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これから始まる新しく優しい時代の生き方

人は、自分自身にくつろいでのびのびと生きることができるようになったとき、幸せを感じることができるようになる。

こういった幸せを感じることができるようになると、喜びが自然と湧き上がり意欲を持って物事に取り組めるようになっていく。

意欲は、生きる喜びによってうまれるものであり、そういった意欲が自分の人生を前に進ませることになる。

そうなるためにも、人は最初に幸せを感じることが大切なのだと思う。

こういったことから、生きるということをできるだけ早い段階で肯定できるようになると、人生そのものを意欲を持って生きていけるようになるだろう。

そこで、これから訪れるであろう新しく優しい世界では、子どもたちに最初に教えることが、「生きることは楽しいことであり、楽しさの中で生きることができれば、自分自身の可能性を拡大させていくことができるようになる」ということになるのではないかと思う。

子どもが持っている目の輝きを失うことなく、むしろその輝きをより一層、増していけるように、大人が後押しをするような社会を生み出すことが理想的だ。

そして、そういった社会を生み出していくためには、まずは大人自身が生きることを楽しんで、のびのびと自分を生きなければならない。

大人が楽しんで生きている姿が、子どもにとっての希望となることだろう。

だからこそ、我々は「いまここ」という貴重な瞬間を、しっかりと堪能して生きていかなければならない。

ではどうすれば、自分自身にくつろいでのびのびと生きていけるようになるのだろうか。

その方法のひとつとして、自分の中の童心を取り戻すということが上げられる。

子どもの頃のように、どんなことにでも夢中になって生きることができれば、自分自身をのびのびとさせることができるようになるだろう。

誰もが、そういった幼い頃の記憶を持っている。

そういった原風景を思い出して生きていく。

たとえば、幼い子どもが絵を描くとき、そこに上手い下手は存在しない。

彼らはただ絵を描くということだけを楽しんでいて、そこに評価は存在していない。

そういった純粋な童心の状態になって、今を楽しんで生きていけるようになると人は喜びで生きていけるようになる。

嬉々とした喜びの状態にあるとき、人は幸せを感じられるようになる。

しかも、そういった喜びの感情を発することができるようになると、それが強力な磁石となって、新たな喜びを引き寄せることになるだろう。

自ら発せられる喜びという感情が、新しい可能性を開く力となる。

周りの評価を気にすることなく、子どものようにただただ夢中になって喜びの中で生きていくことができれば、それだけで幸せを感じられるようになり、そういった幸せを感じて生きていくことができれば、内に秘めた自分の可能性を開花させることになる。

大切なのは、結果ではない。

注力するのは喜びの波動を出すことであり、そういった喜びの波動を出し続けることが「新たな喜び」を生みだしていく。

喜びを原因にして生きることができれば、どんな結果が来てもそれは喜びとなる。

想定外の喜びが起こるとき、人は生きることの素晴らしさを実感することになり、それが「新たな喜び」になることだろう。

喜びは、原因と結果が直結しなくてもいい。

今していることが、全く別な喜びを引き寄せることだってあるのだ。

今という瞬間を喜びの中で過ごしていけるようになれば、自分では予想できないような引き寄せを起こすことになる。

そういった予想外の出来事が、人生を輝かせることだろう。

大切なのは、幼い子どものように一瞬一瞬を喜びで生きることであり、常に高い波動を出し続けること。

幼い子どものように、今この瞬間を楽しんで生きることができるようになったとき、人生が思わぬ展開で動き出す。

そういった喜びの総体が、自分では予想できないような出来事を生みだしていく。

だからこそ、今この瞬間を生きることが大切になってくる。

もちろん、大人になると楽しめることと、そうでないことが生まれてくるものである。

であるならば、可能な限り自分が夢中になれることを優先して生きていった方がいいだろう。

自分の心が喜ぶことを優先して生きていった方が戦略的だ。

短い時間でもいいので結果を気にすることなく自分が夢中になれることをしていくことが大切になってくる。

そういった喜びの波動が、人生を切り開くパワーとなる。

結果を手放したとき道が開かれる。

何かを引き寄せようとするのではなく、自分自身を喜びで満たすとき自動的にそれに応じた喜びがやってくるから、それを受け取って楽しんで生きていけばいい。

結果を得るために苦しむのは生きることを否定していることであり、生きるという過程そのものを楽しむことが生きるということである。

生きるという過程を楽しむことができれば、実はそれで十分なのだ。

結果はあとからついてくる。

ついてきた結果をその都度、楽しんで生きていけば、ますます生きる過程を楽しむことができるようになるだろう。

これまでは、結果主義の生き方だったかもしれない。

しかし、これからの新しく優しい時代は、過程重視の生き方に変化していく。

人生はすべて過程であり、その過程を楽しむことが人生の意味となる。

もし人生に結果を求めるのであれば、楽しかったか否かということになる。

総体として、楽しかったか否か。

もし楽しかったという結果を望むのであれば、人生という過程そのものを楽しむことか不可欠となる。

幼い子どものように、今この瞬間を楽しんで生きていくことができれば、人生そのものを楽しむことができるだろう。

今、この瞬間を楽しむことができたとき、人は自分自身にくつろいでのびのびと生きることができるようになるだろう。

それが、これから始まる新しく優しい時代の生き方になる。

そういった生き方を、新しい時代の人たちに伝えていくことが我々の役目となる。

若い人たちが、今を楽しんでいる大人に憧れる社会が健康的な社会だ。





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アキタロウ
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