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9月17日　高円寺の蟹ブックスで買い物し、また同人誌を作りたくなる

siyucco（しゅうこせんせい）

高円寺の「蟹ブックス」に、漫画家スケラッコさんの展示を見に行く。展示だけ見るつもりだったけれど、スケラッコさんとお母様（ねこざさん）との共著の旅行記レポ同人誌に興味をそそられたので何冊か入手。ついでに蟹ブックスのZINE「かにカニCLUB」も買う。

蟹ブックス然り、高円寺には個性豊かな小さめ本屋が複数あるのが好きだ。文化の強い力、草の根的な”人”由来の力は小さい箱に宿ると感じることがある。本屋もそうだし、雑貨屋さんやライブハウス、バーや居酒屋、映画館も小さいところに溜まるあの雰囲気がいいな、と思う。
いい、というか、憧れることもある。嫉妬なのかもしれない。自分は何も作れてないから。
そんで高円寺にどっぷり浸かりきることもできず、自分はおハイソもいけるんですみたいな顔しちゃって、中途半端もいいところだ。自分のそういうところが嫌いだ。

スケラッコさんの本は、食べ物系のコミックエッセイ（しょうゆさしの食いしん本シリーズ）が本棚にある。スケラッコさんの画風、シンプルに見えて食べ物がとても美味しそうで、登場するお店全部に行きたくなるし、全部のレシピを試したくなる。何度も繰り返し読んでいて、ページを開くと落ち着く。今日展示を見に行けてよかったな。

自分も同人誌をまた書きたいなぁと思った。また、というものの、かつて書いていたのはゴリッゴリの二次創作なので、今書きたいのとはまったくジャンル違いだけども……。同人誌というか、ZINEというか、なんか作りたいな。
そしたら自分の高円寺へのほのかな嫉妬心も昇華されるかしら。

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