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最近の話14 ロングのダンプが曲がり切れなかった件 事前確認の大切さ (648文字)

私は朝、バスで通勤の折、いつも左側の一番前の席に座ることが多いのですが、先日、先方を走っていたちょっとロングなダンプが右折しようと、右にハンドルを切っているところを見ていました。

ただそこは、あまり道幅も広くはないところで、ちょっとロングなダンプは上手く曲がり切れずに往生し、何度も切り返しをしていました。

そうしたら、ダンプから助手席に乗っていた男が降りてきて車体の後ろに周り、道幅を確認し、通れるかどうかを見定めていました。

右折を試みてから三分くらい経ったでしょうか、その男は結局、曲がり切れないと判断したようで、運転手にバックして戻るよう指示したのでした。

私は通勤の最中なので、こんな所で足止めされていることに少々苛ついていましたが、私が乗るバスの運転手も同様の心境であったでしょう。

結局、そのダンプはバックして元の道に戻り、直進して過ぎていきましたが、ロングなダンプなら、あらかじめ出発前に、通る道すじを確認すべきであろうと思うのです。

たいていのダンプの運転手はそうすると思うのですが、そのときの運転手はそうではなかったようです。

「どこを通り、どこを曲がって」という計画がなく走らせるのは、無謀な話しです。

物事すべて計画通りに進んでいくものではないにせよ、ある程度の計画性、道すじ、詳細、確認といったことは大事なものです。

ちょっとロングなダンプのこの愚行を見て、事前確認の大切さを改めて思いました。

※今回掲載の上の写真は、「photo AC」からダウンロードさせていただいたものです。

ロウバイ

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