ちょっと?の話1 駅のトイレの警報アナウンス(606文字)
数カ月前にあった帰宅途中での出来事です。
ある駅のトイレの個室に入っているときに、
「緊急事態です。緊急事態です」
という大きなアナウンスが突然、トイレ内のスピーカーから聞こえてきました。
そんなこと急にアナウンスされても、個室に入っている身としては困ったものです。
「まだ、すっきりしていないのに、すぐに出ろ!」というのか。
でも、そう言われては、ゆっくりと腰を降ろしているわけにもいかず、適当に切り上げてそそくさと出ることにしました。
何事があったかは知りませんが、本当にびっくりしました。
誰かが緊急時のボタンでも押したのでしようかね。
ただそのアナウンスは、「緊急事態です。緊急事態です」を繰り返すだけで、どうしろこうしろという行動を示してはくれないものでした。
まぁ、あらかじめ録音された音声だから仕方がないのだとは思うが、「今こういう理由でこうだから、こうしてください」
とはっきりと、原因とこれからの行動を示していただきたい。
地震なのか火事なのか、津波が来たのか戦争でも始まったのか、まるでわらない。
緊急事態であるなら「どうしてほしい」とまで言ってくれればいいのに、ずいぶん乱暴なアナウンスです。
何か、不安を煽るだけの中途半端なアナウンスは、止めてほしいものだと思いました。
変な出来事に遭った帰宅時でした。
※今回掲載の上の写真は、「photo AC」からダウンロードさせていただいたものです。