最近の話8 ガスレンジの火がすぐ消える理由
朝食を作ろうと、ガスの火をつけようとしたところ、初めの一瞬だけついて、すぐに火が消えてしまうようになった。
時間をおいて、何度か試してみたが、結果は同じだった。
依然として少しだけ火がついて、すぐに消えてしまう。
よく、火がつく器具の部分に水がかかっていたりする時にも火がつかない状態になるが、今回はそうではなかった。
都市ガスのこのレンジは、もう十年くらい使っているので、そろそろ寿命が来たのかと思った。
ガスの火がつかないのは即刻困るので、近くのホームセンターへ買いに出かけるつもりでいた。
買いに出かける当日、試しに発火の際に使う単一の電池二つを新しい物に変えてみた。
そうしたら何と、いつも一瞬だけついて直ぐに消えていた火が、通常通り、ずっと火がつく状態に戻った。
原因は、電池のバッテリー不足だった。
電池は電子による発火の際だけに必要かと思っていたが、そうではなく、火がついている状態を保つためにも必要だったようです。
十分な電池残量がなかったため、ガスに火がつき続けることができなかったのでした。
新たなガスレンジを買う必要もなくなり、余計な出費をしなくて済んだが、電池が十分ないと、ガスの火が直ぐに消えてしまうことを初めて知りました。
ひとつ勉強になりました。
こういうのは、実際に体験しないとわからないことです。
仕事でも、友人関係でも、趣味の世界でも、どんな事柄でもそうですが、実際に体験しなければわからないことが多いものです。
体験の重要性はどんなところにもあります。
そうでなければ、わからないことがわかりませんから。