09-渡し船でインド郵便局
郵便局はフォートコチに大きいのがあるらしいので、そっちに行くことにした。
フォートコチに行くには、
渡し船(小さめフェリー)にのって、向こう岸の島に渡る必要がある。
と言っても片道5分ぐらい、運賃はローカルと同じINR20(約35円)だった。安すぎ。
フォートコチ港に着いて、最初に目が合ったリキシャドライバーに郵便局まで運んでもらった。
ちなみに、今日は荷物は送らない。
じゃあなんで来たかというと、
必要なものやパッキング方法が局によって微妙に違ったりするので、事前確認のためである。
(荷物を持って来てから二度手間はダルいやん。)
だいたいインドから国際便を送ろうとすると2回来ることになるので、それ前提の動きをしてみた。偉いなぁ。笑
ちなみに私、インド人との電話が極端に苦手。会って話せば9割以上はわかるんだけど、電話だと2割程しか聞き取れない。
だから直接聞きにきた。
フォートコチ郵便局(メインオフィス)から
日本に荷物を送る場合、
・パスポート本体
・パスポートのコピー
・箱(蓋は閉じないで持ち込む)
が必要。
インドからの輸送は、予め荷物をテイラーで縫ってもらわなきゃいけない(箱を布で包む)場合が多いけど、ここのオフィスでは彼らが梱包までやってくれる。
他の地域に比べると、めちゃくちゃラクだ。
パスポートは予め日本でコピーを用意してきたので、必要なミッションは、箱getだけ。
▶︎インドから荷物を送る可能性がある人はぜひパスポートコピーを日本で準備＆持参してください。コピーはインドでも出来ますが面倒くさいです。Xeroxと書かれたお店に行けばコピー機があります、が、どこにでもあるわけじゃないので持参がおススメです。(パスポート紛失時やいざという時にも便利。)
という訳で、またリキシャ運転手と仲良くなったので笑、箱getに付き合ってもらいました。
近くの商店まで連れて行ってくれたかと思うと
「あそこのbox盗んできていいよ」
って、ちょっと、言い方ww
日本人としてそこまで堂々と盗む自信はなかったので笑、この箱くれんかね？とお店の人に聞いてもらった。
日本でもスーパーとかで山積みしてるような、商品を仕入れるときに出たであろう、なんてことない普通の段ボール箱。でもそれはダメって言われた。
そしたら、奥からインスタントラーメンの空き箱を持ったおっさんが出てきて、
20ルピーって言われたw 金とるんかーい。
元々は買うつもりやったけど、
この段ボールで有料って。
(ドライバーも、笑ってもーてるやんww)
まぁでも、あまりにも「ちょうどいい」サイズの箱だったので、快く購入した。
実はインドではこの「箱get」がけっこう大変だったりする。汚かったり、ペラペラだったり、蓋が閉まらないタイプだったり、意外と見つからないのでラッキー。
これで今日のミッションは完了。久々のコーチンは気持ちいいな。のんびりな空気。
カフェに入って少し休憩しながら研修内容をまとめる。家の周りにはお店がないので、夕飯のテイクアウトもしておく。
インドのコーヒーはカフェインが強いのか
なかなか「効く」感じがする。これでもう少し動けそう。
入口付近に座っていた白人紳士が
じきに雨が降りそうだよ、と教えてくれた。
もう今回の旅、優しい人にしか会ってない。
油断は禁物やけど、有難いな。
外を確認すると、うむ、確かに。
急に空が暗くなってきた。
と、思ったら降り出した！
買ったばかりの段ボールを傘代わりに、
急いで港に向かう。
ちょうど船がでるとこで、
慌ててチケットを買って飛び乗る。
まさにドアが閉まりかけの満員電車に乗り込む感覚で、ギュウギュウの船に無理やり乗る。(ほぼ出港しかけ)
船上で、ハイデラバードから来たインド男子ふたりに
良い傘だね、と話しかけられる。笑
段ボールの傘w
でも、けっこう降ってきたから、
ほんまに丁度あってよかった。
で、無事帰宅。
雨のせいか、夕方(18時前)だからか、
急に蚊がでてきて刺されまくる。
うー！痛いー！そして超絶痒い！！
インドといえば蚊だった、
ハイデラバード経由ですっかり忘れていた。
このシビれる痒さね、この感じね、
うあー！！キッツい！
とインドの蚊の威力を思い出しながら、
同時に1分我慢したら収まってくることも思い出す。
持参した白馬油を塗り込んで、
1時間後には痒みは消えていた。
最初は強烈(私はアレルギーもあって尚更痒みが酷い。) だけど、かかなければ消える。
明日から、夕方の虫除けスプレーは忘れないようにしよう。
18時に帰宅して、すぐに辺りは真っ暗になった。
21時頃までに帰ってね、って言われてたけど、そもそも暗くなったら(ゴア以外は)一人で歩きたくない派。
早速、getした段ボール箱に、今日買った本とハイデラバードで買い付けた商品を全部入れてみる。思ったとおりのシンデレラフィット！！
これは、ドライバーに感謝だな。
ついでにアッパムパンと圧力鍋も買って、もう一箱getしようかなぁ。でも郵便局に持っていくのが大変になるから、ゴアまではスーツケースかな。
21時から、アッパムとイドリーの生地作りが始まった。ホームステイなので、夜も研修がある。
マザーも昼間の情熱クラスでちょっとお疲れの様子。(けど、手を抜かず進めてくれて感謝。)
生ライスを三時間浸水させて、
ココナッツなどの材料と一緒にペーストにして発酵させる。
生地の準備が整った(これから7時間の発酵)ところで、今日の研修が終了。
忘れないうちに、記録をまとめる。
ふぅ、今日も充実。。
有意義だったな。
インプットや経験が濃くて、
昨夜までいたハイデラバードが遠い昔のよう。
かなり時間が凝縮されてるし、
そうなるように完璧な計画を立ててきた(本気でスケジュールを熟考した)。
でも普通は、3倍は日程に余裕をみてほしいです。インドやし、予定がスムーズにいくとは限らんです。
私は2週間しかないので詰め込みmaxな動きをしてるけど、たぶん本来は1〜2ヶ月かけてやるべき内容なので、それをふまえて参考に？してください。観光もぜひしてほしいし、じゃないと勿体無いし、寝不足で倒れますw
特にインドが初めて＆英語に自信がない場合は、こんな動きは絶対無茶があります。
ゆっくり時間をかけて楽しく回ってね。w
あと、スモーカーのための喫煙情報。
コーチンでは、外でタバコを吸っていると警察に怒られます。条例です。
たぶんケララは、アーユルヴェーダとか健康的なイメージで売っている州なので喫煙や飲酒を排除したい様子。
なので、私が気兼ねなく吸えるのはリキシャ。笑
でもなぜか、ステイ先にいるときはそこまで吸いたくならない。ホテルとかなら窓から吸っちゃうかもだけど、マザーの大切にしている家を、なるべく汚したくない。
私の部屋にはバルコニーがなかったので、タバコは玄関の大層な鍵をあけて外に行かないと吸えない。(つまり蚊がいる。)
この環境に行くから、ハイデラバードの空港でライター没収されたんかも！と妙に納得。インド神様の思し召っぽい。
明日からヨガに通うし、
タバコは減らした方がいい。
(既に自然とめちゃ減ってる)
とは言え、苦行はバランスを崩すので厳しくもしすぎない。それぐらいが、インドではちょうどいい。
昔は、veganだったり全てにおいてストイックすぎた。
Take it eazyでえぇねん、今の自分にあった自然体がいちばん難しく大切やから。
▶︎ to be continued...