やがて至るウリセン

このようなツイートが流れてきた

いい例えだな。寿司を提供する者が寿司職人である必要性は、もはや存在しない。寿司職人は寿司にとって必要条件ではなく、付加価値に過ぎない わかるか?これが将来起こることだ

https://x.com/STEALBER/status/1853001988222406659

私はこれを見てある一つの動画と単語を思い出した
その動画とは第二次ファシンテルン下北沢支部さんが作成した「【未来拓也】 自動化時代のウリセンプロレタリアート」である
動画では、何もかもが自動化する未来において人類は「人間がやった」という事を付加価値とし、それをつける労働が殆どをしめる
という事が語られている

いい加減、この「人間性を売る仕事」に名前を付けましょう。
それは<ウリセン>です。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm41562964

漫画も音楽も小説も、あらゆる娯楽は自動化される運命にある
GPT-4oは小説も書いてくれるのだが、小説のクオリティは書籍化しているなろう作家(そもそも勉強も何もないなろう作品のクオリティが低いのは当然だが)と同等かもしれない
短編のホラー小説を書いてみてなろうで作品を書いている人も凄いとは思ったが

これが十数年もしたらAIが漫画を描くことなるだろう
それはメカ手塚治虫かもしれないし、メカ鳥山明かもしれないし、メカ芥見下々かもしれない

音楽だったら米津玄師か
まずメカ米津はパソコンのスペックを上げるだけで音楽を作成する速度を上げれるだろうし、良い音楽だったり新しいジャンルの音楽だったりもプログラムをいじるだけで作れるようになるだろう
となると米津は自分と同じ技量と癖と歌唱力と文章力を持ちながら、なおかつ音楽を爆速で作成するというモンスターと闘わなくてはいけなくなる

このようにして娯楽は自動化を辿る
ならば娯楽を作成するクリエイターはどうすればいいのか?
それは身なりを整えて、全員イケメンになり、握手会を開き、バンバンしゃべることである
曲の上手い下手、漫画の面白さ、これらが自動化されるのであればもはやクリエイターは必要不可欠ではない
そういう時代のクリエイターは人間性を売るウリセンになるしかないのだ

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