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動植物の話24  取り壊されたツバメの巣(517文字)

いつだったか、近所で、家のガレージの上方に作られていたツバメの巣が取り壊されている光景を見かけました。

「家にツバメの巣が作られるのは吉兆で、何かいい事がある」というような話しを以前に聞いたことがあります。

まぁそれは、昔の人のいい習わしで、今の人に通じるものではないのかも知れませんけど、生きもの一般、動植物が好きな私からしたら、何とも可哀想な残念な気持ちにもなります。
この巣で繁殖が行われ、新たな命の誕生を見ることができたかもしれないのに・・・と思うと。

確かに、ハチの巣が玄関先にあったらそれは駆除しますが、無害なツバメの巣なのですから、そのままにしてあげておいたらよかったのにな~などと思ってしまいます。

でも、フンや巣材のワラなどが上から落ちてくることもあるでしょうから、おそらく家主は、その巣を迷惑に思い、取り払ったのでしょう。

まぁ、人それぞれですから、家主が自分の家に作られた巣をどうしようと勝手ですので何とも言えませんけど。

今回の投稿は、賛否両論あるとは思いますが、でも現代日本人、何かしら、だんだんと優しさとか温かさといったものが失われていきやしないか、という懸念が私にはあるのです。

巣材の土をくわえるツバメ(田んぼで撮影)

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