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最近の話1 中古PCに想う-昔の出費が返ってくる-

私の知り合いに、元PCの修理屋だった男がいた。
都内のある公園で一時期一緒に仕事をしたのだが、ある時、その知人から中古のノートPCを五千円で譲り受けた。

ノートPCのディスプレイに黒い大きな点が出て、修理の依頼を受けた品らしい。

知人は、それはマザーボードに原因があるとして、持参人に修理不能を告げたという。
結果、廃棄処分されたPCを、私が譲り受けることになった。

ディスプレイがダメになったとしても、外付けでディスプレイを付ければ、いくらでも対処できます。持ち運びはできないけれど、デスクトップPCのようにして使えばいいのですから。

譲り受けた当時は、Windows7のOSがインストールされていたのですが、それをWindows10にバージョンアップさせた。

ストレージはHDD(ハードディスク)だったので、それをSSDに換装し、メモリは4GBを8GBに増やしたので、いくらかの支出はあったが、今はこのPCをメインに使い、いろいろな作業をしています。
noteもXも大体はこのPCからアップしています。

とりあえず、何不自由なく使えるデスクトップ型PCに様変わりしました。自宅に他にもPCはあるが、今はこの元ノートPCを大変便利に使わせていただいています。

Windows95が出ていた頃、私は秋葉原の電気屋で、三十万円以上も出して、PCを買いました。タワー型本体とディスプレイの他にスピーカーも付いてのセット価額です。

今では信じられないくらいの低スペックで、当時三十数万円もよく出したな~と思いますが、とにかく新しいPCが欲しくて買ったのでした。

そのPCは二年くらいして、ハードディスクが徐々にボロボロと壊れて、使えなくなり、結局廃棄をしました。
当時はPCのことはよくわかりませんでしたので、ハードディスクが壊れたので、もう使えない品と判断し、廃棄処分としたのでした。
たった二年で三十数万円ですから、この時は元は取れませんでした。

その後、大手家電量販店で、展示品PCを十万円くらい出して購入しました。
そのPCは、WindowsXPで、何とか十年くらいはもってくれました。
私はそのPCを使って、WordとExcelを習得し、とにかく様々な文章を入力し、結果として文章修行にもなっていたので、損はなかったと思います。

その後、知人から中古のノートPCを五千円で譲り受けることとなり、今ではそれがメインとなって使っています。

もっとも、メモリを増設したり、ストレージをSSDに変えたりと、その後の出費はありましたが、以前に三十数万円で買ったPCと比べて、こんなにも長期間、便利に、重宝に使用できていて、本当にありがたい限りです。
十分元は取れています。

考えてみると、昔の出費も「あとになり、こういう形で返ってくるものなのか~」という思いがいたします。
壊れなければ、Windows10のサポートが切れるまで使い続けたい。

例え中古の品であっても、使い慣れれば、自分の宝物ともなるものです。


水元公園で撮ったゴイサギ

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