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小脳障害(小脳形成不全)の猫 -ハル- 26 空気の読める漢

第8章 一方、ハルは

ユウナと同時期にハルの尻尾にも炎症が見られる。

抗炎症のお薬を飲ませ、薬が切れた頃に再度病院で診察を受ける。


「あ、これはいわゆる脂性ですね」


・・・え?脂性?!猫が?!(混乱)

※去勢をしていない男の子によくあると言われる
「スタッドテイル」(分泌物過多)の症状でした。


基本的な治療?は該当箇所を洗ってあげるか拭いてあげるか。

ハルはお風呂に入れるとパニックになって大ごとになるので、
こまめに尻尾を拭くことで対応。

この時期はユウナにかかりっきりだったため、
ハルの症状は「よくあること」で済んで本当によかった。


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2016年3月9日 21時ごろ
尻尾を自分の顔の前でパタパタさせておいて、
物凄く迷惑そうな顔をする謎。


ー空気の読める漢 「絶叫祭りの自粛」ー

寝る前にお膝へ抱っこするまでは、
作業だのなんだので何度となくハルの部屋とユウナの部屋を行き来する。

私がハルの近くにおらず、かつ「遊べ」だの何かの要求がある場合は、
定評のある大声」で絶叫祭りが開催される。

ほんと、うるさい。いやまじで。orz


そんなハルが、ユウナの手術が決まったあたりから絶叫を自粛した。

ついうっかり?叫ぶこともあったけど、すぐに鳴き止む。



そしてユウナの手術が終わり、帰宅したその日には

「おねえちゃん帰ってきたし、もういいよね」

とばかりに再開


はや!w

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2016年2月22日19時半ごろ
ハルの手の基本姿勢は「パー」。w


もしかしたらユウナの手術のことで私がナーバスになって雰囲気が変わり、
絶叫しても無駄、と思ったのかも知れない。


ー空気の読める漢 「エールを送る」ー



この時、ハルの声があまりにも煩かったwので、
ユウナが返事したかどうかはわからず。


そもそもハルは、ユウナと顔合わせしたことも忘れてて

「わー!はじめましてー!」

だったのかもしれないwけども、都合よく解釈したい乙女心。


ー空気の読める漢 「ぼくもやる」ー

ユウナの再手術日の事。

ユウナは前日夜から手術に備えての絶食。
そして私も一緒に絶食。

朝には一緒に絶水開始。

ハルはまだ育ち盛り?なので、ご飯は夜にはちゃんと整えてあげていた。


そして朝ー


偶然といえばそれまで。

でもこの頃にはご飯をひっくり返す事がほとんどなかったので、
「もしや」と思ってしまった。



ー空気の読める漢 「体を張って留める」ー

ユウナの再手術の日の夜。

私はオロオロと落ち着かず、
「意味もなく」病院近くのコンビニへ買い出しに行こうか
などと考えていた。


その時のハル。


「そとに でたくば おれを たおしていけ!」

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とばかりに玄関に立ち塞がる。
しかも「それっぽい」いいお顔。w
2016年3月12日 19時ごろ


私が手を下すまでもなく一人で転んだので、
容赦なく外へ出たのは言うまでもありません。w



矢継ぎ早にいろんな事が起こってテンパっていたけれど、
ハルが居てくれたおかげで
「一度平常心に戻す」と言う作業が少しずつ出来るようになった。


ー続ー

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