特訓32局目(左美濃)

24にて負け(先手)

ノーマル三間飛車に対して、初めて純粋な左美濃を採用した気がする。

指してみて感じたのは、引き角に通ずる部分があり、上手くいく未来が見えづらいということだった。

図1

相手の飛車が34~36~66~64と移動している間に竜を作れて余裕だと思ったのだが、評価値的には難しい将棋だったようだ。

図2

ここでは▲33竜△44角▲23竜△36歩▲28銀△55角▲77桂で一局。

本譜は何を思ったか▲48金としてしまい、相手の桂香を拾えなくなってしまった。

図3

「こんなはずでは…」という展開

図4

必敗に

図5

図4から相手が狂い始めた。
ただここでは▲86香と一度力をためてから57馬を狙いたかった。

本譜は単に▲57馬としたため、△56歩から馬の利きを止められてしまった。

図6

ここでの2択はかなり悩んだ。
▲87銀もそこまで悪くないのだが、▲56竜の方が優ったようだ。

図7

ここで時間切れ負け(170手くらい)

正直ここでは相手も発狂してるし、地道に対処していけば200手は確実に超えるだろうが、勝てると思っていた。

ただ、早指し2特有の話なのだが、60秒のうち10秒切っているときはそれはもう30秒将棋と思った方が良い。

本局は残り10秒くらいあるため30秒切れても数秒なら問題ないと思っていたのだが、残り3秒くらいになっていたことに気付いておらず、何が起きたかわからないまま投了図を迎えた。

まあ、負けはしたものの、久しぶりに長い将棋を指せたことに満足している。

どうせ負けるならこんな感じが良いと再認識できるような将棋だった。


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