針穴から覗く世界は逆像となり、善は悪となり、悪は善となるのだろうか?
穴が好きだ!
誰が何と言おうと穴が好きだ!!
穴の向こうはどうなっているのか?
行き止まりなのか?
それとも、どこかにつながっているのか?
とてもミステリアスな存在である。
そしてエロティシズムさえ感じる。
穴・・・何とも魅惑的な存在である。
「穴があったら入りたい」
恥じらいを表現した素晴らしいことわざだと思う。
「穴があったら入れたい」
思春期の男性の気持ちを表した素晴らしい言葉だと思う。
人間は皆、穴から生まれ出て、最後は墓穴に入るのである。
そして男の大半は愛する女性の穴に吸い込まれたい生き物なのである。
穴・・・とても偉大なものである。
俺自身はというと「穴があったら撮りたい」派である。
カメラ自体も元々はカメラ・オブスクラというピンホールカメラが写真の歴史上とても重要なものである。
穴馬を当てる、穴場を見つける、大穴を狙う、風穴を開ける、お前の目は節穴だ、墓穴を掘る・・・
穴という字が入った言葉もたくさんあるが、どれもちょっと気になる様な言葉である。
穴はなぜそこにあるのか?
未読ではあるが、以前「ドーナツを穴だけ残して食べる方法」という本が話題になった事があるが、俺はドーナツを食べたら穴が拡がるものだと考えている。
世の中すべてが穴だらけになるのだと。
そう、この世の中は穴の開いた欠陥だらけの世界なのだから・・・
あなたは穴があったら覗きますか?覗きませんか?