成 ノーザンファーム 栗東茶木厩舎
馬体重432kg(06/23)  体高154.5cm(06/23)
胸囲175.0cm(06/23)  管囲21.0cm(06/23)
募集額1800万円 一口9000円

推奨理由

コスパとダート牝馬の可能性です
まず、前提としてこの値段でNF産駒に出資できる機会は今後より限られると思います。NF系の馬価格インフレ激しいんで
そんなお買い得価格ももちろん魅力ですが、血統的魅力や層の薄いダート牝馬路線を狙い撃ちできる点も推奨理由の1つです。能力がないとコスパもくそもないですからね

なぜこんなに安いのか


まず、この馬がなぜこの価格で募集されるのかを深堀していきます
この仔は社台系主催のミックスセールで1500万(税抜き)で落札されました。リサーブが1200万円だったので、あまり競らずに落札できています
そもそもミックスセールが社台系主催のセリの割にあまり活発ではなかったんですが、その中でも動きが薄かったのが本馬です

理由はシンプルに(NF主催のセリでダート牝馬は需要がない)これに尽きると思います
シャンパンポップをおすすめした記事に(セレクトセールはダート馬の需要が薄いからお得)と書きましたが、その傾向は残念ながら去年まで。フォーエヴァーヤングが超活躍したことで今年のセレクトセールはダート馬でも平気で億越え連発してました

ミックスセールもサトノカルバナルが大物の勝ち方をしていたり活躍馬が出つつあるので今年は億越え連発すると思いますし、セリが活発化して1000万円台で購入できる馬もほとんどなくなると思います
そんな中低価格で購入できたこの馬は先物買いに成功したシンプルなお得物件だと思ってます!

賢い買い物は旬が来る前の先物買いだと証明する成績を期待してます

クリソベリル産駒の可能性

低額落札の理由が先物買いと書きましたが、もう1つ先物買いの要素があります。父が新種牡馬クリソベリルという点です

個人的にクリソベリル産駒で評価できる点を纏めると
・シンプルに強い現役成績
・祖母キャサリーンパーの牝系は活躍馬多数
・新種牡馬で過小評価の可能性

大雑把に表記するとこんな感じです

現役成績は11戦9勝。素晴らしいの一言です
特に3歳でチャンピョンズカップを制したことは偉業だと考えています。ダートは3歳で古馬を破るのは難しいと思うので特にですね
母系の優秀差も際立っており、祖母の直系ラインから、アロンダイト、クリソベリル、マリアライト等のG1馬が出てるのは単純に凄いです
名牝から派生した種牡馬は活躍しやすい傾向があると思っているのでクリソベリルにも期待してます!

新種牡馬もまたギャンブルだと思っていて、実際の価値から一番乖離する時期なので買い時でもあり、様子見すべき時でもあります
クリソベリルが産駒成績的にも、血統的にも分のいいギャンブルできる種牡馬だと思っているので、自分は高騰するまで積極的に出資していきたいです

牝系考察

母ランプフィーバーは中央1勝
この仔は3番子でデビュー済みの初年度産駒はハービンジャーをつけて未勝利でした
ここまでは推せる要素ないのですが、特筆すべきは全姉コンテスティッドが素晴らしい繁殖牝馬で、重賞馬ギベオン等コンスタントに活躍馬を送り出している事です(ただ活躍馬全てが父ディープなのは考慮した方がいい)
母父ゴールトザッパーはアメリカで11戦9勝で2004年エクリプス年度代表馬。現役成績は申し分ない馬で、ブルードメアサイアーでも日本に馴染み深いドレフォンやジャスティファイを排出してます

この血統にクリソベリルを配合するとどうなるのか?まだ全くの未知数なので想像しかできないですが、適性がダートに偏るのは想像できます
正直牝系で推せるほどじゃない気もしますが、募集額1800万円と考えれば悪くなく、可能性がある血統背景だと思います。ハマれば凄い活躍馬になっても不思議ないです
初年度産駒の不振はダート繁殖にハービンジャーを付けてしまったと考えるなら参考外かなと。それより全姉の繁殖成績がポジれるいい所を見てあげたいと私は考えます

