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小脳障害(小脳形成不全)の猫 -ハル- 07-体重は倍になれども規格外

1章 まずは大きくなろう。話はそこからだ。 ー4ー

乳歯が見えてきたので離乳食に慣れてもらう。
ミルクの合間に、おやつ代わりに少しずつ。

「なんだかよくわからないもの」
を口に突っ込まれたハル(仮)が、モチャモチャ言いながら食べる姿が可愛すぎて。w

お腹の緩さを解消するために一般的な子猫よりも早く?離乳食を始めたものの、メインはミルクなので状況はさほど変わらず。
むしろ、離乳食の固形物が増えたために「出すモノ」が増え、
ちょっと「おちり」が痛々しい感じに・・・。

こちらが手を出す前に、自力で排泄する事が増えるようになってきたけど、いかんせん下手くそ。w

なんでも自分でやりたいお年頃wなのであれば、なおさら早く、お腹の緩さをなんとかしてあげたい。

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2015年5月10日 11時頃撮影
保護当日より100gほど増える。
とはいえまだ300gに満たない。


ーあともうちょっとー

授乳直後はお腹が重いのか、必ずと言っていいほど仰向けになる。w

乳歯が生えてきて歯が痒いのか甘噛みをする事が増え、離乳食もモチャモチャと食べる事を覚え、体重も順調に増えていってる。

あとはお腹の緩さ。

ほんとこれ。これだけ。

ミルクが原因だろうとは思うけど、まだミルクなしで過ごすには早い。
まだ試してないミルクは沢山あるから、どれかは合うはず。

見つかるまでに完全に離乳食に移行できたら、それはそれでいいけども、
離乳食に完全移行ってあとどのぐらいなの?

下りがちな私からすれば、ここまでお腹がゆるいのはかなり辛い。
体力も持っていかれやすい。

脱水にまで至ってないのは幸いだけど、まだ少し予断を許さない気がする。

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2015年5月9日 3時ごろ撮影
お腹の毛の薄さよりも、ツヤツヤ肉球を見てください。w


ー小さすぎて何もかもが規格外ー

お腹の爛れを病院で診てもらい、これをなめ壊さないようにエリザベスカラーをつけてもらう。
もちろん普通のは大きすぎて使えないので、クリアファイルをカットした看護師さんお手製。w

塗り薬も、使う際はかなり薄めて慎重に塗る方針で。
何をするにも「小さすぎる」ことで全てが引っかかる。orz

しかし保護10日経って、体重はおよそ倍に成長。
ハル(仮)も私もよく頑張りました。w

先生から「順次ご飯を移行していきましょう」と言われ、
粉状のものを水分でふやかすタイプの離乳食にプラスして、
「ふやかした子猫用カリカリ」にもチャレンジすることに。

とは言ってもまだ生後3週間程度の子猫。

授乳タイムアタックは、まだしばらく継続。

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2015年5月12日 16時頃撮影
看護師さんお手製の特別エリザベスカラーを装着。
体重が保護時のほぼ倍に。


ご飯の選択肢が増えてきたので、ハル(仮)のお腹の緩さの改善に希望が見えてきた。

気がした。

ー続ー

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