手薄な牝馬ダート路線

この馬の適正はダート1200m~1800mかなと予想します
ダート牝馬路線は能力的に日本で一番手薄かなと感じる場所なので、その路線で突出したパフォーマンスを見せられればすごく稼げる馬になると思います!
オープンまで行けばやりたい放題なのも魅力で、最近でいえばテリオスベルやアーデルアストレアみたいに地方ダート重賞の常連になればやりたい放題です。距離も1600m~1800で大体収まるんで、能力があれば安定して好走できます

まあ、この路線はひと握りのスーパーホースしか縁がないんですが、現実的に牝馬は稼ぎやすい事実があって、レベルの下がる牝限未勝利や牝牝馬1.2勝クラスに出走できたり、内国産牝馬奨励賞というものがあって通常の内国産奨励賞に追加で賞金が加算されたりします

太っ腹


父譲りの管囲

この馬の強みの1つは馬格の大きさだと考えていて、この要素はダート牝馬に必須です。牝馬で軽量の馬はダートにおいて基本淘汰される事実があります
更に素晴らしい点は1歳6月時点で 管囲21.0cmある所です!
父クリソベリルは募集時管囲22.2cmある異端児で、群を抜いて大きかったんですが、その血を引き継いでいるのは好感しかない。フレームも大きいので、デビュー時500kg前後になるんじゃないでしょうか?この馬格は才能だと思います

正直狙ってダート牝馬を産みたいと思う生産者は少ないと思います(社台系は特に)なのでコスパを狙うなら芝に比べると競争が少ないダート路線がいいと確信してます!
(ダート三冠新設や地方の賞金アップの流れで数年後には勢力図が変わってくるかもしれません)

大物の活躍舞台が用意されながら、それ以外の走る場所も多く用意されている。そんなダート牝馬路線を狙い撃ちする戦略はアリだと考えています

厩舎考察

栗東茶木厩舎は今5年目で新規気鋭の調教師
今年はキャリアハイのペースで勝ちを積み上げていて、勢いを感じます
代表馬ライトバックには何回も悔しい思いをさせられました。次は勝つ
個人の感情は無視しても、キズナ産駒箱推し勢としてデビューからライトバックは注目していましたが、あの凄く難しい馬をクラシック馬券内に導いてるのを見て素晴らしい腕を感じました

DMM所属馬の管理方法やコメントをみても具体的で納得感の高い説明をしてくださっている印象で、個人的に好感度が高い調教師です
3歳世代DMM回収率1番手ベルウェザーもこの厩舎です

騎手傾向は特に主戦と呼べる騎手はいませんが、データ的に若い栗東の騎手を好む傾向を感じます
伸び盛りの調教師さんで個人的に不安材料はありません!数も使ってくれる所も印象いいです
成績以上に印象がいい厩舎だと感じています

まとめ

この記事でお伝えしたかった事を纏めると

・(落札額が安いのは需要とミックスセール黎明期の問題)
・ クリソベリル産駒は先物買いする価値アリ
・ ダート牝馬はライバルが少なくねらい目
・ NF馬を1800万で持てる機会はDMMではもうないかも

こんな感じですね
値段が安いのも理由があり、それが能力に直結しているわけではないと自分は考えています

当然出資したいんですが、1つ大問題があってキャッシュバックが安くなってしまうことです、、、
DMM2次募集でもセリから目を付けている馬がいるので理想は2次まで待ってキャッシュバック抜きで出資することなんですがそれは可能なんでしょうか??無理そうなんすよね、、。(白目)
みんな同じこと考えてるからいける説ないすかね?
コスパを意識せざる追えないマネーしか持ってのがつらいです(笑)馬券で稼ぐしかない
オチがこんな駄文ですいません、。

最後までご覧いただきありがとうございました!


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